非常に稀有な日帰り旅行 | 3年前のしこうの楽しみ

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おそらく一生に一度だけと思われる体験をしました。
なのでもちろん今回が初めてです。
必要がなければその発想すら浮かばないでしょう。

そのくらい異例のことです。
かといってそこまであり得ないことでもありません。
単純にほとんど考ええないというだけです。

そのきっかけは埼玉県で行われた祖母の告別式にありました。
ちょうど関東に不在の時にぶつかってしまったのです。
滞在地は新千歳空港から車で2時間くらいの場所でした。

そのため参列できないかとも思いました。
ひとまず都合によりお通夜は諦めたのでした。
ただ調べてみるとお葬式の開始に間に合うことが分かりました。

そして3日前でありながらも飛行機の予約を取ることができました。
そんなわけで北海道のカントリーサイドから埼玉の街中へ日帰りで行くことになりました。
もともとフリーにしようとしていた日だったので迷う理由も特にありませんでした。

朝5時に宿泊先を出発して柔らかい朝日を横目に空港へ向かいました。
北海道でこんなに早朝に運転したこともなかったのですがその空気感は魅力的でした。
自分が自然の一部として存在している感覚が刺激されるようだったのです。

もちろんほとんど他の車もいませんでした。
この雰囲気は自分をその地の住人であるかのように錯覚させるようでもありました。
空港に到着して車を駐車場に入れ保安検査場を通過しました。

決まった用事を済ませることしかできない予定なので非常に身軽でした。
鞄も持たず近所のカフェに行く時と同じほぼ手ぶらの状態でした。
いつも荷物は少なめなもののここまで軽装での搭乗は初めてでした。

その影響なのかとても気軽な感覚のフライトになったのでした。
そして羽田から自分の車で斎場に向かったのでした。
大自然に共鳴してしまったのか戻ってきたという意識もなくせわしなく人の多い都会にやってきたと感じつつ関東地方がまだ自然豊かだったイメージが出てきたのは我ながら面白いものでした。

目的であった式は予定通りに進みすぐに帰途につきました。
帰りの便では条件付き飛行でもなかったのに着陸寸前に風に煽られて急上昇ということもありました。
小さな機体でも狭い空港でもない場所ではこれまた初めてでした。

2度目のトライで着陸できなかったら旭川か函館に行くというアナウンスがありましたが、機長の腕なのか丁寧に高度をさげていき何とか成功したのでした。
そこから雨の降る想像以上に真っ暗な道を運転して戻ったのでした。
それだけでなく途中ホワイトアウトするかのような濃霧に見舞われました。

今までどんな山道でもここまで運転が怖いと感じたこともありませんでした。
せっかくなので全てのライトをオフにしてみると本当に何も見えませんでした。
21:30くらいに滞在先に着きましたがなかなかの疲労困憊でした。

とはいえいろいろな意味において貴重な経験の詰まった日となったのでした。

谷 孝祐
2016.5.17 16:34