昼休・・・いつもの喫茶・・・
いつものカウンター定位置・・・の隣に
ブルーのセーター(?)のいでたちで・・・レディが・・・
見れば折れそうに細い腰・・・うん?
「や~・・・・」
急に名前が出てこないが・・・・
以前この店で働いていた娘
今もアイラインがくっきり
クレオパトラ嬢だ!
『おっちゃん元気・・・・』
「や~・・・どうしてる・・・」
ここを止めて2年、今はデスカウントショップで働いているそうだ!
「それにしても痩せたね・・・どうしたの?」
『いろいろあってね・・・』
「ストレスか・・・?」
『う~ん仕事の事とか・・・今の彼氏が38kgぐらいになれって・・・』
「それ・・・チョット無茶だろ・・・硬いイスに座ったらお尻痛いだろ?」
『あ~そのせいなのかしら・・・チョットね!』
「リバウンドは怖いけど、もういい加減にしたら?」
『でも年とって一人って淋しいだろうし・・』
「幾つだよ・・・」
『22歳・・・』
「アホか・・・人生スターとしたばかりだろ・・・そこまで考えるなよ・・・」
『うん・・・体もだるいの・・・職場もきついし・・・会社を辞めようかな~』
「え・・・そっちかい・・・?・・・今は・・・転職しょうにも仕事がないしな~・・・」
『そう・・・仕事ないの・・・夜の仕事でもと思ったりしてね!』
「君だったら食い付きは良いから勤まると思うけど・・・
夜の仕事って結構覚悟がいるよ・・・
自分を見失わないこと・・・
夜と昼と割り切れる・・・なら・・・
やっても良いけどね・・・
面白いトーク、甘い声、おしゃれでチョットイケメン・・・
ソフトなム~ド、気風の良い金払いの良さ・・・
夜の男は魅力的だぞ・・・
すぐに虜になって落ちていくタイプだぞ君は・・・」
『分かる・・・そうなの・・・これまでも・・・入れ込み過ぎて・・・
別れたことがあるの・・・なんでおっちゃん分かるの?』
「生きてきたキャリアが違うさ・・・これでも昔は・・・ははは・・・
もし夜の仕事しょうと思えば
また相談においで・・・ははは・・・」
『そのときは、また相談に来ます・・・』
「じゃな・・・」
と、切り上げたが・・・・
以前店にいる頃、こんなに長話したことはない・・・
久しぶりに会うと、つい親近感を覚えるのだろう?
派手な顔立ちに、痩せ過ぎボディが不釣合いに見える・・・
まだやせる気なのだろうか・・・?
恋とやらは怖い・・・
ま~これも青春まっただ中の1ページだろう?
気にしても仕方ないが・・・
確り考えて・・・幸せに生きて行って欲しい!
チョット知り合いの彼女だから!