北海道の稚内市にある「相沢食料百貨店」にて、おもしろい珍事件があったそうです。
なんと、雛祭りのイベントに沿って、広告の品で販売するつもりだった【不二家のケーキバイキング】ですが。240個発注のところが間違えて2400個来てしまったそうです。
お店の店主はすぐにTwitterで拡散。
半額の100円(税込)で販売したそうです。
しかし、稚内市といえば北海道の最北端。
東京だったらすぐに完売したかもしれませんが、北海道の最北端となると話は別。
行きたいけど行けない…日本最北のスーパー…遠い…
公式は同日朝7:22の時点で「タスケテ」として大量に届いてしまったケーキの写真を掲載し、半額の100円で販売することをTwitter上で掲載。このツイートは、現在でも21000RTされるなどネットでたちまち拡散され話題となりました。
その後、公式の悲痛なSOSにも物理的な距離の問題で「行けない…」との声が上がっていましたが、まさかの4時間で完売を知らせるアナウンスが。
店主の福間さんの話によると、大量のケーキは実際に売り場に足を運んでくれた地元のお客様によってすべて完売したそうです。中には、一人で20個、30個と購入したお客様いて、会社や知人の間で分け合ってくれた人もいたそうです。
まさに稚内市民の町民の愛とSNSの力ですね。
かくして小さな町の人気店の危機を救った心温まる出来事でした。