【英語を教える】具体的な成功法則やノウハウ、Tipsやテクニックには気を付ける。
おはようございます。英語を教えながら
英語の先生の先生をしています、ミツイです。
一部講座カリキュラムの監修もさせていただきました
福岡市を中心とした
オンラインラーニング&スクーリングの
グローバル人材育成の子ども英語スクール、
English Wonderlandさまにご依頼をいただき
先日、English Wonderland登録講師さま向けに
2回の勉強会をおこなわせていただきました。
1月には「ノンネイティブでも大丈夫な英語の発音の教え方」。
2月には「Active Learningの一歩先を行く考え方」。
両方とも過去にEnglish Teachers Association of Japanにて
勉強会トピックとして扱ったものなのですが
シッカリと最新情報をも確認し、織り込み、バージョンアップをさせて
発表をさせていただきました。
笑顔が素敵な先生方ばかりのEnglish Wonderlandさま♡
私が英語の先生に指導をする時に気を付けているのは
皆さんが「具体的なTips集め」に没頭しないようにすること、です。
確かに、明日の授業に変化を出そうと思うのならば
手っ取り早く使える「具体的なTips」というのは必須。
ですから、そういうものがダメなわけではないし
むしろ、上手に使っていけば良いと思います。
ただ、それだけになってしまうと
大事なものを見失いやすくなるのも事実。
というのも、教室内で起きることは流動的であり
Tipsだとかテクニックだとか、そういうものだけに頼っていると
目の前の生徒の細かな様子だとか、
そういうものに注意を払う意識が薄れてしまいがちです。
目の前の生徒の細かなニーズに対応できず
「自分はこのTipsを、このテクニックを、シッカリ行っているからOK」
となってしまっては本末転倒。
でも、English Wonderlandの担当講師さま方は
こうした部分に陥ることなく
「一番大事なのは生徒」ということを常に念頭に置いた状態で
多くのことを吸収していってくださっていました。
「直⼦先⽣のプレゼンは、常に「AもあるけどB もある」、
「良い点もあるけど悪い点もある」と様々な観点を紹介して下さいました。
それは「⾃分で迷いながらも考えて、選択していって良いのだ」と私には伝わり、
それがとても⼼地良かったで す。
教えているとどうしても相⼿に選択枠を提⽰することを忘れる時がありますが、
主体は常に⽣徒側であることを忘れずに、
⼦ども達が様々な選択枠の中から⾃分で、⾃分の⼈⽣を選んでいけるような
レッスン作りをしていきたいと思います。」
「印象に残っているのが
知識や技術というより、生徒さんの気持ち(心)がどうであるか。
この状態次第で、もっともっと生徒さんの可能性を引き出せると感じました。」
普段から
生徒さんの成長そのものを第一に考えられているからこそ
その大事な視点を忘れずにいられるのだと思うんです。
具体性を頼ると本質を見誤うことがあります。
良い結果をもたらした具体的な行動というのは
成功法則やノウハウではなく、
ひとつの現象としてとらえるべきだ、と言われたりもします。
というのも、
良い結果をもたらした(と認識された)具体的な行動に固執し
執着してしまうと、それは時に、能力の限定化をすることに繋がり
結果、可能性をも限定してしまうことがあるからです。
そして、個人の感覚経験の枠から出ることがなく
非常に狭い見識に留まってしまうことに繋がることも。
もちろん、具体性に頼ること自体は悪いことではありません。
でも万物にはポジティブに思えることと
ネガティブに思えることの両方が存在することを知り、
あくまで俯瞰した視点は保つようにしたいものです。
荘子が
「昔の聖人の書物は、昔の聖人の残りかす」だと述べたように
具体的な成功法則やノウハウ、Tipsやテクニックというものに
固執せず、あくまでもそれらの取り扱いには気を付けて
あくまで自分で体験していくことが大切なのだと思います。
English Wonderlandさまの登録講師の皆さまは
そうした「教える姿勢」「学ぶ姿勢」も素晴らしいなと感じました。
素敵な勉強会のお時間に
私も皆さまから素敵な刺激を沢山いただきました。(*^^*)
こんな素晴らしい機会を与えてくださった
English Wonderlandの代表、恭子先生に、ただただ感謝です。
恭子先生、本当にありがとうございました。
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