桃の花は、３月下旬頃だろと思いながら、近くに行ったついでに立ち寄った。
思った通り、やっと芽吹いたところ・・・
今年もピンクの花を咲かせ、甘い実をつけてくれるだろう。
枝の向こうに金次郎さん？
いや、違う西行さんだ。
碑に・・・
【嘆けとて 月や物を 思わする かこち顔なる わが涙かな】
と、記してある。
なんのこっちゃら・・・にわかにわ わかりかねるが？
西行さん！
俗名 佐藤義清（NHK大河では、藤木直人？）平清盛の親友とも言うが？
結構かわた人で、祖先に藤原鎌足を持ち裕福な家で育ち
17歳で北面の武士に任じられとか
この北面の武士とやら、並大抵の能力ではなれないらしく
流鏑馬の達人で、蹴鞠の名手で、和歌が達者で、ルックスが容姿端麗でないと無理なよう
まるで、武豊と中田英寿と正岡子規と木村拓哉のDNAをごちゃ混ぜにして出来たような人物
それが、なにゆえ・・・出家して流浪するか？
霞ヶ関の高級官僚が山頭火になるよなものだ！
原因は
仏教かぶれ 友人の無情に 皇位の政争に失望 待賢門院（NHK大河では、檀れい）との道ならぬ恋に破れた
とか・・・いろいろ？ あるいは全部かも知れない。
出家のとき
【世を捨つる 人はまことに捨つるかは 捨つぬ人をぞ 捨つるとはいう】
なんとも、分からん和歌を詠んでいる。
ようは、自分を主張できないで働くサラーマンよ、あんたは自分の価値観や感性を捨て
会社方針のまま働く、世捨て人よ・・・と聞こえて・・・きて苦笑させられる。
俺も生きたや西行さんの様にだが
妻も、子供も置き去りにとは・・・ちと合点が行かぬところ？
ま～あ～
今日は夕方から天気も良くなり
明日は良い天気になるだろう！