負けるのは美しく! | 為次郎のブログ

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面白きこともなき世を面白く( ^ω^)・・・ですね!

ふと目にした〔負けるのは美しく〕とタイトルの本・・・児玉清
 
児玉清さんといえば、長身でインテリ・ロマンスグレーの代表のように思って手にとってみた・・・
多分沢山の本を読んだ自慢話かとペラペラ・・・
 
全く違った・・・
自叙伝に近いエッセイ集だった。
 
俳優としては、銀幕を飾る主演男優ではないが、一人の男としての生きてきた道には気持ちの上での共通感がある。
 
客観的に眺めようとすればするほど、欠点ばかりが目立って、どうにも敗北感や挫折感しか生じない・・・
 
意気消沈するばかり・・・
 
そこで知らぬ間に心に期する様になったのが〔負けるのは、美しく〕だそうだ。
 
そうしたら初めて心に平和が訪れた思いがしたと締めくくっている。
 
さすがに、何かいいことを教えていただいた気分になれた。
 
逃げではなく、人生の生き方、考え方なのだろう。
 
それぞろれが人生哲学を持って生きているのだろう〔負けるのは、美しく〕良い言葉に思えてきた。