【英語勉強中】「過去の栄光」を利用しましょう!


おはようございます。英語を教えながら
英語の先生の先生をしています、ミツイです。


皆さんは他の人の英語力を見て
「あぁ、この人は自分より英語が上手だ」とか

他の人の英語ブログを見て
「あぁ、この人は自分より成功している」とか

そう思って、焦ったり、反発心が出てきたり
自己嫌悪に陥ったり
したことはありますか?


私はあります。




皆さんもきっと、あるでしょう。






英語というのは(言語学的に言うと)
「マスターする」ということが不可能です。

理由は
1)言語は変化し続けるものだから
2)母国語でもそうなように、分野が違えば
その専門用語など文章の雰囲気や並べ方なども
微妙に変わってくるから、です。


例えば、私はアメリカ留学をして
大学院まで出ましたが、

出産時や子育て時に必要となってくる
英語の表現や専門用語なんて
実際に自分が経験するまで知りませんでした。

身体の部位の名称も知らなかったし
英語での子供への「文化的に正しい」声掛けも
知りませんでした。


知らないことがあるのは当たり前なんです。

それで良いんです。

大事なのは「他の人と比べるのではなく
昨日の自分と比べる」こと。

結局は「自分がどうか」なんですよね。


英語学習に限らず何にでも言えることです。


でも、それが難しいなぁ~と言う人は
ついつい他の人と比べてしまう人は
「自分の過去の栄光」を大事にしましょう。


「自分の過去の栄光」を形にして
いつでも五感どれかで再現出来るようにしておくのです。


ただ、「過去の栄光」というのは
大会で優勝したとか
学校で表彰されたとか
第一希望の大学に合格したとか
そういう形式的なものでない方が良いです。

「自分にとって」純粋に嬉しかったこと。


例えば、
初めて海外に行った時に
レストランでお水を頼めた!達成感
とか

駅にいた外人さんと目が合った時に
"Hi." って言ったら挨拶し返してくれた!喜び
とか。

そういう小さいことの方が良いです。
本当に「心が躍った」経験。


私の「過去の栄光」はこれです。
 

photo:01

 


大学時代、ものすごく厳しい教授の
難しい言語学の講義で
英語ネイティブが次々と講義を落としていく中、
とある日の教授の質問に答えられたのが
「私ひとりだった」
ということがありました。

教科書のこの部分は、まさにその質問の箇所。

毎日毎日予習と復習と宿題を欠かさず
頑張っていたんです。
何度も悔しい想いもしたし泣いたし。
努力が報われないこともありました。

だから、この出来事は
私にものすごい自信を与えてくれたんです。
私でもネイティブと対等に学べているんだ、と。



皆さんにも絶対あるはずです。

そういう小さな、でも自分にとって大事な「過去の栄光」が。


そして、誰か他の人と自分の英語状況を比べて
落ち込んでしまいそうになった時には
そっと、その「過去の栄光」に想いを馳せましょう。

その「過去の栄光」を愛で、
今もなお英語学習を続けていられることに感謝して、
気持ちを切り替え
また楽しくポジティブに、英語に取り組んでいきましょう。

 


Happy Learning & Happy Teaching!  



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