肛門の皮膚や粘膜が、太くて固い便が通ることによって裂けて裂傷をおこし、排便のたびに痛みを伴ったり、便に血がつく事があります。これを裂肛(切れ痔)と言います。

慢性的な便秘が続くと裂肛と炎症を繰り返して、肛門周囲が「いぼ」のように盛り上がってきます。これを 「見張りいぼ」 と言います。

女の子の赤ちゃんに多く、肛門の12時の方向にできることが多いです。

 

治療・経過

炎症が強い場合は軟膏を使用する事もありますが、まずは硬いウンチが出た後はぬるま湯で肛門をよく洗い、便秘にならないようにこころがけましょう。

数日で治るということはありません。数カ月ぐらいかかる事もありますが、切れ痔をくり返さなければ、だんだん小さくなって行きます。

便秘が続く場合は、便秘の治療(下剤、浣腸)が必要になりますが、外科的手術は必要ありません、心配せずに経過観察をしましょう。

 

 

画像等、詳細は、日本小児外科学会HPを参照してください。

→ 日本小児外科科学会