プラモデル制作日誌 其の九 | ホビーショップタムタム相模原店のブログ

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プラモデル部です。

 

今回は、先日(8/24)の土曜日に開催させていただきました「プラモデル塗装実演イベント」にて塗装しました

 

アカデミー製「フィンランド陸軍 K9FIN 155mm自走榴弾砲 Moukari」

をご紹介です。

 

組み上げた状態でレジ前のガラスケースにて展示させて頂いていたキットを塗装し、特に汚し塗装などは加えずに「お手軽仕上げ」で完成させていきます

 

先ずは、塗装前の準備として

ゴム製の履帯を外しまして

砲塔部分と車台部分に分けてから下地材のサーフェーサーを吹きます。

 

 

ビン入りの物を希釈して、エアブラシで吹く方も多いかと思いますが・・・

担当は、一回で広範囲に吹き付けられる缶スプレータイプを使用しています。

 

 

ここは慣れ等の感覚の問題なので、何度か試して頂いてから缶スプレータイプを使用するのか、エアブラシで吹きつけるのかを選んでいただければよろしいかと思います。

 

担当は、どのジャンルのキットを製作する場合も下地のサーフェーサーはクレオス製缶スプレータイプの1200番を愛用しているのですが

今回は下地処理を荒目のヤスリで軽く行った程度なので、ヤスリの目を消すためにも缶スプレータイプの1000番を使用しています。

 

サーフェーサーを吹き付けた状態がコチラ!

グレー一色で地味ですね・・・・・

 

しっかりと乾燥したのを確認してから塗装に入ります。

 

今回のキットに使用するカラーは

・モスグリーン

・ダークグリーン

・つや消し黒

の3色がメインとなるので・・・・

転輪のゴム部分の「つや消し黒」を吹き付けてから、本体と転輪中央部分のモスグリーンを塗装します。

 

モスグリーンは手元に無かったので、ダークグリーンに白などを加えて調合、それに近い色を作ってみました。

 

色を調合する際に注意する点として

 

・実際に調合した色は、塗装して換装すると約一段階程度暗い色になるので、気持ち明るめに調合した方が良いかと思います。

 

・市販されている塗料は、複数の色を調合している物が多く、思った通りの色とは違う色になる場合も多いので、注意が必要です。

純粋に「少し赤味や青味を足したい」という場合は、純色系の塗料やクリアーカラーを使用すると上手くいきやすいと思います。

 

基本となる色を塗装したので、迷彩塗装を施していきます。

 

塗装図や箱絵を確認してみると、境界線がハッキリとしたスプリッター迷彩となっているので、マスキングを始めようと思ったのですが・・・・

 

表面に構造物などの凹凸部分は多く・・・・・

ズボラな担当は「マスキングが大変だな・・・・」と判断しまして、時間が限られている事を理由にマスキング無しで迷彩を施した後に、筆塗で境界線をはっきりさせるという方法に変更・・・

 

まずは、黒の部分を塗ります

こんな感じになりました!

 

続けてダークグリーンを塗装した後に、筆で境界線をはっきりさせた状態がコチラ!

塗装が甘い箇所や荒い箇所が多々見られますが・・・・

少し遠目から見れば、それなりに見えるかと思います・・・多分・・・・

 

御覧の通り、組み上げたキットを塗装するだけでも満足感は違うかと思いますので、「プラモデルの塗装はしたことが無い」という方も、塗装してワンランク上の完成度に挑戦してみるのは如何でしょうか?

 

今回で、最初に計画したキットの製作が完了したので・・・・

 

次回のブログからは、また新しいキットの製作を通して、今回までのブログでは上手くご紹介出来なかった事を紹介出来ればと考えております。

 

今回のブログはここまでとさせて頂きます。

次回も宜しくお願い致します。

 

以上、プラモデル部でした。