3月16日の予算委員会に登壇し、
三ツ池公園の事例をもとに、県立都市公園の課題について議論いたしました。
農作物被害や住宅被害がおきている鳥獣被害は、本県でも深刻です。
県としても、ドローンなどの最新技術の活用を含め、様々な対策を講じているところ。
さて、こうした鳥獣と人が遭うところして、県立公園もあげられます。
今のところ大きな被害は発生していないようですが、野生鳥獣の生息地域と接した公園などでは被害事例もあるとのこと。
ところで、在来種の生態に大きな影響を与える外来種。
私の地元である鶴見区において、三ツ池公園はとても貴重な緑であり、地元の皆さんに愛されています。
この三ツ池公園でも、ブルーギルや園芸スイレンなどの外来種の繁殖が課題となっています。
県の委託した指定管理者が維持管理を行っていますが、限られた予算で広い公園管理を行っている為、たとえば池に繁茂して水質悪化や悪臭などの問題になっている「園芸スイレン」の繁茂対策にも苦心している状況。
園芸スイレンは、観賞といった側面ではよいのですが、水面を覆いつくすほど繁茂することで、既存の生態系への影響が懸念されています。
さらに、水質の悪化や、枯れた葉などが池の底に堆積することで、池の周辺では異臭がしてくるというお声も聞こえてきます。
(園芸スイレンの写真※三ツ池公園のものではありません)
指定管理者への予算確保を要望すると同時に、
民間の活力を生かすPARK-PFI制度(カフェやレストラン等公園内での展開で財源を生み出す)推進を
強く要望したところです。
地元で愛される三ツ池公園。
県立都市公園は県民にとって重要な憩いの場であり、また県の重要なリソース・資産でもあります。
重要なのは、この都市公園の魅力・価値を最大限に引き出していくこと。
なにより、利用者である県民の方々から愛される公園整備だと考えております。
委員会の録画映像はこちらからご確認いただけます。
※私の質問は27;47頃からです。
https://kanagawa-pref.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1792
まっとうな政治を鶴見から。ためや義隆