大航海に備え、最後のクルー(乗組員)
訪問診療の先生が挨拶にみえました。
気の済むまで父が家で過ごせるよう
訪問専門の先生に、主治医がバトンタッチです。
「今後、通院はしなくていいです。
週に1回うちが定期訪問します。
お薬もうちから処方します。」
母は《通院しなくていい》と聞き
メチャクチャ喜びました。
「よかったー!!!
通院日は朝から時間に追われる。
自分の準備だけじゃなく
お父さんを着替えさせたり…大変!
しかも1人で連れて行くのが無理なら
介護タクシーを呼んで…だなんて
自信がなかったの。
先生のほうから来て頂けるなんて、本当に助かる!」
看護師さんがバイタルチェックや採血。
先生は、前医から引き継がれた情報を確認、
父や家族から情報収集。
風呂や喫煙場所など
生活環境もひととおり視察。
「たみパパさん、よろしくね。」
「よろしく…お願いします。」
父も穏やかに受け答えていました。
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父の通院に付き合って感じたことですが
よそ行きの恰好をして、
身支度をバシッと決めて通う病院では
「元気です!変わりないです!
痛いところはありません!」
先生の前で虚勢を張って
見栄を張って答えていたように思います。
でも、家で診てもらえるようになれば
普段通りの生活の中で
ありのままを見て(診て)もらえるから
父もリラックスして素直に
受け答えできるんじゃないかと思います。
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先生が帰られたあと、父に聞きました。
「通院しなくていいってさ♪
緊急時は24時間いつでも来てくれるよ!
お金のことは心配いらない。
70歳以上だし、制度も使えて保険もきくんだから。」
父、コクン。
「お父さん?今までの通院で
『今日は身体がキツい、行きたくないなぁ~…』
な~んて思う日もあったんじゃない?」
父、コクン。
やっぱりそうか。
そのしんどさからも解放されて
父にとっても訪問診療はいい選択だったんだ。
私にできる手は、すべて尽くした!!!
あとは母と担当スタッフの皆さんに
すべてを託すのみ…!!!
さいごに、除菌シートや尿取りパットなど
在宅に必要な衛生物品を可能な限り補充して
私は実家をあとにしました。
わたしの介護休業3か月、終了です!!!

