ペナンのホテルを決めるときは二つの選択肢がありました。

ひとつは、ビーチのリゾートホテル。シャングリラとか、パレスロイヤルとか。

もうひとつは、ジョージタウン周辺にある、ヘリテージホテル。昔ながらのショップハウスの良さを活かした、味のあるホテルです。

今回は二人きりだからこそ出来る文化活動を!というテーマの旅行だったので、迷わずヘリテージ・ホテルを予約。こどもたちがいないから、多少狭くとも問題ないだろうしね。

有名なヘリテージ・ホテルにブルーマンションがありますが、ここは連泊出来ず断念。どこも結構いっぱいで…というか、予約のために電話をかけまくったのは出発前日でしたから、当たり前です。

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シャビーなクライン・ブルーにしびれます。(再び)
ここは有料のツアーもやっていました。


なんとか、連泊で一部屋だけ空いていたので予約したのは、Yeng Ken Hotel。


雰囲気もさながら、ここで特筆すべきは、清潔さ!!!!!

こんなに綺麗にしてるホテルは、今まで見たことありません。アジアのホテルで、バスルームを臆せず裸足で歩けるなんて…!シャワーからお湯が揺るぎなく出るなんて…。感動することしきり、でした。排水がスムーズでないのは、もうデフォルトなので減点対象になりません。それを補って余りある、掃除の徹底さ。

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朝食を頂くレストラン。天井にキッチン部の仕切りがあり、そこにわんさと植物。アジアっぽさを分かってる内装を楽しみつつ、朝食はローカルフードとアメリカンのビュッフェでした。
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アメリカンには見向きもせず、このヌードルの美味しいこと…。濃い魚の香り。

私たちはゆっくりのんびりと起き出してお昼近くまでいたので、だんだんと片付けが始まっていたのですが、このときもびっくりすることがありました。あるウェイターさんが、レストランの椅子を次から次へと磨いていたのです。どこか満足気に、ひとつひとつの椅子を磨く彼の様子は、心打たれるものがありました。

どんな内容の仕事でも、人の心を動かすのは難しいものです。大切なのは、そのひとの仕事に対する姿勢なのですよね。例えば閉店後エスカレーターのスイッチを単に切る仕事ひとつとっても、そのひとの後ろ姿に感動することはあるのです。

そういういいものを見れたというのも含めて、全体的にいい旅でした。

mica