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はじめまして。私の人生を導いてくれた天使のような息子

 

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息子の誕生・少し焦った

 

 

  息子が生まれてからの物語36話目

 

 

明日の手術が無事に終われば、

 

口から肺までの管もなくなり、

鼻からの栄養チューブもいらなくなる。

 

両手も自由になる。

 

 

そんな思いを抱きながら

妻と息子のかわいい寝顔を見つめていた。

 

 

時計を見ると

深夜1時30分。

 

 

「じゃ、そろそろ帰るね」

 

 

「そうね。

 来てくれてありがとう。

 気をつけて帰ってね」

 

 

「うん。

 明日、がんばってね」

 

 

そう言って病室を出ようとすると

妻は息子を気にしながら、

短い距離だが

病室の出口まで見送ってくれた。

 

 

ちょっとしたことだが、

妻のそういう心遣いがうれしかった。

 

 

今日は来てよかった。

 

 

そう思いながら、

駐車場の車に乗り込んだ。

 

 

自宅まで3時間、

この時間からだと

帰り着くは朝の4時半。

 

 

睡魔と闘いながらの運転で、

 

 

途中で車を停めて仮眠をとった。

 

 

30分間の仮眠の予定が起きれずに

1時間以上寝てしまう。

 

 

家に着いたのは午前6時。

 

 

お風呂に入り、

わずかな仮眠をとり会社へ向かう。

 

 

続く。


 

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