ヒキガエルと話せるおばちゃん
あなたは、ヒキガエルと話せるおばちゃんがいたとしても信じられないでしょ。 でも、ある女性が我が家に遊びに来て、教えてくれました。「いるのよ」って。ずいぶん昔に聞いた話です。ある女性はA子さんとしましょうか。高知の方なんですが、その方のおばさんで神社の清掃をしてる方がいると。そのおばさんは明日の天気やら、明日、どこの誰が亡くなるとかわかるのだそう。なので、神主さんにすぐお伝えして葬儀の準備ができて、ただの一度も慌てることがなかったんだそうです。みんなはそのおばちゃんのことを「霊感のある人」と受け止めていて、特に不思議にも思わなかったのだそうです。でも、そのおばちゃんの姪御さんのA子さんは、不思議に思って尋ねたそうです。「なんで、天気だけでなく、人の生き死にまでわかるの?」と。そうしたら、「ヒキガエルが教えてくれるのよ」と、こともなげに、おっしゃったそうです。霊感が強くて神様やご先祖様が教えてくれる・・・というならまだしも、ヒキガエルが教えてくれるというのは、いくらなんでも・・・と思いませんか?そのおばちゃんが神社の清掃をしていて夕刻になると、どこからともなく、ノソノソヒキガエルたちが集まってきて、口々に自分の見てきたことを話すのだそうです。やれ蜘蛛が高く巣を張ったから、明日は晴れるとか、やれ〇〇さんちの御隠居はもうすぐ息を引き取るだとか。だから、ヒキガエルたちが予言をしたり占いをしたりするのではなく、見てきたことを話すだけなのだそうです。ただ、自分が食べようと虫を見張っていたりすると、経験から天気予報ができたり、人のうちの様子を物陰からじっと眺めて出来事を伝えたり、するだけなんだそうです。でも、なんでかえるたちはそのおばちゃんの前でなら、しゃべれるのか?なんでおばちゃんは聞き取れるのか?謎ではあります。私もかえる語、理解したいなあ。これ、創作だと思うでしょ?違います。実際にA子さんから「聞いた」話なんです。 END