通院から2~3日、一気に父の体力が低下。
歩くどころか、ベッドから立つのにも
時間がかかるようになりました。
「お父さんそろそろ
病院のお世話になりませんか?」
深夜、母が尋ねたそうですが
父の返答がよく聞き取れなかったと。
「…お母さん、たぶんそれは
『ワシは家がいい!』って
言おうとしたんだと思うよ??」
そんな深夜の様子を聞き、
朝イチで父のベッドサイドに行くと
目を閉じて寝息を立てていました。
「お父さ~ん?聴こえる~?」
目をつぶったまま、小さくコクン。
「『具合が悪くなったら入院しよう』って
退院前に話したよね?
これからお母さん1人体制になるし
お父さんも身体がしんどいなら
そろそろ病院のお世話になろうか?」
ピクッと眉間にしわが寄った。
話すことはキツそうに見えたので
父の左手を握り、質問した。
「『病院は嫌だぁ~!家がいい~(>_<)』
って思ってるなら、私の手を握り返してごらん?」
ぎゅぅぅぅぅぅぅぅぅ~~~~っ!!
「あぁ…そっか、そうだね。やっぱり家がいいか。」
私は泣けてきた。
「…キャンセル…せぇ…」
「え?キャンセル??
入院はまだ決定じゃないからね。
今日の担当者会議で相談してみようね。」
《どこで最期を迎えるか》
一瞬迷ったような表情。
「答え」が変わる可能性、想定していた通り。
急激に状態が変化して
父の「家がいい」を尊重するか
それとも母の「介護負担軽減」を尊重するか。
答えは「家族次第」ってのは、分かってる。
ハッキリと答えを出せないまま、
担当者会議を迎えました。