射出成型のエンジニアと食物連鎖の話になる。
食物連鎖も色々あるが、一つの事例の比喩として、
ニンジンが某アイドルグループだとして、
ニンジンを植えた当初は、あまり人気もなく知っているファン(初期の堆肥に生息している菌)だけが知っている状態。
ニンジンが成長するということは、人気がでてきてファンが寄って来る状態。
ニンジンが大好きなファン(菌など)にキャーキャー言われて囲まれる(根圏などに集まってくる。)
そして、収穫時期=武道館ライブ! 武道館(圃場)は、ニンジンのファンが最高潮に盛り上がり閉演(収穫)
さて、次の初々しいアイドルグループが、警備員もいないこの武道館(圃場)に、突然放り込まれたらどうなるか?
熱狂的なファンにもみくちゃにされ、服はボロボロ(葉は食いちぎれら)に、体中あざだらけ(斑点がでたり)になるのではないだろうか。
こうならないように、武道館のファンをすべて追い出し(圃場の殺菌)てから少しの優しいファン(初期の堆肥)を入れ、アイドル養成所(苗の育種)を出たアイドルグループを武道館ライブができるように育てるということ。
という比喩話になりました。
こうしてみると、熱狂的ファン=病原菌として特定されているようにも思えてならない。
病原菌は必要条件であり、絶対条件ではないと、専門家から聞いたことがある。
(特定された菌をまいて再現実験をしても再現されなかったケースは多々あると。それでも、病気になった植物から病原菌として特定されたのはこの菌に違いないとされていると。)
よって、熱狂的ファン(菌)は決して病気にさせたいのではなく、そのアイドルグループ(植物)が好きで好きで仕方がないということかもしれない。そう考えると、菌を殺すという殺菌剤ではなく、他のアプローチも考えられるのではないか。
人はうそをつくが、菌はうそをつかない。人は言葉を発することができるが、菌は言葉を発することができない。
菌の本質的な欲求が何なのか、を知ることができれば、新しい対処法がみつかるような気がする。