サイコセラピスト(心理療法士) 棚田克彦 公式ブログ -44ページ目

こんにちは。

サイコセラピストの棚田克彦です。

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?FrontPage



今回は、

『プロセラピスト養成講座』
http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?ProTherapistTraining

にご興味をお持ちの方限定のお話しです。



「自分には当てはまらない」という方は、

ここで読むのを止めて下さい。



最後まで読んでも、

無料プレゼントの話とかは出てきませんので(笑)。



さて、

以前からときおり、

すでプロとして活躍をされている

カウンセラーやコーチ、NLPトレーナーの方々から、

「『プロセラピスト養成講座』を平日に開催して欲しい」

というリクエストをいただいていました。



最近になって、

「もし需要があるなら、一度、平日コースをやってみよう」

という気持ちになってはいるのですが、



どれ位の需要があるのか、

どれくらいの規模の会場を用意したらいいのか、

さっぱりわかりません。



そこで、

『プロセラピスト養成講座』の平日コースに

参加したい人がどれ位いるのかを把握するために、

アンケートにご協力いただけないでしょうか?



講座の開催は、7、8月の8日間を考えています。

詳しくはこちらの【講座概要】をご覧下さい。
www.tanada-katsuhiko.com/PublicFolder/ProTherapistTrainingCourseOverview(heijitsu).pdf



「平日コースに参加したい!」という方は、

【名前】と【希望コース】を書いて、

<info@tanada-katsuhiko.com >までメールを下さい。



締め切りは、4月14日(水)です。



アンケートの結果を見てから

平日コースの開催を決定しようと思います。



念のために言っておくと、

アンケートに対する回答は、

講座への本申し込みではありません。



まず、

アンケートの結果を見てから、

平日コースを開催するかどうか判断します。



それから、

平日コースの開催を決定した場合、

メールを下さった方には、

再度、参加の意思を確認する

メールを送りますので、

その時点で本申し込みをして下さい。



では、お返事をお待ちしています。



サイコセラピスト 棚田克彦

こんにちは。

サイコセラピストの棚田克彦です。

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私たちは、自分でも気づかないうちに、

心の中に人生計画のようなものを持っていて、

その計画に沿って日々の生活を送り、

人生を歩んでいます。



この心の中に持っている人生計画

(人生の航路図のようなもの)によって、

私たちは人生という舞台の上で、

それぞれがいろいろな役割を演じています。



さらに、

どのような人生計画を持っているかによって、

その人の人生が幸福であったり、不幸であったり、

成功であったり、失敗であったりします。



この無意識の人生計画こそ、

一般に「運命」と呼ばれるものの正体です。



人はいつ頃から、この人生計画(運命)を、

持つようになるのでしょう?



著名な研究者たちによる実証研究によると、

基本的な所を大体5、6歳までの間に固め、

15、6歳頃には人生計画(運命)の

全体像が決まるようです。



もちろん、

その後も学校に行ったり、

社会人になったりして

いろいろな経験をするわけですが、

15、6歳頃までには、その人の人生計画が、

ほぼ決定されるというのが多くの研究者たちの

一致した意見です。



その証拠として、15、6歳以降に私たちが

他の人たちと同じ事件や出来事に遭遇したとしても、

それぞれに違った反応や受け取り方をします。



外的な出来事の影響は、ストレートには心(脳)に

インプットされないのです。



脳はフィルターを通して現実を把握するからです。


(後略)



長くなりましたが、

何についての話か分かりますか?



そう、ビリーフについての話です。



つまり、

●運命 = 人生計画 = ビリーフ

ということです。



あなたが持っているビリーフが、

あなたの人生計画であり、

あなたの運命を決めています。



たとえば、

仕事中にストレスのために

心臓病や過労で倒れるとか、

働きすぎてうつ病になると

いうようなサラリーマンが

増えています。



そういう人たちは、もともと

<私は存在してはいけない>

というリミッティング・ビリーフを

持っていて、いざとなったら、

いとも簡単に自分で自分を殺してしまう

という人生計画(ビリーフ)を持っているのです。



つまり、

「会社の仕事が忙しい」といったような

ことは単なる引き金にしか過ぎず、

もともと持っていた

<私は存在してはいけない>

という人生計画(リミッティング・ビリーフ)

にしたがって命を短くして、

働きすぎて亡くなってしまうのです。



ちなみに、

<私は存在してはいけない>

というリミッティング・ビリーフは、

うつ病、自殺企図、リストカット経験者は全て持っています。



あと、

摂食障害、

ヘビースモーカー、

依存症(アルコール、薬物、ギャンブル等)、

事故や大きな怪我を何度も繰り返す人たち

も持っていると言われています。



さて、

5、6歳までには、人生計画、

つまり、

主要なビリーフ体系が作られる

といいましたが、



そうしたビリーフは、主として

幼少期の両親とのかかわりの中

で作られます。



以下に、

あなたの【運命(人生計画、ビリーフ)がわかる質問集】

があります。



一人になれる時間を見つけて、

幼少期の自分を思い出しながら、

質問に答えてみてください。



現在のあなたの運命がどのようなものか、

発見できると思います。



【運命(人生計画、ビリーフ)がわかる質問集】

(01)
現在、人知れずあなたが一番悩んでいる問題は何ですか?


(02)
その問題について考えるとき、どんな気持ちがしますか?
その気持ちは、あなたにとって子どもの頃から馴染み深いものですか?


(03)
その問題をどのようにして解決したいですか?


(04)
母親だったらどう解決したでしょうか?


(05)
父親だったらどう解決したでしょうか?


(06)
あなたは自分自身について、どのような感じを持っていますか?
その感じを、いつ頃から持っていますか?
その感じを持つようになったキッカケは?


(07)
幼少期に戻ったつもりで、お母さんを表現してみて下さい。
どのような人でしたか?


(08)
幼少期に戻ったつもりで、お父さんを表現してみて下さい。
どのような人でしたか?


(09)
自分の出生について何か聞かされていますか?
あなたの名前を付けたのは誰ですか?
どんな意味があるといわれましたか?
幼少の頃、何と呼ばれていましたか?


(10)
幼少の頃、好きだった童話やアニメ、漫画は何でしたか?
あなたにとっての主人公は誰でしたか?
それはなぜですか?


(11)
幼少の頃、あなたのお母さんは、あなたを叱るときに何といいましたか?
幼少の頃、あなたのお父さんは、あなたを叱るときに何といいましたか?
お母さんやお父さんに叱られたとき、あなたは心の中で何を決めましたか?


(12)
幼少の頃、あなたのお母さんは、あなたをほめるときに何といいましたか?
幼少の頃、あなたのお父さんは、あなたをほめるときに何といいましたか?
お母さんやお父さんにほめられたとき、あなたは心の中で何を決めましたか?


(13)
幼少の頃、お母さんから受けた忠告の主たるものは何でしたか?
幼少の頃、お父さんから受けた忠告の主たるものは何でしたか?
お母さんやお父さんから忠告を受けたとき、あなたは心の中で何を決めましたか?


(14)
自分の一番好きなところは、どんなところですか?
自分の一番嫌いなところは、どんなところですか?


(15)
あなたが普段、繰り返し感じるネガティブな感情はどのようなものですか?
最近感じたのは、どのような場面ですか?
その感情をいつ頃から感じていますか(初めて感じたのは)?


(16)
今後、人生が全て上手く行くとして、10年後にはどうなっているでしょうか? 


(17)
今後、人生がダメになるとして、10年後にはどうなっているでしょうか? 


(18)
今後、現状の生き方をそのまま続けるとして、10年後にはどうなっているでしょうか? 


(19)
お母さんがもっと違った育て方をしていていてくれたらと思うことがありますか?
その結果、あなたの人生がどう違っていたと思いますか?


(20)
お父さんがもっと違った育て方をしていていてくれたらと思うことがありますか?
その結果、あなたの人生がどう違っていたと思いますか?


(21)
以上の質問に答えて、何を発見しましたか?
あなたがが現在やっていることで、止めたいことは何ですか?
あなたがが現在やっていることで、やり続けたいことは何ですか?
あなたががまだ、やっていないことで、やり始めたいことは何ですか?


(【運命がわかる質問集】ここまで)



次回、4月18日(日)開催

「第6回サイコセラピー体験講座」のテーマは、

『がんばっても、がんばっても、うまく行かない運命』

です。



●運命の作られ方

●運命の書き換え方

を学びます。



お申込みはこちらになります

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?PsychoTherapySeminar




今回は、ここまで。




サイコセラピスト 棚田克彦




こんにちは。

サイコセラピストの棚田克彦です。

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世の中には、

自分ではそうだと気づかずに、



結構な数の人が

「幸せになってはいけない」

と思い込んでいます。



念のために言いますが、

「幸せになれない」

と思い込んでいるのでは

ありません。



「幸せになってはいけない」

と思い込んでいるのです。




「幸せになってはいけない」

と思い込んでいる人は、



自分から不幸を引き寄せたり、



すでに幸福に囲まれていても、

その幸福を実感することが

できません。



なぜなら、

心が「幸せになってはいけない」と

ブレーキをかけているからです。



セミナーでこういう話しをすると、

初めはほとんどの人が

「私には関係ない」

というフリをします。



しかし、

セミナーも中盤にさしかかる頃には、

ただ事ではない表情に変わります。



◆ケーススタディ◆

患者: 30代女性


主訴: 漠然とした不安感


セラピーの目的:
不安感を無くすこと、不眠症の改善


(クライアント)
「約半年前に結婚をしたのですが、その頃から、
とっても幸せなはずなのに、漠然とした不安感
を感じています。そのためか、不眠症を患って
いて、病院で睡眠薬を処方してもらっています」


(棚田)
「何かあなたにとって良くないことが起こり
そうな予感とかあるの?」


(クライアント)
「いえ、何もないです」


(棚田)
「半年前に結婚したばかりで、今、とっても
幸せなんですよね?」


(クライアント)
「はい、すごく幸せです(少し微笑む)」


(棚田)
「○○さんが小さい頃、お父さんとお母さんは
幸せそうだった? 覚えてる?」


(クライアント)
「経済的に苦労したとかはありませんが、母親は
あまり幸せではなかったと思います。私が小学生
の頃、母親自身も病弱だったのですが、おじい
ちゃんとおばあちゃんが寝たきりで、二人の介護
を全部一人で見ていました」


(棚田)
「小学生の頃の○○ちゃんに身を置いたつもりに
なって下さい。(イスを1つ出して、)目の前に
お母さんがいます。『私は幸せになってもいい
ですか?』って、お母さんに聞いてみて」


(クライアント)
「お母さん、私は幸せになってもいいですか?」


(棚田)
「お母さんはどう反応してる?」


(クライアント)
「『いいよ』って言ってる」


(棚田)
「○○ちゃんは幸せになりたい?」


(クライアント)
「うん」


(棚田)
「でも、お母さん大変そうだよ。○○ちゃんだけ
幸せになってもいいの?」


(クライアント)
「幸せになりたい(目に涙を浮かべる)」


(棚田)
「じゃあ、目の前にお母さんに向かって、『たとえ
お母さんがどんなに大変でも、私には一切、関係
ありません。私は幸せになります』と宣言しなさい」


(クライアント)
「たとえお母さんがどんなに大変でも、私には一切、
関係ありません。私は幸せになります! お母さん、
ゴメンナサイ・・・(泣)」


(棚田)
「これでいいんだよね?」


(クライアント)
「はい(泣き続ける)」」


※このセッション以降、漠然とした不安感がなくなり、
 不眠症も解消された。



この女性が持っていたのが

<幸せになってはいけない>

というリミッティング・ビリーフです。



子どもの頃に苦労している母親を見て育ったので、

「私が幸せになったら、お母さんに申し訳ない」

だから、

「私は幸せになってはいけない」

と無意識のレベルで思い込んでいたのです。



他にも、

親、子、兄弟といった身内や、

とても仲の良かった友人等を

亡くした場合にも

「自分だけが幸せになってはいけない」

という気持ちから、

<幸せになってはいけない>

というリミッティング・ビリーフの

刷り込みが起こる場合があります。



<幸せになってはいけない>という

リミッティング・ビリーフは、

結構やっかいです。



なぜなら、

セラピーを受けて悩みが解決することや、

コーチングを受けて目標を達成することは、

すべて幸せになることを意味するからです。



つまり、

<幸せになってはいけない>という

リミッティング・ビリーフを持っていると、

セラピーやコーチングのセッションで

何をやっても効果が出ません。




ダイエットも失敗します。



コーチングも、いずれどこかで前に

進まなくなります。



セラピーだと症状が改善しなかったり、

一度治ったはずの症状が再発をします。




そういった場合は、

まず一番最初に

<幸せになってはいけない>を

取り除いて、

それから、

クライアントの要望に合わせた

セッションをやるとよいでしょう。



すると、

もしコーチングであれば、

もっと楽に目標達成が

できるようになります。



セラピーであれば、

まるでウソのように

ワークが効き始めます。



次回、4月18日開催

「サイコセラピー体験講座」

テーマは、

『がんばっても、がんばっても、うまく行かない運命』

です。



<幸せになってはいけない>

<成功してはいけない>

の2つのリミッティング・ビリーフを

取り扱います。



今回のメルマガの内容に興味を持った人、

ビリーフ・チェンジで『幸せを引き寄せたい人』は、

次回、4月18日(日)開催の

「サイコセラピー体験講座」に

ご参加ください。



●●詳細とお申込みはこちらから

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?PsychoTherapySeminar






サイコセラピスト 棚田克彦



こんにちは。

サイコセラピストの棚田克彦です。

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3月22日(祝)に、東京の恵比寿で

『第5回 サイコセラピー体験講座』

を開催しました。




テーマは、

『目標設定 これだけはやってはいけない!』




今回は「オープンカウンセリングを受けたい」と

いう方が5名おられて、5名全員の方に

セッションを受けていただくことができました。




いつもは10名程度の希望者に対して、

半分以下の4名程度の方にしかセッション

を受けていただくことができていなかった

ので、心苦しい思いをしていました。




でも、今回は希望者全員にセッションを

受けていただくことができたので、

気分スッキリです。




さて、

体験講座が終わった直後のメルマガでは、

いつならたくさんの数の感想文をご紹介

していますが、理由あって今回は控えめ

に4名の方の感想文をご紹介いたします。




【男性】
自分を変えるきっかけが欲しくて参加しました。
人それぞれ、深い部分に問題を抱えているんのだ
ということがわかりました。
やはり、深い部分から変化をさせていかないと
人は変われないのですね。
それから、やはりNLPはすごい技術だと感じ
ました。



【女性】
実際に公開セッションを見せていただいて、短時間で
人が変化する姿に感動しました。



【女性】
NLPは別の団体で学びましたが、棚田先生のHPで
体験者の方の感想文を読んでいくうちに、他の団体
との違いを自分で体験したくなりました。
参加してみて、通常のNLPとは全く違った手法が
入っていて、すごく楽しかったです。
クライアントがすっきりした顔になっていたのが
印象的でした。
通常のNLPで感じる「言わされている感」が
感じられず、本物のワークだと思いました。
また次回も参加したいです。



【女性】
NLPを使ったカウンセリングの実演を見たくて
参加しました。
生のサイコセラピーは劇的でした。
先生が少しずつクライアントの方の中にあるものを
引き出して解決していくところを見て、私ももっと
スキルを磨いていきたいと思いました。




3月22日の体験講座では

5名の方にNLPセラピーを

体験していただきましたが、




その中で

<成功してはいけない>

<幸せになってはいけない>

というリミッティング・ビリーフ

が出てきました。




・大事なお客様と会う日に限って
 約束の時間に遅刻して、商談を
 台無しにしてしまった



・絶対合格するはずの試験なのに、
 試験当日に限って体調を崩し、
 集中できずに試験に失敗した


・今日は彼氏と楽しいデート!
 でも、そんな日に限って急な
 仕事が入ったり、身内に病人
 が出て急遽デートをキャンセル



・入賞(優勝)確実な大会だった
 のに、練習のしすぎで大会本番
 では平凡な成績に終わる



・婚約も済ませて式の日取りまで
 決まっていたのに、式の直前に
 なって、実は彼がすでに結婚
 していて、子どもまでいること
 が発覚した



・どういうわけか、あと一歩の所
 で成功(幸せ)を取り逃す


・・・などなど。




にわかには信じられない

ことかもしれませんが、

こうした通常では

ありえないような

不運な出来事を、

繰り返し、繰り返し、

何回も、何回も

経験してしまう人がいます。




察しのいい人はすでに

お気づきかと思いますが、

その原因は

リミッティング・ビリーフ

によるものです。




人は15、6歳くらいまでに

主要なビリーフを身に付けます。




それ以降は、

自分が過去に身に

付けたビリーフの

正しさを証明する

かのような人生を

送ると言われて

います(強化行動)。




ですから、




もし、

<成功してはいけない>

<幸せになってはいけない>

といった類の

リミッティング・ビリーフ

を持っていると、



<いつも、あと一歩のところで失敗する>

<成功しそうになると不安になる>
<いつも不幸な人生>

<幸せが手に入ると不安になる>




といったことが繰り返し起こります。




次回の「サイコセラピー体験講座」は

4月18日(日)の開催です。




テーマは、

『がんばっても、がんばっても、うまく行かない運命』

です。



<成功してはいけない>

<幸せになってはいけない>

の2つのリミッティング・ビリーフを

取り扱います。




<がんばっても、がんばっても、うまくいかない運命から抜け出したい人>

はお申し込み下さい。




人数限定ですが(4~5名程度)、

その場であなたの運命を書き換える

ことも可能です。




詳細とお申込みはこちらから

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?PsychoTherapySeminar






サイコセラピスト 棚田克彦

こんにちは。

サイコセラピストの棚田克彦です。

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ちょうど一週間前の3月7日(日)に、

8日間にわたる

『プロセラピスト養成講座(第一期生)』

の最終日を迎えました。




「いや~、あっという間の8日間でした」




講座に参加していただいた生徒のみなさんには

楽しんでもらえたと思いますが、

何よりも講座を作って教えた

私自身が一番楽しかったです!




一日24時間、

NLPのことだけに集中してきた私でさえ

約十年間かかって使いこなせるようになった

非常に高度なサイコセラピーの技術を、

中にはNLPやセラピーの予備知識を

全く持たない方もいたにもかかわらず、

私の持てる知識と技術の全てを

レベル的に一切妥協することなく

たった8日間で教え切りました!




普通に考えると、

どう考えても無茶ですね。




しかし、

実際に第一期生の8日間を終えてみると、

ぜんぜん無茶ではないことがわかりました。




今回の15人の生徒さんは、

みんなすごかった!




講座内で生徒さんたちから出てくる質問も

鋭い質問が多かったです。




ちゃんとわかっていないと、

鋭い質問はできません。




それから、

最終日の8日目に

講座内で生徒のみなさん全員に

ガチンコのセッションを

やってもらったのですが、




「みんな結構できてる!」




生徒のみなさんには最終日に、

「8日間が終わったところで

ようやくスタートラインに立った所です。

これからドンドン実践経験を積んで、

さらに上達してください」

と伝えたのですが、



なんと、

講座の終了を待ちきれずに

すでにガチンコのセッションをやって、

画期的な成果を出しているツワモノもいました。




本当に、

みんなすごい生徒さんたちばかりでした。




私のテンションが上がった勢いで、

『プロセラピスト養成講座』

のサイトも作ってしまいました。

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?ProTherapistTraining

(かなり地味なサイトですが)




まだ全員分はそろっていませんが、

生徒さんたちの講座修了後の感想文

を読むことができます。




第一期生のメンバーとは

8日間のセミナー期間中は


“先生と生徒”


の関係でしたが、

これからは


“研究仲間”


として関わっていこうと思います。




サイコセラピスト 棚田克彦

こんにちは。

サイコセラピストの棚田克彦です。

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私の普段のお仕事は、セラピストとして心の

悩みや問題の解決をお手伝いすることですが、

ときおり、

「コーチングを受けたい」

という方がやって来られます。



そういう場合は、

よほどのことがない限り、

引き受けさせていただきます。



(注:現在はコーチングは受け付けておりません。

   時間が取れないので・・・、すみません。)



というのも、

私個人的には、

セラピーもコーチングも

やることは全く同じだと

思っているからです。



セラピーもコーチングも、

まず、目標を立てて、

次に、実行計画を作り、

それから行動してみて、

「失敗しないか不安だ」

「経験がないから自信がない」

といったように、

感情が邪魔をして

うまく行動ができないときに、

必要があれば、

メンタルブロック(リミッティング・ビリーフ)

を外す。



このプロセスを、

目標達成まで繰り返す。



基本はこれだけです。



以下に、

興味深いセッションの

ケースをご紹介します。



この男性のクライアントは、

「もっと自分に自信が欲しい」

「そのために、仕事でもっと

大きな成果を出して自信を付けたい」

という理由で、

コーチングを受けるために

来られました。



まずは、ケースをお読み下さい。



◆ケーススタディ◆

患者: 40代男性。


主訴: 自分に自信がない


コーチングの目的:

仕事で大きな成果を出して、

自分に自信をつけたい



(クライアント)「37歳のときに起業して、
        今の会社を作りました。それから
        約9年間、死に物狂いでがんばって
        きたおかげで経営も軌道に乗り、
        従業員も50人近くにまで増えて
        全国に支店もできました」


(棚田)「すごいですね。死に物狂いでがんばってきた
    甲斐がありましたね」


(クライアント)「はい。でも、いくらがんばって成果
        を出しても、達成感がないというか、
        『自分はダメ』とか『自分はまだまだ』
        と思ってしまうのです。仕事をしていて
        楽しくないのです。むしろ、苦しいです」


(棚田)「なるほど。成果を出しても達成感がないのですね。
    それから、『自分はダメ』とか『自分はまだまだ』
    と思ってしまうと・・・」


(クライアント)「はい、そうです」


(棚田)「○○さんは小さい頃、たとえば、小学生とか中学生
    のときに、勉強でもスポーツでも何でも結構です。
    ご両親からほめてもらったとか認めてもらったという
    経験はありますか?」


(クライアント)「まったくありません。私は小学生の頃に少年
        野球のチームに入っていたのですが、たとえ
        試合に勝ったときでも父親からはダメ出し
        ばかりされていました。私の父親は元プロ野球
        選手でした。」


(棚田)「お父さまは何てダメ出しをするのですか?」


(クライアント)「『そんなんじゃプロ野球選手にはなれないぞ、
        甲子園にも出れないぞ』といったような意味の
        ことを言われていました」


(棚田)「小さいころの○○君に身を置いたつもりになって下さい。
    (イスを1つ出して、)○○君は、お父さんにほめてもら
    っている気がする?」


(クライアント)「しません。『そんな事くらい、できて当然だ』
        と言っています。できていない事は言われるけど、
        できた所は言われません」


(棚田)「今、目の前のお父さんが、『そんな事くらい、できて
    当然だ』と言っています。どんな感じがする?」


(クライアント)「もっとがんばらないといけない」


(棚田)「○○さん、今のその感じ、『もっとがんばらないといけ
    ない』という感じは、○○さんが仕事をしていて、成果を
    出しているのに達成感が感じられないときの感覚と似て
    いませんか?」


(クライアント)「あ~、はい、同じ感じがします」


(棚田)「○○さんは、小学生の頃から30年以上たった今も、
    『お父さんに認められたい』という欲求を満たそうとして、
    仕事をがんばっているのですよ。○○さんは、お父さんに
    ほめて欲しいですか?」


(クライアント)「はい(涙)」


(棚田)「もう一度、小学生の自分に身を置いたつもりになって、
    ほめてくれるようにお父さんにお願いしてみてください」


(クライアント)「お父さん、ほめてください」


(棚田)「お父さんは、どう反応してる? ほめてくれそう?」


(クライアント)「いいえ」


(棚田)「もっとお願いしたら、ほめてくれそうですか?」


(クライアント)「無理だと思います」


(棚田)「お父さんは、決してあなたをほめてはくれません。
    どれほど仕事で大きな成果を出したとしても、認めて
    くれることもありません」


(クライアント)「悲しいです。私がいつも感じるのは、まさに
        この感覚です」


(途中略)


(棚田)「残念ながら、あなたがどれだけがんばったとしても、
    お父さんは、認めてくれたり、ほめてくれたりすること
    はありません。これからも決して報われることのない
    努力を続けたいですか?」


(クライアント)「いいえ。私はもう十分にがんばってきました。
        人並み以上の成果を残してきたと思います」


(棚田)「目の前のお父さんに直接言うつもりで、『もう、
    あなたには期待しません。ほめてくれないお父さんは
    必要ありません』と断言してから、お父さんのイスを
    倒しなさい。それから、『私は自分で自分を認めます』
    と断言しなさい」


(クライアント)「もう、あなたには期待しません。ほめて
        くれないお父さんは必要ありません(バタンッ
        とイスを倒す)。私は自分で自分を認めます!」


(棚田)「今、どんな気分ですか?」


(クライアント)「スッキリとして、まるで霧が晴れたような
        気分です」


(棚田)「(イスを1つ出して、)目の前に子どもの○○君が
    座っています。お父さんにほめてもらえなくて悲しんで
    います。あなたがこの子の理想の父親になって、抱きしめ
    ながら、思いっきりほめてあげてください」


(クライアント)「(抱きしめながら、)○○、よくやった。
        偉かった、偉かった・・・(涙を流す)」




この男性クライアントの場合は、

上記の1回目のセッションを終えてから

すぐに2回目のセッションを行わずに

1ヶ月ほど間をおいて様子を見てもらい

ました。



すると、

「もっとがんばらなければならない」

「今の自分はまだまだ」

という焦りの気持ちが消えて、

仕事をしていても充実感や

達成感を感じられるように

なってきたとのことでした。



また、

「仕事で新しい事に

挑戦する際に感じていた

『自分に自信がない』

という不安が気にならなく

なり、自信のアリ、ナシに

対するこだわりがなくなった」

とも話しておられました。



というわけで、

2回目以降のセッションは

行ないませんでした。



ところで、

この男性クライアントのコメントにもある

「自信のアリ、ナシに対するこだわりがなくなった」

という点は、非常に重要です。



この男性クライアントは、

「自分に自信が持てるようになった」

とはひとことも言っていません。



自信がない人というのは、

とかく「自分に自信を付けたい」

と思ってコーチングやセラピーを受けたり

セミナーに参加したりしますが、



●目標 = 自信を付けること



という方向で努力をすると、

その試みは100%失敗します。



コーチを雇って目標を達成すると、

一時的には自信がつきます。



しかし、

これは反転脚本の中にいる状態です。



早かれ遅かれ、

再び必ず自信をなくすとき

がやってきます。



あるいは、

不安や自信のなさを

感じないようにするために、

永遠に目標達成を続け

なければならないという、

エンドレス・ループに

はまってしまいます。



また、

心理系のセミナーに参加して

一時的にテンションがアップして

ヤル気を出せたとしても、

数週間もすれば元に戻ります。

この現象は多くの方が経験済み

だと思います。



その結果、

精神的な高揚感を維持して不安や

自信のなさを感じないようにするために、

コーチやセラピストを雇い続けて

永遠に目標達成をしなくては

ならなくなります。



高額なセミナーに通い続けなければ

ならなくなります。



しかしながら、

本当にすぐれたコーチやセラピスト、

セミナーの役割は、

クライアントが自分一人の力で

行動して成長できるように、

クライアントの自立を助けることで

あるはずです。



そのように考えると、

クライアントからの

「自分に自信をつけたい」

という訴えに対して、

「だったら大きな目標を達成して、

自信を付けましょう」

という目標設定は絶対にしては

いけないことなのです。



コーチング(セラピー)中毒、

セミナー中毒のクライアント

を作り出さないためにです。



また、

クライアントに自信を付けさせるために

目標達成に向かって努力をさせることは、



●「何かができる自分には価値があるけれども、

 ありのままの自分には価値がない」



というリミッティング・ビリーフ

を強化することにもなります。



だから、

「自信がない」というクライアントに対して、

目標を達成させて自信を付けさせようとする努力は、

長い目で見ると必ず失敗するのです。



正しい努力目標は、


●目標 = 自信のアリ、ナシで一喜一憂しなくなる状態、
        自信のアリ、ナシへのこだわりがなくなる状態


となります。



前述のケーススタディーの男性の場合も、

自分で現状の自分を認められるようになったことで、

自信のアリ、ナシへのこだわりがなくなりました。



その結果、

自分に自信を付けるためにわざわざ

無理をして仕事をがんばらなくとも、

充実感や達成感を感じながら、

以前よりもラクに成果を出せるよう

になったのです。



そして、

現在ではテレビをつけると毎日コマーシャル

が流れている誰もが知っている健康食品会社

の社長さんとして大活躍をしています。



先ほど少し触れましたが、

「目標達成することで自分に自信を付けたい」と思っている人、

もっとわかりやすくいうと、

コーチングやNLPが大好きで目標達成に興味がある人は、

多くの場合、



●「何か(仕事)ができる自分には価値があるけれども、

 (何もできない)ありのままの自分には価値がない」



というリミッティング・ビリーフを持っています。



ですから、

仕事ができたり、人生がうまく行っているときは、

自分にとても価値があるように感じられます。



ところが、

ちょっとしたことで人生につまづいたときに、

それまでは影に隠れていたリミッティング・ビリーフ

が表に顔を出します。



つまり、

なんらかの挫折を経験したときに、

「○○ができない私はダメな人間だ」

と感じて落ち込みます。


話を元に戻すと、



「もっと自分に自信を付けたい」

と訴えているクライアントが

本当に改善すべき症状は、

「自分に自信がないこと」

ではありません。



本当に改善すべきなのは、

「自信のアリ、ナシにこだわっている」

ことです。



新しいことに挑戦したり、

知らない人に初めて会うときは

誰でも不安を感じるし、

自信もありません。



それは正常な心を持っている人ならば、

誰にでも起こる心の動きです。



その誰もが共通して感じる不安や「自信のなさ」

といった当たり前の感情を、

あたかも自分だけに起こる特別なものと考えて、

本来であれば自信のアリ、ナシにかかわらずに

実行しなくてはならないことまで

「自信がないので出来ません」と言い訳して

やらないことが本当の問題なのです。




だから、

自分に自信がないクライアントのセッションでは、


●目標 = 自信のアリ、ナシで一喜一憂しなくなる状態
        自信のアリ、ナシが気にならなく状態


というのが正しい目標の立て方になるのです。



決して、


●目標 = 自信がある状態


ではありません。



今まで長々と述べてきたことは、

「あがり症」や「吃音症」「対人恐怖症」などにも

そのまま当てはまります。



すなわち、

「あがり症」や「吃音症」「対人恐怖症」が

病院でもなかなか治らないのは、

間違った目標を立てて治療を行なうからです。



たとえば、

「あがり症」で病院に行くと、

緊張しないようなお薬をくれます。



「あがり症」でコーチングや

セラピー(カウンセリング)を受けると、

感情をコントロールして、

人前で緊張しなくなる方法を教えてくれます。



これらはすべて、


●目標 = 対人緊張(不安)をなくすこと


という取り組みです。



この取り組みが間違っているのは、

この目標が誰でも経験する当たり前の

対人緊張をあってはならないものとして

取り扱っているからです。

このことが「あがり症」の人には理解

できません。



人前で緊張しないように感情を

コントロールする努力は、

あがり症で悩んだことがある人なら

誰もがやることだと思います。



でも、

そのやり方で対人緊張をなくすことに成功した人は

世界中に誰一人いないのです。

なぜなら、正常な心を持った人は誰でも、

緊張をするからです。

もし対人緊張を完全になくすことができたとしたら、

その人の心は壊れています。




では、

正しい治療目標の立て方はというと、


●目標 = 自分が緊張しているかどうかを気にしなくなること


が正解です。



程度の差はあるにせよ、

人前に出たときは誰でも緊張します。

相手が偉い人だったり、美女(美男)ならなおさらです。



にもかかわらず、

誰にでもあるごくごく当たり前の対人緊張を

「絶対にあってはならないもの」として

必死で取り除こうとするから、

普通の人以上に緊張してしまうのです。



これが「あがり症」の正体です。



さらに、

「あがり症」の人は自分が「あがり症」で

あることを悟られまいと努力するので、

このこともさらに対人緊張を強める結果となります。




「あがり症」は、

自分が人前であがることへの受け入れ、許可ができると、

回復を始めます。



そして、

「人前であがったからといって、たいした問題ではない」

「別にあがってもいい」と

「人前であがる自分」を受け入れられるようになると、

不思議なことに人前であがらなくなるのです。



次回、3月22日(祝)開催の

「第5回サイコセラピー体験講座」のテーマは、

『目標設定 これだけはやってはいけない!』

です。



今回のブログの内容の続きをお話します。



我流で目標を立てて努力をしているのに

結果が出なくて困っている方は、

ご参加ください。



お役に立てると思います。




詳細とお申込みはこちらから

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?PsychoTherapySeminar





では、今回はこの辺で。




サイコセラピスト 棚田克彦






こんにちは。

サイコセラピスト 棚田克彦です。

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?FrontPage



週末の2月13日(土)に、東京の恵比寿で

『第4回 サイコセラピー体験講座』

を開催しました。



今回の体験講座のテーマは、

『人からどう思われるかが気になって仕方がない性格』

でした。



70名弱の参加者がありました。



何だかいつもとは違った、静かな盛り上がりを感じました。



参加者のみなさまからいただいた感想をご紹介いたします。



【女性】
前回のセミナーで実際のカウンセリングを見て、自分も受けたいと思いました。
今までロジャース派のカウンセリングばかり受けていたことを知って驚きました。
また、投薬の期間が長くて体調が悪くなっている他の人たちにも効果があるのではないかと思います。
実際にセッションを受けることになって、かなり緊張して勇気がいりました。
棚田先生の本を見て自分でワークをしましたが、実際のセッションではかなり感情が揺さぶられたので驚きました。
ありがとうございました。



【男性】
「新しく行動を起こすときに不安が先立ってしまい、行動をためらってしまう」「同じことを学んでも、成果が出る人とそうでない人との違いを知りたい」といった理由で参加しました。
実際のセッションを見て、そして、理論が体系立てられているところがわかりやすくてよかったです。
「なぜ、そのようなビリーフを持つに至ったのか」がわかりました。
自分のどこを変えていけば良いかがわかりました。



【女性】
「自分に自信が持てない」という理由で参加しました。
いろいろなセッションを実際に見れてよかったです。
子どもの頃に作った思い込みが今の人生に大きく影響を与えていることがわかりました。



【女性】
「人目が気になってしまう」「悪いことをしていないのに罪悪感を感じてしまう」といった悩みで参加しました。
自分の深い部分をどのようにして変容させることができるのか、アプローチの部分が大変参考になったと思う。



【男性】
実際にオープンカウンセリングを見て、衝撃を受けた。



【男性】
たくさんの技法が盛り込まれていたと思うのですが、「NLPをここまでセラピーで効果的に活用するとは!」という驚きと感動がありました。
すばらしいセミナーをありがとうございました。



【女性】
公開カウンセリングを拝見して(こういうのは初めてでした)、ものすごく入り込んでしまいました。
棚田さんの話はとてもシンプルで、メッセージがまとまっていて、私でも理解できるというか心に入ってくる内容でした。
私は今カウンセリングの学校に通っています。
半年通っていく中で、「実はカウンセリングでは本当に人をヘルプできないのではないか・・・」と最近は思っていました。
「そのそも人間が人間をヘルプするなんてできないんではないか」という気持ちだったのが、このセミナーに参加して「できる」と思えました。
VOICEさんでは●●さんのもとで共にNLP講座のサポートのボランティアをさせていただいています。
「NLPってすごい」と改めて思いました。
今回のセミナーに参加して、「本当にカウンセリングで人をヘルプできる」という気持ちになりました。
今、今後の自分について考えています。
ありがとうございました。



【女性】
悩みに対して実際に結果が出ることが決め手となってセミナーに参加しました。
ただの傾聴に終わらないところです。
多くのリミッティング・
ビリーフが存在し、クライアントがそれらに気づいて回復していくセラピーを見て、すばらしいと思いました。
傾聴(クライアント中心療法)では限界があると思っていたので、とても勉強になりました。
ありがとうございました。



【男性】
「理論」「正直」「感情を動かす」ことがよく現れているセミナーだと感じた。
講師がクライアントの可能性を信じてセラピーをしているのがよく現れていた。
「真の優しさ」を感じた。



【男性】
NLPを活用した実際のリアルなセラピーを見てみたかったので参加しました(今まで他のところで学んだNLPは、どうも現実味に欠けていたので)。
実際にリアルなセラピーを見ることができて勉強になりました。
個人的には、もう少しNLP的な解釈や説明があるとうれしかった。
棚田さんのセラピーを見て、やはりセラピストの人間観、人生観が重要だと改めて感じました。
ありがとうございました。
楽しかったです。



【男性】
本を読んで棚田さんがリミッティング・ビリーフについて詳しかったので、より深く理解したいと思い参加しました。
すばらしいセミナーでした。
リミッティング・ビリーフについて、解説とリアルな公開セッションを通じて理解を深めることができました。
リアルに見ることができ、棚田さんの知識やご経験の深さのみならず、クライアントに対する姿勢、時に厳しく感じる言葉掛けがクライアントへの信頼をベースにしていることなどが感じられ、すごくよかったです。
ありがとうございました。



【男性】
自身のコーチとしての力量を磨きたい、コーチングに閉じない領域まで幅を広げて、一人の人にどこまでもお役に立てるようになりたい、そのための一環として参加させていただきました。
参加して大変勉強になりました。
ありがとうございました。
もっと深く学び、理解したいという気持ちが高まりました。



【女性】
大変興味深いセミナーでした。
実際の公開セッションを拝見して、質問の仕方や運び方、受けている方の悩みや反応などを詳しく勉強することができ、とてもためになりました。
またお邪魔させていただきたいと思います。





次回の『サイコセラピー体験講座』は3月22日(祝)の開催です。



テーマは、

『目標設定 これだけはやってはいけない!』

です。



詳細はこちらから>>




サイコセラピスト 棚田克彦

こんにちは。

サイコセラピストの棚田克彦です。

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?FrontPage



週末の6日と7日は、

『プロセラピスト養成講座(第一期生)』

の第3日目と4日目の授業でした。



全国から集まった、「世の中の困っている人たちを

助けたい」という強い気持ちを持った15人の方が

学ばれています。



まだ学術論文上や精神医学分野の臨床家、研究者間でしか

共有されていない世界最先端、最高レベルのセラピー技術

を学ぶために、遠くは大阪や九州、沖縄からも参加されて

います。



この講座では、圧倒的な“実践力”の養成を重視しています。



さまざまな悩みや症状ごとに、その原因と解決方法

(具体的なセラピー技法)を、講義とデモンストレー

ションに続いて、生徒同士のロールプレイングを

ミックスしながら現場で自信を持って使えるように

練習し、さらに質疑応答を徹底的に繰り返します。



セミナーや公開講座というよりは、

どちらかというと、

「進学塾の難関校合格クラス」

みたいな感じです(笑)。



生徒さんからの期待には300%応えるつもりで、

私が持っている知識や技術は、全て包み隠さずお伝え

するようにしています(本当に細かいところまで)。



生徒の皆さんはというと、講座の日程以外にも有志で

集合して、習ったばかりのテクニックを練習したり、

スカイプを使ってセッションのリハーサルをしたり

しています。



私自身がこの講座で教えていて、生徒の皆さんの

向上心や勤勉さには頭の下がる思いです。



ところで、



講座の3日目の朝一番に、

「パニック障害へのアプローチ方法」について

お話をしました。



パニック障害を改善するためには、

(私のやり方だと、)通常は数回の

セッションを必要とします。



ところが、

最近来られたある女性クライアント

の場合、

たった30分のセッション一回だけで、

パニック障害の症状(突然息苦しく

なって胸が痛くなる不安発作)が

消失しました。



講座内で、そのときのセッションのやり方を、

再現してデモンストレーションしました。



教育的な見地からみて

多くの示唆に富んだ

非常に有益な内容だったので、

クライアントさまに許可をいただいた上で、

ブログ上でもシェアさせていただきます。



◆ケーススタディ◆

患者: 30代女性。

主訴: パニック障害

セラピーの目的:

数年前からパニック障害に苦しんでおり、

精神科に通院している。

数回のパニック発作を経験して以来、

怖くて特急電車や高速道路に乗れない。

ところが、仕事上の理由で約二ヵ月後に

どうしても飛行機に乗らないといけなくなり、

急いで何とかして欲しいということでやって来た。



【セッション】

(棚田)「○○さん、今ここで、あたかも飛行機に乗って
     座席に座っているところを想像してみて下さい。
     座席から立って、絶対に動いてはいけません。
     シートベルトを締めているので、動きたくても
     身動きできません」


(クライアント)「・・・(苦しそうな表情をする)」


(棚田)「今、どんな感じがしますか?」


(クライアント)「身動きできなくて苦しいです。
         息切れする感じです。
         息苦しいです」


(棚田)「その身動きできなくて息苦しい感じを感じてみて。
     小さい子どもの頃に、それと似たような感覚を
     感じていたことはありませんでしたか?」


(クライアント)「(小さくうなづく)」


(棚田)「(クライアントの前にイスを2つ置いて、)
     ○○さんがまだ小さい子どもの頃に、
     お父さんとお母さんがいて、
     息苦しさを感じている場面に身を置いたつもり
     になってみて下さい。
     どんな感じがする?


(クライアント)「息苦しいです」


(棚田)「何で息苦しいの?」


(クライアント)「お父さんとお母さんがケンカしてるから。
         止めて欲しい・・・」


(棚田)「お父さんとお母さんは、どんなふうにケンカしてるの?」


(クライアント)「私の学校のことでお父さんとお母さんが
         ケンカをしています。
         お父さんがお母さんを叩いてます。
         お母さんは大声で叫んで・・・、
         ケンカを止めくれません」


(棚田)「(お父さんとお母さんのイスを向かい合わせて、)
     ほら、お父さんがお母さんを叩いてるよ。
     お母さんが大声で叫んでるよ。
     二人のケンカを止めさせないと」


(クライアント)「もう止めてっ!」


(棚田)「お願いしたら、お父さんとお母さんはケンカを止めてくれるの?」


(クライアント)「止めてくれない」


(棚田)「もっとお願いしてごらん」


(クライアント)「お願いだから止めてっ!」


(棚田)「どう? お父さんとお母さんはケンカ止めてくれた?」


(クライアント)「止めてくれない(泣)」


(棚田)「まだお願いしてみる? お願いしたらケンカを止めてくれそう?」


(クライアント)「止めてくれません」


(棚田)「○○ちゃんはまだ小さい子どもでしょ?」


(クライアント)「はい」


(棚田)「小さい子どもが親のケンカの面倒を見ないといけないの?
     ケンカをしているお父さん、お母さんと、あなた、どっち
     が悪いの?」


(クライアント)「お父さんとお母さんが悪い」


(棚田)「そうだよね。お父さんとお母さんに向かって、
    『私はぜんぜん悪くない。お父さんとお母さんが悪い』
     って言いなさい」


(クライアント)「私はぜんぜん悪くない。お父さんとお母さんが悪い」


(棚田)「だったら、目の前のお父さんとお母さんに向かって、
    『私はまだ、子どもです。私はもう、あなたたちの面倒は
     見ません』と言いなさい。それから、二人のイスを倒して、
     お父さんとお母さんをあなたの心の中から追い出しなさい」


(クライアント)「私はまだ、子どもです。私はもう、あなたたちの
         面倒は見ません! (イスを倒す)」


・・・・・後略。



※このセッション後、すぐに特急電車に乗ることができた。その後、
 飛行機での出張も無事に乗り切ることができたとの報告があった。



この女性クライアントは小さい頃、

まだ子どもであるにもかかわらず、

子どもらしく振舞うことを許されず、

両親のケンカを止めようとして、

必死で親の面倒を見ていました。



つまり、

まだ子どもなのに

「(親の)親の役割」

を強いられていました。



だから、

この女性クライアントが持っていた

リミッティング・ビリーフは、

『私は子どもであってはならない』

ということになります。



このリミッティング・ビリーフを

持っている人は、小さい頃から

「私は子どもらしくしてはいけない」

と感じながら育ってきたので

人に甘えたり、

はしゃいだり、

羽目をはずしたりするのが、

とっても苦手です。



子どもの頃からいわゆる「いい子」

といわれる人が多く、

ちゃんと規則を守り、

人からの期待には全て応え、

しかも周囲の人たちへの気配りも

決して忘れません。



しかし、

本当は自分が一番、人から面倒を

見て欲しいし、子どものように

甘えたいのです。



そうした子どもらしい欲求を我慢することは、

息苦しさや閉塞感につながります。



そして、

ストレスなどで心と体が弱っているときに、

電車に乗っているときに感じる息苦しさや

閉塞感が引き金となって、ある日突然、

パニックの発作が発症するのです。



予期不安を感じてだんだんと息が苦しくなり始めて

いるときは、子どもの頃に感じていたのと全く同じ

息苦しさや閉塞感を再体験しています。



したがって、

息苦しさや閉塞感を作り出す

おおもとの原因である

リミッティング・ビリーフ

『私は子どもであってはいけない』

を取り除くと、

パニック発作の症状が

消失するのです。






いかがでしたでしょうか?





次はお知らせです。





以下の日程で、


『プロセラピスト養成講座(第二期生)』


を開催することが決定しました。



****************************************************************

     『プロセラピスト養成講座(第二期生)』


【日時】 5/22(土)、23(日)、29(土)、30(日)
     6/19(土)、20(日)、26(土)、27(日)


【場所】 東京(市ヶ谷)


【定員】 約10名


【料金】 『サイコセラピー体験講座』にご参加いただくと、
     特別料金でのお申し込みが可能です。

****************************************************************



いつもの通り、

養成講座の概要説明と募集は、

『サイコセラピー体験講座(次回は2月13日)』
http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?PsychoTherapySeminar

の中でのみ行ないます。




専門性の高い講座なので、

不安や疑問を残したまま申し込んでみたところ、

「想像していたものと違った」といったような

間違いを防ぐためです。




『サイコセラピー体験講座』の中で養成講座の

概要説明を行ないますので、必要であれば納得

がいくまでご質問をしていただいて、講座の

内容や対象者等について、よくよく理解を

していただいてから、お申し込みいただきたい

と思います。






では、今回はこの辺で。





サイコセラピスト 棚田克彦

こんにちは。
サイコセラピスト 棚田克彦です。
http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?FrontPage

 




『性格の悩みをすっきり解決!』って

どこかの本のタイトルか

チラシの宣伝文句のようですが、



そもそも、『性格』って何でしょう?




私は、




「性格とは、

『ある状況において(場面)、

・どのように考え(思考)、

・どのように感じ(感情)、

・どのように振舞うか(行動、あるいは症状)』

という個人的な反応パターンのクセである」




と定義しています。




そして、

さらに重要なことは、




「性格(個人的な反応パターンのクセ)を決めている

おおもとの原因はビリーフ(信念、思い込み)である」




というまぎれもない事実です。




ですから、




「ビリーフを変えれば、性格も変わる」




のです。




実際にビリーフ・チェンジのセッションを

体験された方の中には、

「子どもが好きになった」

「食べ物の好みが変わった」

「服装の好みが変わった」

「異性の好みが変わった」

という方までいらっしゃいます。




巷では、

「性格は変えられないけど、性格の欠点も

見方を変えて長所として活かせばよい」

といったように、

性格のことで悩んでいる人にとっては

何の慰めにもならない主張をしている人や本が

存在していますが、
決して鵜呑みにしてはいけません。




性格は変えられます。




また、標準的なNLP(神経言語プログラミング)のコースでも、

「メタ・プログラムはその人固有のもので、長期間にわたって変わらない」

と教えていますが(http://www.amazon.com/dp/0787234796/
)、
それも大きな間違いです。




メタ・プログラムも変えられます。




「性格やメタ・プログラムは変えられない」と

主張している人たちにその根拠をたずねてみると、

多くの場合、

「いろいろと性格(メタ・プログラム)を変える

努力をしてみたけどできなかった」

といった理由に過ぎません。




しかし、

「やろうとしたけどできなかった」

というのは、

「その人が性格(メタ・プログラム)を変える方法を知らない」

という証明にはなっても、

「性格(メタ・プログラム)は変えられない」

という証明にはなっていません。




また、エニアグラムの信者たちも、

性格は変わらないと信じているようです。




話を元に戻して、




たとえば、

「劣等感が強い人」とは

どのような性格の人でしょうか?




一言で「劣等感が強い人」の性格といっても

具体的な内容は人それぞれで、

たとえば、




「人前でいるときに(場面)、
・『自分が本当はダメな人間であることを

 人に知られてはいけない』と考え(思考)、
・人に『ありのままの自分』を見せることに

 怖さを感じ(感情)、
・人とのコンタクトや責任ある立場の引き受け

 を避ける(行動、あるいは症状)」




という人もいれば、




「人から注目されているときに(場面)、
・『もし人に自分の弱みを知られたら、人は自分の

 ことをダメな奴だと思うに違いない』と考え(思考)、
・『本当は自信がない自分』が人にバレることに恐れを

 感じ(感情)、
・過剰に自信があるフリや、いつも余裕があってまったく

 大丈夫なフリをする(行動、あるいは症状)」




という人もいます。




そして、

上記2つのいずれの「劣等感が強い人」の性格の場合も、

そうした性格を作り出している根本の原因は、




「何かができる自分には価値があるけれども、

ありのままの自分には価値がない」




というリミッティング・ビリーフ(制限的な思い込み)なのです。




ようするに、

「ありのままの自分はダメ」

と心のどこかで信じ込んでいることが

「劣等感の強い性格」

を作り出しているのです。




ですから、

「ありのままの自分はダメ」

というビリーフ(思い込み)が
なくなれば、

当然のことながら、

「劣等感」も感じなくなります。




つまり、性格が変わります。




「ありのままの自分はダメ」と

信じ込んでいる人は、

人から認めてもらったり、

受け入れられる(愛される)ために

必死で努力します。




いつも人の顔色を気にしながら人から気に入られるための行動をしたり、

超難関の試験(資格)に合格することで人から認められようとしたり、

自分の実績や有名人の知り合いを自慢して他人を圧倒しようとしたり、

人から劣等感を悟られないようにワザワザ自信ありげに振舞ってみたり、

といったような無理な生き方を繰り返しています。




以上をまとめると、



・性格とは{場面、思考、感情、行動(症状)}の組み合わせからなる個人的な反応パターンのクセ


・性格を決めているおおもとの原因はビリーフ(信念、思い込み)である


・だから、ビリーフを変えれば、性格も変わる




「性格」に関する真実について、
ご理解いただけましたか?




「第4回サイコセラピー体験講座(2月13日開催)」のテーマは、


『人からどう思われるかが気になって仕方がない性格』


です。




「性格」に関するさらに深いお話をします。



詳細とお申し込みはこちらから。

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?PsychoTherapySeminar




今日はここまでです。




サイコセラピスト 棚田克彦

こんにちは。


サイコセラピスト 棚田克彦です。

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?FrontPage




毎回ご好評をいただいている『サイコセラピー体験講座』も、これまでに数百名以上の方にご参加いただきました。



2010年からは従来よりもさらに内容をパワーアップして、毎回テーマを1つに絞って、より専門的な内容について深くお伝えしていく予定です。




さっそくですが、第4回サイコセラピー体験講座のテーマは、


『人からどう思われるかが気になって仕方がない性格』


です。




【セミナー概要】

・『人からどう思われるかが気になって仕方がない性格』を作り出しているリミッティング・ビリーフとはどのようなものなのか?


・そうした性格(リミッティング・ビリーフ)はどのようにしてできるのか?


・そうした性格(リミッティング・ビリーフ)を変える方法


・自分の子どもがそうならないための子育て方法


といった内容について、最新の研究成果と臨床例をもとに解説いたします。




【対象者】

・人からどう思われるかが気になって仕方がない人


・自信がない人


・自分を人と比べて劣等感を感じる人


・ちょっとしたことでも、すぐに「私はダメ」と落ち込んでしまう人


・やる前から「自分はできない」と思ってしまう人


・上司やリーダーなど責任ある立場を任されると緊張し、本来の力を発揮できない人


・人前で緊張する人


・常に失敗を恐れている人


・人の意見に流される人、言いたいことが言えない人


・常に自分が人から必要とされることを必要としている人


・人からの批判、叱責に過剰反応する人(不機嫌になる、落ち込む、攻撃で返す)


・自分の間違いを素直に認められない人


・言い訳が多い人


・プライドが異常に高い人


・自分のすごさをアピールしてしまう人(自分を実際よりも良く見せようとする人)


・自分を他人と比較して、過剰に勝ち負けにこだわる人


・「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えない人


・人にほめられても素直に受け取れない人


・自分のためにお金を使えない人


・自分のことが好きになれない人


・いつも罪悪感を感じている人






第4回サイコセラピー体験講座のご案内はこちらです。


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      ~ NLP(神経言語プログラミング)ライブセッション ~


         『第4回 サイコセラピー体験講座』


【日時】2月13日(日)14:00~19:00


【場所】東京(恵比寿)


詳細とお申込みはコチラ

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?PsychoTherapySeminar

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いつもの通り、NLPライブセッション(オープンカウンセリング)も実施します。


こちらはどのようなお悩みでも結構です。


もちろん、「人からどう思われるかが気になって仕方がない」というお悩みも結構です。




『サイコセラピー体験講座』に関する質問や疑問、その他に何でも、


<info@tanada-katsuhiko.com >


まで気軽にお問い合わせ下さい。




では、2月13日にセミナーでお会いできることを楽しみにしています。




サイコセラピスト 棚田克彦