共生社会推進特別委員会の視察にて | ためや通信

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まっとうな政治を鶴見から

11月24日、県議会の共生社会推進特別委員会の視察に行ってまいりました。

 

行先は、県立中井やまゆり園、保土ヶ谷にある同愛会てらん広場、いずれも障害者支援施設です。

 

中井やまゆり園は、指定障害者支援施設、現在89名(定員140名)の方が入所しております。

 

様々報道で取り上げられたように、利用者の方への虐待事例や、20時間もの長時間の拘束(施錠)という痛ましい事実もあり、胸が痛みます。「ともに生きる社会かながわ憲章」を標榜する神奈川県として、当事者に寄り添い、改善しなればならないと強く考えます。

 

ちょうど昼食前に到着したため、職員の方々が配膳の準備を行っていました。

現在も施錠している部屋からは、部屋を叩く音が聞こえたのが強く印象に残っています。

 

施設の方に許可を取って、個室の泉寮の一部を撮影させていただきました。

(こちらは強度行動障害専用棟として、8室の個室がありました。)

 

 

移動し、今度は保土ヶ谷区にある社会福祉法人 同愛会 てらん広場に。

 

こちらも中井やまゆり園と同様に強度行動障害の方を受け入れている施設なのですが、非常にオープンな施設であり、どの部屋もほぼ施錠されておらず、非常にアットホームな居心地の良さを感じました。

 

報道もされましたが、こちらの施設は、津久井やまゆり園で拘束されていた利用者の方を受け入れたところ、劇的に回復、さまざまな仕事をし、地域の方々と交流し人間的な生活を取り戻したとのこと。また「終の棲家」ではなく、あくまでも「通過施設」として、地域移行できるような「支援」を行っているのがポイントです。

 

大川貴志統括所長からご説明を受けましたが、非常に感銘を受ける言葉がありました。

障害のあるどんな方も、心があり、そこに向き合うことで通じ合うことができる。支援という名の下に、利用者の方の尊厳、時間を奪ってはならない。

 

黒岩知事は「当事者目線の障がい福祉実現宣言」を発表しましたが、てらん広場でのこうした取り組みを、県施設に良い形で反映し、共生社会についての認識をまず改めていくことが重要ではないか、そんな思いを強く持ちました。

私も引き続き、考え取り組んでいく所存です。

 

まっとうな政治を鶴見から。ためや義隆