9月6日(木)に発生した地震で被災された北海道のみなさまには心からお見舞い
申し上げます。
仕事柄、愚生らは大きな地震の情報があった場合、とっさに「どこのガス屋か?
供給状況はどうか?・・・」と反射的に心配します。
そんな折り、ブラックアウトで全域295万戸停電・・・原発に頼りすぎたための人災
等、電力の情報はたくさんありましたが・・・ガスに関する情報は一切無し?・・・ガス
においては社会的評価がまったくされて無いのか?・・・はたまた政策誘導か?・・・
そんなウヤムヤがあり、改めて北海道の家庭用エネルギーの使用件数内訳を調
べますと、都市ガス86万戸(27%)、簡易ガス「LPG集中方式」9.6万戸(3%)、
オール電化19.1万戸(6%)、LPガス129万戸(64%)合計244万戸となってま
す。 (全件数は平成27年度の国勢調査による件数で業務用等は入ってません。
各件数は平成22年(財)LPガス振興センター資料より筆者が類推しました。)
都市ガスは千歳市において震度6-の地震に襲われましたが大きな被害も無く
安定供給を続けられ安堵している次第であります。
オール電化住宅につきましては、安全で維持費が安いとのイメージで採用され
ますが、原発停止等から今後も高い維持費となりますと共に、ガスコンロをSIガス
コンロにしていただけますとIHコンロに勝るとも劣らない「事故防止寄与率」になり
安心いただけます。
今回の地震でも改めて、ガスを引き続きお使いいただけますようお願い申し上
げる次第であります。 拝