異形くんのブログ

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前回は、以前の当ブログを参考に、高硬度部品に対する「研削の基礎の基礎」のお話におつきあいいただきました。
今回は、熱処理後の加工として、研削についてのおはなしにおつきあいください。

さて、「高硬度部品の研削」というお話でしたが、なぜ研削かと言いますと、刃物にて削る「切削」は、ここまでお話ししてきたとおり、高硬度部品にはあまり適しません。
研削に使用する、グラインダーの砥石は「高硬度部品を削るには適しています」
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研削は、高硬度部品の加工ももちろんですが、主目的は「仕上げ」です。

簡単に「仕上げ」のお話を・・・
部品によっては、「精密な寸法」を要求されることが多々あります。
同様に「凹凸の少ないなめらかな表面」を要求されることも多々あります。
(凹凸の「非常に」少ないなめらかな表面の場合は「研磨」になります)

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利点としては切削と比較して、研削は少しずつ表面を削り取るため、精密な寸法を出しやすく、また、少しずつ削るために、なめらかな表面に仕上げることができます。
欠点としては切削と比較して、研削は少しずつ「しか」表面を削り取れないため、荒加工には不向きです。

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今回は、熱処理を行い高硬度になった部品に対する加工である「研削」のお話におつきあいいただきました。
次回も、引き続き高硬度部品に対する「研削」についてのおはなしに、おつきあいください。

田中製作所オフィシャルホームページ
http://www.tanakass-web.com/index.html



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引き続き、刃物、素材についておつきあいください
前回は、高硬度部品に対する「切削加工はまれ」のお話におつきあいいただきました。
今回は、通常の熱処理後の加工である、研削についてのおはなしにおつきあいください。

さて、前回のおさらいになりますが、高硬度部品には、あまり、切削が適さないお話をしました。
高硬度部品には、「研削」が適しています。

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異形の魔力でも以前、「研磨の基礎」は、お話ししましたが、「研削」は、ほんの少ししかお話ししていませんでした。今回はその「研削」の基礎のお話です。

↓参考に以前の研削のお話です↓
~金属と加工~ 今回は「研削」の話
http://ameblo.jp/tanakass-ikeinomaryoku/entry-11091301873.html

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研削はヤスリで材料の表面を磨くような作業を言います。
例えば、鉛筆の芯を紙やすりで細くとがらせるような作業です。
やすりや、グラインダーの砥石で磨く作業が「研削」と言います。

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今回は、以前の当ブログを参考に、高硬度部品に対する「研削の基礎の基礎」のお話におつきあいいただきました。
次回は、熱処理後の加工として、研削についてのおはなしにおつきあいください。

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http://www.tanakass-web.com/index.html
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引き続き、刃物、素材についておつきあいください

前々回までは「鋼の焼き入れ」で、熱処理についてお話ししました。
前回、加工の前段階として「硬度の単位」のお話にお付き合いいただきました。
今回も、熱処理で硬くなった素材に対する、加工についてのおはなしにおつきあいください。

前回より>HRC=[ロックウェル硬さ]/圧子形状:[頂角120°ダイヤモンド円錐]
さて、熱処理を行い、HRCが40を超えると、そろそろ普通の切削加工では辛くなります
(刃物の技術革新により高硬度用の刃物も多数ありますが・・・)
通常の部品等では、「コストから」高硬度部品に対する切削加工はまれです。

一番の理由として高硬度用の刃物が高価なわりに、困ったことに「もち」が悪いため、切れ味がすぐに悪くなってしまい、高コストになります。
通常は、熱処理前に機械加工は終わらせるのが理想です。
(高周波熱処理等は、表面だけとか、一部だけの熱処理ができるため、熱処理後でも「切削加工を行う部分の硬度が上がっていなければ」その後も容易に切削可能です)

今回は、高硬度部品に対する「切削加工はまれ」のお話におつきあいいただきました。
次回は、通常の熱処理後の加工である、研削についてのおはなしに是非おつきあいください。

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http://www.tanakass-web.com/index.html

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