678dd0df.jpg一夜明け。
「東京オートサロン」二日目。

今日は土曜日、入場者数も雨模様にも拘らず
昨年を上回る勢い。らしい。
昨日は本当にバテバテだったけど、
勝手が分かってきた今日は、少し余裕も出てきて。
今更誰にも聞くことが出来ないオートサロンの意味、みたいな事を
ぼんやり考え始める。

量産は不可能でも、各メーカーがその技術の粋を結集させてコンセプトカーを作るのは、
それ自体が彼らの夢や理想を体現していて、
且つそれを一般に強くアピール出来るものだからなんだろう。
まぁそんなコンセプトカーも実際は外注らしいけれど。

そう考えて周りを見てみると、中々興味深い。
各ブースは30分おきぐらいにプレゼンテーションをやっているが、
その切り口が時勢を反映していて。

2年前に失墜した三菱自動車は、巻き返しを図るかのように
ド派手な音楽に際どい衣裳のコンパニオンを勢揃いさせ、
カメ小(カメラ小僧)さん方を中心に客寄せに躍起。
やつらに媚びる事を厭わないその姿勢は逆に悲壮感さえ漂う。

成長著しい日産自動車は、コンパニオンはかなり控えめ。
プレゼンテーションの時間には専門家を招いてパネルディスカッションを始める。
かなり硬派。客に一切媚びない。相当な自信。
その姿勢に逆に本物の(自動車を見に来た)お客さんに受けている感じ。

トヨタは業界一位の貫禄か、当たり障りのない、優等生なプレゼン。
適度にカメ小サービスを織り交ぜつつ、無難な感じに纏めている。
「オートサロンは別に本気出しませんよ」みたいな空気。
やはりモーターショーメインで考えているんだろうか。

そんなこんなで、接客しつつ車ピカピカしつつ、
自分も結構楽しみながら二日目終了。
人の多さにはさすがに疲れたけど。

写真はうちのブースに飾られてた二輪車。
これ一台で300万だとか。
他の四輪車に至ってはもう、家が建ちます。間違いなく。

明日で最終日。
慣れたとはいえ、終わるのが待ち遠しいのは、やはりその激務のためか。
ラスト一日、頑張ります。 

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