サイコセラピスト(心理療法士) 棚田克彦 公式ブログ -42ページ目

こんにちは。

サイコセラピストの棚田克彦です。

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今回は、「ひきこもり」についてです。



厚生労働省は、

「6ヶ月以上、家にひきこもっていて、

学校、職場などに行かない状態」

と定義しています。



「学校で友達とケンカした」

「学校で先生に怒られた」

のように、

「学校で嫌な出来事があって、

ちょっと不登校になった」程度のこと

であればよくあることですが、



身体には何の異常もないのに、

1年以上も外へ出て行けない場合は、

やはり心に何か問題を抱えているからだと

考えられます。



ひきこもりの状態が1年を過ぎるような場合は、

精神科の受診をお勧めします。



複数のデータによると、

ひきこもりは男性が8割

と言われています。



日本では、

イジメから生じる不登校や

受験や就職の失敗

がキッカケになることが多いようです。



平均的には、

年齢は20-30代、

長男で、

期間は3-5年、

高校か成人してからのひきこもり。



なぜ、そうなるのかというと、

男性の方が過酷な競争社会で

生きていること、

「若いのに仕事もしないで・・・」

のように近所や世間の目が厳しいこと、

親の期待がより強いこと

などが原因として考えられます。



現在の日本では、

ひきこもりの数が100万人とも言われていますが、

これには大きく4つの原因が考えられます。



■競争社会の激化

子ども時代から激しい競争による序列化にさらされ、

それに対して逃げ腰になったり、「疲れた」と吐露する

若者が増えている。



■対人関係能力の低下

対人関係能力の低下とともに、

少子化や競争社会の進展で

個人がますます分断されている。



■画一化

日本では集団や学校、会社組織でも

画一化が求められ、周囲となじめない人を

はじいたり、いじめる風潮がある。

それを克服できずに、

引きこもることで、

ようやく自分を守っている。



■親の生き方の押し付け

根本的には、親が無理に生き方を

押し付けることに問題がある。

どんなものであれ、

子どもの行き方を尊重し、

子どもを無条件に愛するという姿勢がないと、

子どもの中に安心感が不足する。

その結果、

アイデンティティの確立の失敗、

自立心の獲得の失敗が起こる。

また、

幼稚園や小学校の低学年で、

子ども同士でよく遊び、

対人関係の基礎を身につけなければ、

どれほど勉強が優秀であったとしても、

社会に出て行く能力とはならない。



話が前後しますが、

「ひきこもり」といっても

その範囲は非常に広く、

精神状態については、

「ひきこもっていても健康な人」

「ひきこもって精神障害になる人」

「精神障害が原因でひきこもる人」

「パーソナリティ障害の人」

など、さまざまです。



多数の精神科医によると、

「ひきこもりの多数は、精神障害によるものである。

とくに、パーソナリティ障害である」

ということが言われています。



中でも特に、

回避性パーソナリティ障害

自己愛性パーソナリティ障害

が関係している場合が多いようです。



NPO法人全国ひきこもりKHJ親の会
http://www.khj-h.com/


の調査によると、


強迫性障害: 20%

対人恐怖症: 20%

パーソナリティ障害: 20%

うつ病: 5%

統合失調症: 3%


となっており、

やはり、

精神科の診断がつくケースが

多くなっています。



ひきこもりの原因となりうる精神障害は、

以下の通りです。



■社会不安障害

対人関係能力が極端に低いのが、

ひきこもりの人に共通する特徴です。

ひきこもりの原因の一番は、

「対人関係」、つぎに「イジメ」と

なります。



■醜形恐怖

ひきこもりの8割は男性ですが、

醜形恐怖の場合には、

女性にも同じくらいの割合で

見られます。



■拒食症

醜形恐怖と同じように、

「私は醜い」と思い込み

ダイエットをした結果、

ダイエットをやりすぎて

体力や気力の低下をまねき、

うつ状態になって外出できなく

なることがあります。



■統合失調症

ひきこもる人の中には

統合失調症の素質を

持っている人がおり、

ひきこもりが長くなると、

発症する場合があります。

特に、

シゾイド・パーソナリティ障害の人は、

強い孤立や社会的ストレスがあると、

統合失調症様の症状を示すことがあり、

実際に発症する場合もあります。



■強迫性障害

強迫性障害を伴うひきこもりの場合、

暴力性が強い傾向があります

(特に母親に対して暴力が

向けられやすい)。

まずは強迫性障害を治すことが

重要です。



■パーソナリティ障害(回避性、自己愛性)

一番多いのは回避性パーソナリティ障害、

次に自己愛性パーソナリティ障害です。

回避性パーソナリティ障害のひきこもりは、

小学生や中学生に多く、

高校生以上になると、

自己愛性パーソナリティ障害の方が多くなります。

回避性パーソナリティ障害は、

根底に「保護されたい」という気持ちがあり、

親への甘えが強くなります。

ところが、

高校生や大学生、社会人になると、

そうした甘えが自己愛に対する執着

という形に変化します。

つまり、

幼いときから両親(とくに母親)にかわいがられ、

期待され、過保護に育てられて、

自己愛が大きくなっているケースです。

そして、

受験や就職の失敗で自尊心が傷ついて、

「自分は大したことがない」

「ひきこもりは病気ではない」

と思っていると、

ひきこもりになってしまうケースです。

この場合、

母親に対して激しい怒りをぶつけてきます。

また、

幼いときから教育熱心で、

「うちの子はこんなに勉強できる」ということが自慢で、

全てが子ども中心、

「勉強以外のことは家事の手伝いもさせない」

という親も見られます。

こうした親は、

子どもがひきこもってからも食事を部屋の前において、

食べ終わったら子どもに代わって食器を下げます。

こうした場合は、

親の価値観を変えることも必要になるでしょう。



■パニック障害(含広場恐怖)

いつパニック発作が起こるかわからない恐怖から、

外出できなくなります。

この傾向は、

広場恐怖を伴う場合に特にに顕著となります。



■全般性不安障害

とくに精神障害はなく、

受験等に失敗して不登校になっている、

ひきこもっているケースもあります。

そういう場合は、

両親の仲が不和だったり、

暴力などで家庭内が混乱しているために、

根底に強い不安があるケースが多くあります。

その場合、

全般性不安障害と診断されます。



ひきこもりと(リミッティング・)ビリーフの関係についても

簡単に述べておきましょう。



ひきこもりに関係する主なリミッティング・ビリーフは

以下の通りです。



●《存在してはいけない》

 →うつ病、抑うつ状態、摂食障害、すべてのパーソナリティ障害


●《ありのままの自分であってはいけない》

 →対人恐怖


●《見えてはいけない》

 →対人恐怖


●《愛着を感じてはいけない》

 →摂食障害、対人恐怖、すべてのパーソナリティ障害


●《人に近づいてはいけない》

 →シゾイドパーソナリティ障害、強迫性障害


●《人を信用してはいけない》

 →自己愛性パーソナリティ障害


●《集団に属してはいけない》

 →強迫性障害、シゾイド・回避性パーソナリティ障害


●《子どもであってはいけない》

 →うつ病、パニック障害(広場恐怖、過呼吸発作、予期不安)、
  対人恐怖、強迫性障害、全般性不安障害


●《親から離れてはいけない》

 →摂食障害、分離不安障害


●《自由に行動してはいけない》

 →ひきこもり、強迫性障害


●《健康であってはいけない》

 →嫌なことがあると病気になってひきこもる


●《正気であってはいけない》

 →統合失調症様の症状、自己愛性パーソナリティ障害


●《(怒りを)感じてはいけない》

 →摂食障害、無気力



ひきこもりの人が

これらすべてのリミッティングビリーフを持っていると

言う訳ではありません。



ここでは、

ひきこもりの原因となりうる精神障害や性格傾向の

原因となるすべてのリミッティングビリーフを

列挙しました。



個別のリミッティングビリーフについて

詳しくお知りになりたい方は、

こちらをご覧下さい。

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?TherapyPeculiarity




サイコセラピスト 棚田克彦

こんにちは。

サイコセラピストの棚田克彦です。

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最近、奥さまの幼児虐待に悩む旦那さまからのご相談があり、

カウンセリングを行なうことがありました。



幼児虐待の原因となる主なリミッティングビリーフの一つに、

《成長してはいけない》があります



《成長してはいけない》を持つことは、

その人が心理的に子どものままで

居続けることを意味します



心理的にまだ子どもであるため、

義務感や使命感が希薄です。



その結果、

「依存的で、自分で解決しようとしない」

「自分の力で深く考えられない」

「最後までやり遂げられない」

「いつも時間に遅れる」

「うっかりミスを繰り返す」

といったような子ども的な振る舞いを示します。



また、

心理的に子どもであるだけでなく、

身体的な発育の遅れや、

容姿、服装が実際の年令よりも幼い等、

外見的にも子どもであることが現れることも

多いようです。



男性のロリータ・コンプレックス

(幼女・少女にのみ性欲を感じる異常心理)、

女性のファーザー・コンプレックス

(娘が父親に愛情を感じ、母親を憎む無意識的感情)

の原因にもなります。



《成長してはいけない》は、

自分の子どもが成長するに連れて、

自分を必要としてくれる幼くて可愛い子ども

でなくなってしまうことを恐れる親によって

刷り込まれます。



「お前はまだ小さくて幼いから、出来ないのよ。

お母さん(お父さん)が代わりにしてあげるね」

と親が何でもしてしまうので、

子どもは、

「成長しない方が愛される」

「私が成長するとお母さん(お父さん)が悲しむ」

と思い込み、

《成長してはいけない》が刷り込まれるのです。



さて、

《成長してはいけない》を強く持つお母さんが

幼児虐待に走りやすい傾向があるのは、

精神的に成熟した大人として子育てをすることが

困難だからです



子どもの欲求よりも自分自身の欲求の方が大切で、

自分の欲求が子どもによって妨げられると、

カッとなって理性を失ってしまうのです。



私には3歳の娘がいますが、

子育てをしていると、

自分の欲求を抑えてでも子どもの欲求を

優先してあげなければならないときが

たくさんあります。



自分が風邪をひいていて体調が悪いときでも、

子どもは公園に遊びに連れて行ってもらえないと

機嫌が悪くなります。



お母さんがどんなに疲れていて、どんなに眠たくても、

夜中に赤ちゃんが泣けば、

起きてミルクをあげないといけません。



ところが、

《成長してはいけない》を強く持っていると、

自分の欲求を子どもに妨げられたときに

カッとなって理性を失い、

大人の精神状態でいられなくなってしまうのです。



たとえ精神状態が子どもであったとしても、

当然、

身体と腕力は大人です。



自分の欲求を通すために

幼児(赤ちゃん)に対して

大人の身体と腕力で暴力をふるえば、

それが取り返しの付かない事態を

引き起こしてしまうことがあります。



幼児虐待は、

子どもにも、

親にも、

双方に大きな身体と心の傷を残します。



本来、

親子の双方に対して

幸福感を与えてくれるはずの子育てが、

親子の不幸の原因となってしまうことに

心が痛みます。




サイコセラピスト 棚田克彦




こんにちは。

サイコセラピストの棚田克彦です。

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もし人から、

「もう何年もまじめにNLPに取り組んでいるのに、

まったく人生が変わらないのはなぜですか?」



「こんなにもがんばってNLPを勉強しているのに、

人生が好転しない理由を教えて下さい」



そんな風に質問されたら、

あなたは何と答えますか?



セミナー慣れしたNLPトレーナーであれば、



「あなたの無意識(潜在意識)は、

現状維持を望んでいるのではないですか?」



「あなたは現状にとどまることで、

何を手に入れていますか?」



「あなたは自分が変わることに対して、

どのような恐れを持っていますか?」



といったような切り返しを

思いつくかもしれません。



「長期にわたって

NLPに取り組んでいるにもかかわらず、

なぜ人生が変わらない人が多いのか?」



「どのようにNLPを使えば、

より短期間で、

よりスムーズに、

より良い方向へと

人生を向かわせることが出来るのか?」



「本人に変わりたい気持ちがないのか?」と言えば、

まったくそんなことはない。



「現状維持にともなう二次利得があるために、

クライアントの無意識(潜在意識)が変化に抵抗している」

というケースにも当てはまらない。



「NLPを習ったことで、

大きな悩みと呼べるものは解決できたし、

目標のいくつかも達成できた」



「でも、

どうも人生が変わった気がしない。

いまだに従来の延長線上を歩き続けているような気がする・・・」



私の周囲を見渡してみると、

NLPを何年にもわたって学び続けている

熱狂的な信者の中に

こうしたタイプの人が

多いように感じます。



【質問】

「NLPを長い間学び続けても、

人生が変わらないのはなぜか?」



その答えは・・・!?




一般論で説明してもわかりにくいので、

私が好んで多用するビリーフセラピーを

例に挙げて解説しましょう。



【答え】

「悩みを解決して気持ちが楽になるために

書き換えるべきリミッティングビリーフと、

人生(生き方)を変えるために書き換えるべき

リミッティングビリーフとが異なるから」



別の言い方をすると、



「悩みを片っ端から解決しても、

たしかに気持ちは楽にはなるけれども、

大して人生(生き方)は変わらない」



ということです。



私の個人セッションや公開講座でビリーフセラピーを

受けられる方の悩みの原因の7割から8割は、

次の3つのリミッティングビリーフ(LB)のうちのどれかです。



●《存在してはいけない》

●《子どもであってはいけない》

●《重要であってはいけない》


参考ページ
http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?TherapyPeculiarity



これら3つのLBをしっかり持っていると、

強いストレスを感じます。



これら3つのLBを書き換える(取り除く)と、

日常生活のストレスが激減して、

生きるのが本当に楽になります。



ビリーフセラピーのセッションを受けられたクライアントの中には、

「どうして今まで何十年間も、

こんなに無理で窮屈な生き方をしていたんだろう?」

なんて感想をもらす方もいらっしゃいます。



しかしながら、

悩みが解決して楽になることと、

人生(生き方)が変わることとは、

また別な話なのです。



●《存在してはいけない》

●《子どもであってはいけない》

●《重要であってはいけない》



の3つのLBを書き換える(取り除く)と、

たしかに生きるのが楽にはなりますが、

人生(生き方)そのものが

大きく変化することは、

それほど期待できません。



では次です。



【質問】

「人生(生き方)を変えるためには、

どのリミッティングビリーフを書き換えればよいのか?」



【答え】

「クライアントのタイプによって

人生(生き方)を変えるために書き換えるべきLBは異なる」



このタイプ分けには6つの種類があって、

それぞれのタイプによって

「人生の課題、テーマ」も異なり、

したがって、

「人生(生き方)を変えるために書き換えるべきLB」

も異なります。



紙面の関係で詳細は省きますが、

「人生(生き方)を変えるために書き換えるべきLB」って、

結構、地味なLBが多いです。



直接的な苦痛を感じるわけではないし、

そもそも地味なので、

自分ではなかなか気づかない。



でも、

その人の生き方や人生の方向性を決定しています。



コンピュータにたとえると、

わかりやすいと思います。



「悩みを解決するために書き換えるべきLB」が

表計算ソフトやワードプロセッサー、ブラウザーのバグ。



「人生を変えるために書き換えるべきLB」は、

ウィンドウズ、マックOS、LinuxといったOSのバグ。



私たち人間のOSのバグ、

つまり、

「人生を変えるために書き換えるべきLB」は、

致命的に悪影響を与えているにもかかわらず、

裏方の仕事をしているので、

気づくのが非常に難しい。



気づいたときには

大変なことになっている。



「『何だか最近、PCの立ち上がりが遅いな~』

なんて思っていたら、

ある日突然、PCが立ち上がらなくなった(泣)」

みたいな・・・。



今、書いていて、

ふと思ったのですが、



「いくら悩みを解決するためのLBを書き換えてみても、

人生(生き方)は変わらない」



って、すごく重要な事実ですよね。



すごく重要なことなのに、

世界的に著名なNLPトレーナーで

このことを主張している人っていませんね。



当たり前すぎるから?



6つの種類のタイプ別の詳細については、

10月の体験講座で詳しくお話しますね。



10月24日(日)開催、

『第10回 サイコセラピー体験講座』

テーマ「タナダ式NLPのすべて(その2)」

●詳細とお申込みはこちらから

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?PsychoTherapySeminar




サイコセラピスト 棚田克彦




こんにちは。

サイコセラピストの棚田克彦です。

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10月24日(日)開催、

『第10回 サイコセラピー体験講座』

のご案内です。

●詳細とお申込みはこちらから

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?PsychoTherapySeminar



前回の9月の体験講座では、

タナダ式NLP誕生の経緯と、

タナダ式NLP「3つの特長」

についてお話ししました。



前回に引き続き、10月も、

『タナダ式NLP』について、

その中でも特に、

「ビリーフ(信念、信じていること、思い込み)」

について詳しくお話をします。



あなたの身に起こる出来事はすべて、

あなたのビリーフを映し出す鏡です。



つまり、

あなたのビリーフが正しいことを証明するかのような現実が、

あなたの身に起こります。



たとえば、

もし、あなたが、「自分は価値のある存在だ」と信じているのであれば、

あなたの周りにはあなたを大切にしてくれる人が寄ってきます。



もし、あなたが、「人は自分のことを傷付ける危険な存在だ」と信じているのであれば、

あなたの周りにはあなたを傷付ける人が寄ってきます。



もし、あなたが、「人を信用してはならない」と信じているのであれば、

あなたの周りにはあなたにウソを付いたり、あなたを裏切る人が寄ってきます。



・・・等など。



あなたが信じている通りの現実が、あなたの身に起こります。



何もこうしたことは、人間関係だけに限ったことではありません。



あなたの銀行預金の残高も、あなたのビリーフを映し出す鏡です。



あなたの体重や体型も、あなたのビリーフを映し出す鏡です。



あなたがよくかかる病気も、あなたのビリーフを映し出す鏡です。



究極的には、

あなたの人生こそ、あなたのビリーフを映し出す鏡です。



そして、

あなたに必ず知っておいて欲しいことは、

「自分の意思で望めば、

(リミッティング)ビリーフを書き換えることは可能である」

という紛れもない事実です。



この続きは体験講座で・・・。



10月24日(日)開催、

『第10回 サイコセラピー体験講座』

テーマ「タナダ式NLPのすべて(その2)」

●詳細とお申込みはこちらから

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?PsychoTherapySeminar




サイコセラピスト 棚田克彦




9月16日にシンガポールで開催された

「マーシャルコンバット」ライトヘビー級タイトルマッチで

大山峻護選手が、
http://shungo-oyama.com/



1R横三角絞めで勝利!

【心の悩み専門】タナダ式NLP開発者 サイコセラピスト 棚田克彦 公式ブログ






 こちらから映像も見られます>>
世界に通用する数少ない日本人の一人として、
大山選手を応援しています。



それから、
このたびご結婚をされたということで、
重ね重ね、おめでとうございます。


お相手は、
とっても美人な方です。
http://ameblo.jp/salon-de-ange-angel/


 



美男、美女のカップルです。






末永くお幸せに!





棚田



こんにちは。

サイコセラピストの棚田克彦です。

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「心身一如(しんしんいちにょ)」

という言葉をご存知ですか?



私の妻は某医科大学の付属研究所で東洋医学と西洋医学を

統合した医療の研究をしている医師なのですが、

私はよく妻と2人で

「心の状態が身体に作り出す症状」

についてのディスカッションをします。



東洋医学では「心身一如」というものの見方を重視し、

心と体を一つのものとして捉えます。



もう少し具体的に言うと、

「心の状態は身体に現れる。身体の状態も心に現れる」

「心がバランスを崩すと、身体もバランスを崩して病気になる」

ということです。



ところが、

現代人の多くは西洋医学的な発想にならされてしまっていて、

何か身体に症状が現れると、

「身体と心は切り離された別物である」

という思考をしてしまいます。



「自分の身体に現れた症状が、

自分の心の中に起きていることを

表現したものである」

だとは思わないのです。



その結果、

身体に現れた症状を

「都合の悪いもの」

として取り扱い、

その症状が伝えようとしてくれている

「心のメッセージ」

に耳を傾けようとする代わりに、

「身体の症状を取り除く」

ことに夢中になってしまうのです。



しばしば、セラピーの最中に、


・首や背中、腰が凝って痛い

・手足、首など、特定の部位が動かない

・胸や喉元が詰まって息苦しい

・全身が鉛のように重くてやる気が起きない

・拒食や過食・嘔吐を繰り返す

・ある場所に腫瘍ができる


といったようなクライアントの身体が発する

症状の裏に隠されている深いメッセージ

気づくことがあります。



NLP(神経言語プログラミング)では、

「症状はメッセージを持っている」

という考え方をします。



「もっと自由に振る舞って欲しい」


「他人を喜ばせることよりも、もっと自分の
 本当の気持ちを大切にして欲しい」


「今の行き方を見直して欲しい」


・・・等。



その人が本来の「自然な自分」を取り戻すために、

「言葉を話せない心」に代わって

「身体」が症状を通して大切なメッセージを

表現してくれていることが多いのです。



以前に私の元へ、

「逆流性食道炎が治らない」

という30代後半の女性のクライアントが

来られたことがあります。



逆流性食道炎とは、

胃酸や十二指腸液が食道に逆流して、

食道が炎症を起こす病気です。



病院ではH2ブロッカーを処方され、

「胃酸が逆流しないよう横向きで寝ないように」

とアドバイスをもらったとのことでしたが、

薬を止めると症状の再発を繰り返していました。



消化のプロセスは心の働きと非常に良く似ています。



(1)外からものを取り入れる

(2)役に立つものと役に立たないものを選別する

(3)役に立つものを消化吸収する

(4)役に立たないものは外に出す(ときには、嘔吐して上から出す)



「消化器」と「心」の働きの違いは、

外から取り入れるものが

「食べ物」か「考え方、意見」か

の違いだけです。



「この女性の逆流性食道炎が持っている

心のメッセージは何だろう?」

と考えた私は、



彼女の身体に起こっているプロセスを、

彼女の心の中で起こっているプロセスに

置き換えて考えることにしました。



「もしかして、あなたは他人と自分の考え方や意見が

違うときでも、ガマンをして受け入れて(飲み込んで)

しまう人ですか?」

と質問しました。



女性からの返答は、

あなたが想像される通りです。



この女性の身体は、

逆流性食道炎という症状を通して、

「ガマンをして他人の意見を飲み込む(受け入れる)のを止めなさい」

「嫌なもの(消化できないもの)は、吐き出しなさい」

と教えてくれていたのです。



心が消化できないもの(嫌なもの)を吐き出さないから、

代わりに、身体が吐き出そうとしてくれていたのです。



「人に言いたいことを言えない」

「嫌なときでも人に合わせてしまう」

という悩みを作り出している原因は、

《子どもであってはいけない(良い子でなければならない)》

というリミッティングビリーフです。



数回のセッションを経て、

「ガマンしてばかりの良い子は、もう止めます!」

「嫌なことは嫌と言います!」

と力強く決断して以来、

彼女の逆流性食道炎は再発していません。



ところで、

私(棚田)は医師免許を持っていないので、

病気を診断することや、

ましてや、

治療をすることはできません。



また、

今回の記事に関して、

それが真実である、

正確である、

最新である、

という保証も一切ありません。



今回の記事の情報を使用した結果に対して、

責任を負うこともできません。



今までの公開講座では、

「NLPで病気が治る」的な話題は

意図的に避けてきました。



その一方で、

「NLPの健康への応用」は、

私がもっとも興味を持っている分野の

一つであり、

他の研究者たちと連携を取りながら、

現在も活発に研究を進めています。



そこで、

色々と迷った挙句、

私と同じように

「NLPの健康への応用」

に興味を持たれている方が

他にもいらっしゃるのではないかと考え、



11月27、28日沖縄で開催する

「NLPヒーリング・ワークショップ」では、

●『NLPによる身体症状へのアプローチ法』

についてお話することにしました。

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?NLPHealingOkinawa



それから、

11月13日(土)新潟(JR長岡駅前)で、

「NLPセラピー・ワークショップ」

を開催します。

テーマは、

●『NLPを使った効果的なサイコセラピーのやり方を学ぶ』

です。

こちらのワークショップでも、時間が許す限り

●『NLPによる身体症状へのアプローチ法』

についてお話します。

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?NLPTherapyNiigata



最後に、

9月26日(日)開催の

『第9回 サイコセラピー体験講座』

もよろしくお願いします。

テーマは、

●『タナダ式NLP(神経言語プログラミング)』のすべて


http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?PsychoTherapySeminar


こちらは、残席9名(定員70名)です。




今回は、以上です。



サイコセラピスト 棚田克彦


こんにちは。

サイコセラピストの棚田克彦です。

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今年の春から夏にかけて、

プロとして活躍できる優秀なサイコセラピスト(心理療法家)

の育成に力を入れてきました。



そして、

先月で「プロセラピスト養成講座」の第3期が終了し、

今は一息ついているところです。



「プロセラピスト養成講座」の修了生の方から

講座終了後の感想文が届いています。



HPにアップしたので、

「プロセラピスト養成講座」に興味がある方は

ご覧になってください。



「プロセラピスト養成講座」のサイトの
http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?ProTherapistTraining

「修了生の声」の上から4人分が、

今回追加した感想文です。



年内最後の開催となる

次回の「プロセラピスト養成講座(第4期)」は

11月6、7日スタートです。



どういう訳か、

9月に入ってから、

「プロセラピスト養成講座」の参加条件に

関するお問い合わせが連続しています。



HPにも書かれていますが、

「プロセラピスト養成講座」の講座説明会、

および、講座申し込みの受付は、

「サイコセラピー体験講座」の中でのみ

行なっております。



次回の「サイコセラピー体験講座」は、

9月26日(日)の開催です、



詳細とお申込みはこちらです

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?PsychoTherapySeminar




サイコセラピスト 棚田克彦

こんにちは。

サイコセラピストの棚田克彦です。

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きれいな景色を見ると、目が癒されます。



優しい言葉を聴くと、耳が癒されます。



マッサージを受けると、身体が癒されます。



『ヒーリング(癒し)』って気持ちいいですよね。



でも、

サイコセラピー(心理療法)に関する限り、

『ヒーリング(癒し)』ほど恐いものはないんです。



人が悩みを抱えていることで

心に強い痛みや苦しみを感じているとき、

『ヒーリング(癒し)』を必要とします。



なぜなら、

あまりに痛みや苦しみが強いと、

自分自身と正直に向き合い、

悩みの解決に取り組むことが

できないからです。



心に強い痛みや苦しみを感じているとき、

人は「変化に向けたパワー」を発揮する

ことができません。



まずは『ヒーリング(癒し)』によって

強い痛みや苦しみを和らげたり、

取り除くことが必要です。



しかし、

単なるヒーリングだけで終えてしまう

ことは望ましくありません。



なぜなら、

ヒーリングのみによっては、

悩みの本質的な解決が

期待できないからです。



人はヒーリングを受けたことで

痛みや苦しみを感じなくなると、

自分自身と正直な気持ちで向き合い、

悩みの本当の原因を発見して解決する

ということをしなくなります。



「喉元過ぎれば熱さ忘れる」ってヤツです。



ヒーリングによって痛みや苦しみを

“一時的に”取り除いてしまうと、

「悩みを解決したい!」

「自分を変えたい!」

「もっと幸せになりたい!」

という

「変化に向けたモチベーション(動機付け)」

を奪ってしまうことになるのです。



だから

『ヒーリング(癒し)』はとっても恐い。



ヒーリングによって痛みや苦しみを

一時的に癒したからといって、

悩みが本当に解決するわけではありません。



当然のことながら、悩みは再発します。



あなたが人生を変えるために必要なことは、

単なる『ヒーリング(癒し)』ではありません。



単なる『ヒーリング(癒し)』は、

あなたを人生の現在の場所に

とどめておくだけの効果しかありません。



今以上に不幸になることはないかもしれませんが、

今以上に幸せになることもありません。



あなたが新しい人生を始めるために必要なことは、

あなたが自分の悩みを根本から解決して、

あなたが本当に変化をすることです。



11月27日(土)、28日(日)の2日間で、


『NLPヒーリング』ワークショップ(開催地:沖縄)


を開催します。



【対象者】
・ヒーリング(心の傷を癒す)に興味がある人

・NLP(神経言語プログラミング)を使った
 効果的なサイコセラピー(心理療法)のやり方
 を学びたい方

・実際にNLPセラピーを体験してみたい方

・解決したい悩みを抱えている方

・自分を変えたい人

・人生を変えたい人

・NLPの技術力をアップさせたいNLPトレーナー、
 セラピスト、カウンセラーの方



NLP(神経言語プログラミング)の技術を駆使した

サイコセラピー(心理療法)における

正しい『ヒーリング(癒し)』のやり方


を学びます。



詳細はこちらからどうぞ

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?NLPHealingOkinawa




サイコセラピスト 棚田克彦

こんにちは。

サイコセラピストの棚田克彦です。

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?FrontPage



昨年の9月より開始した

『サイコセラピー体験講座』も、

今年の9月で一周年を迎えます。



そこで、

9月26日(日)開催

「第9回 サイコセラピー体験講座」では、


【『タナダ式NLP(神経言語プログラミング)』のすべて】


と称して、



・タナダ式NLPが誕生した経緯

・一般的なNLPとタナダ式NLPとの違い

・タナダ式NLP「3つの特長」

・私(棚田)が個人セッションで多用する「ビリーフチェンジ・セラピー」の解説


・・・等について、



タナダ式NLPの魅力を余すところなく、

詳細に、かつ、判りやすくお伝えいたします。



タナダ式NLPセラピーには、

以下の3つの特長があります。



◆変化が速い(即効解決)◆

プラクティショナーや

マスタープラクティショナーコースといった

一般的なNLPセミナーに参加することで、

数ヶ月間から、長い人では数年間かかって

ようやく解決できるかできないかといった

程度の悩みや症状であれば、

タナダ式NLPでは、

多くの場合たった1回(多くとも数回)

のセッションで解決可能です。


これは、

タナダ式NLPが、

巷で一般的に広く行なわれている、

ただ悩みを聴いて共感し、慰めたり、

アドバイスをするだけのセラピーや

カウンセリングとは全く異なり、

他に類を見ないユニークな方法で

クライアントの心の核心に

直接アプローチをするからです。


タナダ式NLPは、

どんなに複雑な心の悩みや

非常に深刻な心理的トラウマ、

心因性の症状も、

驚異的なスピードで解消します。



◆変化が深い(根本解決)◆

心の悩みや心理的トラウマ、心因性の症状等を

作り出している「本当の原因(大もとの原因)」は、

主として幼少期に両親との関わりを通して作られた

<リミッティング・ビリーフ(制限を作り出す思い込み)>

に存在します。


「問題の根本原因」とでも言うべき

<リミッティング・ビリーフ>を

正確に特定して取り除くことで、

クライアントに深いレベルの変化を

もたらすことが可能です。


通常のNLPでは対応不可能な、

非常に複雑な心の悩みや心理的トラウマ、

心因性の症状に対しても、

効果性の高いアプローチが可能です。



◆変化が続く(永久解決)◆

タナダ式NLPセラピーの効果は、

永久に続きます。

一度取り除いた

<リミッティング・ビリーフ(制限を作り出す思い込み)>が、

自然に元に戻ることはありません。


なぜなら、

「問題の根本原因」そのものを

取り除いてしまうからです。


一方、

一般的に広く行なわれている心理学セミナーやセラピー、

カウンセリングのように、

「問題の根本原因」を取り除くことなく

表面的な癒しや問題解決に頼ってしまうと、

「しばらくして日数が経つと、元の自分に戻ってしまった」

といったことが起こります。




次回、9月26日(日)開催

『第9回 サイコセラピー体験講座』

のテーマは、


【『タナダ式NLP(神経言語プログラミング)』のすべて】


です。



【セミナー概要】

・『タナダ式NLP』はこうして生まれた

・一般的なNLPとタナダ式NLPとの違い

・タナダ式NLPセラピー「3つの特長」:即効解決、根本解決、永久解決

・『ビリーフチェンジ・セラピー』について

・ 効果的なサイコセラピー(心理療法)に求められる条件とは?


等について、最新の研究成果と臨床例をもとに、詳細かつ判りやすくお伝えいたします。




詳細とお申込みはこちらから

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?PsychoTherapySeminar



サイコセラピスト 棚田克彦





こんにちは。

サイコセラピストの棚田克彦です。

http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?FrontPage



今回は、

今後の予定についてお話をしたいと思います。



以前にメルマガやブログ上で、



「サイコセラピー体験講座を開催すると、

その直後に私の能力をはるかに超える数の

個人セッションのお申し込みが殺到するので、

しばらくの間、サイコセラピー体験講座を

お休みにします」



そして、



「私と同じセラピー技術を有する

セラピストの育成に専念する一方で、

『サイコセラピー体験講座』のオープンカウンセリングや

個人セッションの代わりの役目を果たす

2日間程度のセミナーを計画している」



というお話しをしました。



最近になって、この辺りの計画の目途が立ってきたので、

今回は、今後の予定についてお話ししようと思います。



まずはじめに、

「サイコセラピー体験講座」を復活させます。
http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?PsychoTherapySeminar



毎回テーマを変えながら、

8月、9月・・・と継続して開催する予定です。



ただし、

相変わらず個人セッションの枠は数ヶ月先まで満席なので、

「『サイコセラピー体験講座』のオープンカウンセリングを

見てから個人セッションに申し込みたい」と考えておられる方には、

大変申し訳ありませんが、

新規に個人セッションのお申し込みをお受けすることはできません

あらかじめご了承下さい。



(例外的に、平日の日中、しかもシングルセッションに限り、

月2、3人程度は可能です。)



その代わりに、

「プロセラピスト養成講座」
http://www.tanada-katsuhiko.com/index.php?ProTherapistTraining

の非常に優秀な卒業生の方たちが活動を始め出したので、

近々、みなさまにご紹介できると思います。




「プロセラピスト養成講座」の卒業生は、

現在のところ、

国内の北は新潟から、南は沖縄まで、

遠くは米国にまで世界中に散らばっています。



ですから、

年内には、

みなさまのお近くの都道府県に住んでいる

「プロセラピスト養成講座」の卒業生から、

棚田が普段やっているのと全く同じNLPセラピーを

もっと手軽に受けていただけるようになると思います。



次に、

「『サイコセラピー体験講座』のオープンカウンセリングや

個人セッションの代わりの役目を果たす2日間程度のセミナー」

についてですが、



手始めとして、

11月27日(土)、28日(日)

「NLPヒーリング」と称する

“心の傷の癒し”をテーマにした

新しいワークショップを開催いたします。



開催場所は、沖縄(那覇市内)です。



近日中に参加者の募集を始めますので、

楽しみにしていて下さい。



今回は、以上です。




サイコセラピスト 棚田克彦