新事業年度のスタート。 | 土壌菌の素顔 Ⅱ

土壌菌の素顔 Ⅱ

「土」は岩石の風化物などではない。「土」は有機物から生まれている。
「論より証拠」、自然界の有機物は腐敗などしていない。

10月1日は当社の新事業年度のスタートです。土曜、日曜が入り今日からがスタートとなりましたが、区切りをつけて改めてのスタートは気持ちが引き締まります。


昨年度は、やりたいことを抑えて特化した形で、ある事業に集中してきました。しかし、その努力は報われませんでした。


新事業年度を迎えるにに当たり、約3か月前から今年度の事業戦略を練ってきました。結局、昨年特化した事業は、「特化」を外しました。少々時間をかけ過ぎた感もありましたが、それより集中すべき必要性のある事業が、目の前に出現したからです。この事業は一昨年度から狙っていた事業の一つでもあり、下準備を進めてきていました。「待ちくたびれた」事業はしばらく横に置いといて、スタートするのに環境の整った事業へ集中することにしたのです。


当社は、零細企業もいいところで、吹けば飛ぶような会社です。有名なランチェスター戦略にもあるように「一点集中」で対応しなければ生き残れません。この方針は、しばらくは変わらないと思います。いえ、変えられないと思います。


とはいっても、昨年度、リードアップの新しい活用法が二つ発見されました。ご協力頂いた方々のお蔭で、新しい事業分野が開拓できたのです

ひとつは、二次電池の分野です。すでに特許を出願し、審査請求も提出しています。もう一つは、生コンクリートの分野で、強化剤が生まれました。こちらも特許出願の準備を進めて頂いています。


いつまでに特許が取得できるかまだ分かりませんが、将来、リードアップの生産を脅かすほどの商品に育ってほしいと願っています。