【一時帰国前夜・2017】繋がる命の真ん中で。

2週間前から夫は日本へ前入りしておりまして

そこから今日まで、めいっぱいですた。

あと少しで、夫と合流出来ます。

姑もわたしも、

姉ズもよくがんばった。

ちびズは元気で素晴らしい。

笑い声、泣き声、怒り声

まんべんなく響き渡る中

ときおり、日本へ行くことについて

あれこれ質問をして、不安そうにする

四番太を見ていて

なんとなく

日本へ帰ることに、思いを馳せる。

姑は、農家の生まれ。

彼女の故郷は、ほんっとに、

どがつく田舎。

村です。

そこに、親戚中のひとが集まって

お寺へ行って、お経をあげてもらう。

静かにしないといけない。

けどでも、

子どもは退屈で、じっとしていられない。

あのとき、次女子は

まだ赤ちゃんで

そこにいるだけで、

皆を笑顔にする存在だった。

コロコロで可愛かったあのときは

いつのまにか過ぎ去ってしまって。

いつのまにか、こんなに手足が伸びて

顔つきも、引き締まって。

体つきも、女性らしくなって。

懐かしくも、愛おしい時代は

もう目の前に表れることはない。

心楽しい、
子ども達の成長と引き換えに

子ども達がくれた、
珠玉のような思い出を

心の中に

あとからあとから、積もらせていく。

だから、世の中のおじいちゃん、おばあちゃんは

笑った顔が、優しいんだなあ。

しわとしわの間の、溝も

まあるい谷になっていて。

数えきれないほどの、輝く思い出を

胸に抱いて。

シンガポールに住んでいても

シンガポールの教育を、子ども達が受けていても

私達はしっかりと日本人で

田舎の、農家の、優しい人々から

連綿と繋がる、命なのだ。

なーんてことを、思っていたら

胸の中が、感謝でいっぱいになりました☆
(酒ナシ)

いい帰国になるといいな、と思います。

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