虫さんたちがくれた幸せな時間 | to you  みんなの笑顔に逢いたくて

to you  みんなの笑顔に逢いたくて

日々の暮らしの中で気づいたことを書いてます。

7月になりました。

植物や生き物が活き活きとして

生命力を感じるこの頃です。

 

 

今日は勤務先の施設での一コマを

お話ししようと思います。

ある夜のこと

廊下で小学生の男の子数人が

ワイワイと集まっていました。

行ってみると窓辺にお客さんが・・

カミキリムシでした。

(おぉ、美しい触覚!)

 

 

私がひょいと手に乗せると

みんなが周りに集まってきました。

「すごーい」

「刺さないの?」

「毒はないの?」

「触らせて」

「ボクも触りたい」

 

 

恐る恐る触ってみる子

遠巻きに見ている子

反応は様々でしたが

みんな興味津々でした。

こんな時、子どもたちの目は

キラキラと輝いています。

小さな小さな観察会の後

カミキリムシさんは

お外に帰っていただきました。

 

 

別の日にはカナブンさんが訪問

子ども達からお呼びがかかり

「昆虫を乗せた手を下げると

上に登ってくるんだよー」などと実践

豆知識を披露させてもらいました。

カナブンさんも

お外に帰っていただきました。

 

 

その後昆虫図鑑を開いた子は

「この虫は来る?」と

気になる昆虫を探していました。

そんな子どもらしい本来の姿を見て

自分の生き物好きが役立ったと

嬉しくなりました。

 

 

こんな日ばかりではないのですがね

だからこそ小さな光のような

こんな時、こんな瞬間を

見逃したくない

小さな光を集めよう

小さな光を積み重ねよう

そう思うのです。

 

 

 

気づかせてくれた虫さんたちに

「ありがとう」