日常生活の足裏感覚 | 3年前のしこうの楽しみ

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重心の位置を微調整してから半月ほどが経ちました。
もちろんスキーだけでなくその後も意識し続けています。
ここ最近になってそれがやっと定着してきたのでしょうか。

なんとなく以前との違いを感じます。
その中でも特に大きなものが日常生活における足裏感覚です。
以前であれば注意しないと鮮明にはとらえられませんでした。

なんとなく大まかにとらえているという程度でした。
スキーをしている時と比べて格段に鈍感だったということです。
しかし今はそれが自然に認識される印象です。

というより強制的に知覚させられるという様子でしょうか。
結果的にスキーで滑っている時と同等くらいの感じがあります。
これは基本的には望ましい変化でしょう。

毎日が足裏の知覚力を高めるトレーニングになるわけです。
ただこれはどことなく避けたい気がしてしまうくらいの強度であることもあります。
室内ではさすがにそういうことはありませんが屋外では顕著な気がします。

なぜなら刺激が強すぎるのです。
場合によっては青竹踏みをしているような気分にすらなります。
ということでくすぐったいような少し痛いような感覚を味わいながら外を歩くことになります。

今年は冬でも靴下を履く機会が少なかったのですが違った意味でそれが欲しくなる気がします。
地面から伝わる衝撃を緩和するために履きたくなるということです。
普段履いている靴も柔らかくて薄いドライビングシューズなのでなおさらなのでしょう。

前まであれば裸足で感じたであろう刺激が靴を履いているのにあるという実感です。
だからといって靴下を用いたり靴を変えたりしまうと勿体無い気もしてしまいます。
どこかそれは逃げの選択のようにも感じるのです。

今は足裏に刺激を受けるのが必要な時期ということなのでしょうか。
そんなわけで日々耐えながら歩いているわけです。
ところがこのように意識化してみると面白い現象にも感じます。

望ましい状態になれたと認識しつつもそれを避けたい気分が存在しているわけです。
きっと刺激を緩和する方法をとることは後者に従うことになるのでしょう。
そういうわけで今まで通りのスタイルでいく必要があるのかもしれません。

そしてこれが受け入れられた時に本当の意味で新たな状態が定着するような気がします。
なんであれ変化というものは本来このように移行していくようにも感じます。
そうであるならもう少し楽しんで受け取っていこうと思います。

谷 孝祐
2016.4.10 17:29