お墓さがし
「家長」と言う言葉は死語になりましたが、要は誰が跡取りで家を守り継ぐ人は誰かということです。
そうなると何時も遺産相続はどうなるかという話になりますが、
意外なことに一番大切なことは宗廟を守るということなのです。
死者はもう何も語ってはくれないからこそ、亡くなった人を弔い供養することが大切であると思います。
ところで、先日郷土史家の方から先祖の墓を見つけたとの連絡があり、一緒にお墓さがしへ出かけました。
それは先祖が他家(京都)へ嫁に行き、その娘が身内へ養女となって金沢へ戻ってきた方の墓の事です。
野田山も以前の鬱蒼とした墓地ではなくなり、
市も木を伐採していることからひょこりと墓が発見されることもあるとのことです。
そして郷土史家の方と一緒に花を手向けました。
そのとき側に咲いている花に大きなアゲハ蝶がとまり、手招いているかのように羽を揺らしていました。
末森城跡を訪ねて
昨日は、七尾の長齢寺で開山忌があり行ってきました。
ご先祖の墓があり五年ほど前から菩提寺とは別に年に1回は行くことにしています。
その道すがら末森城跡の看板が目に入り行ってみることにしました。
最近のそうした古城跡や古戦場跡は便利になり側まで車で行けますが、
ここは頑なに車の乗り入れを拒み急な坂の小路が続いていました。
登りながら気まぐれに思いついたことを少し後悔し、
戻った方が良かったかなと思ったほどです。
この末森城は山城だったので壮大な建築物や広大な敷地があるわけでもなく、
敵の侵入を防ぐようにくねくねとした切通しが観られました。
そして歴史の流れをそっと周りの木立が包み込むかのようにひっそりと佇んでいました。