此処は和泉の国と紀伊の国を結ぶ根来街道が通る風吹き峠だ!
和歌山側から200mほどの高さであり、確かに朝夕に風が吹き抜けていたのだろう?
歴史的には、この峠は空海や雑賀衆の鈴木孫市、根来衆の津田監物、羽柴秀吉、暴れん坊将軍吉宗、陸奥宗光等結構な偉人有名人が駆け抜けた街道だろう。
今この峠は、道路拡張に伴い砕石場となり、ドンドンとその姿を変えている。

痛々しい山肌だが・・・・
なんと此処には、中央構造線のA級活断層が走っている。
街道のすぐ近くに根来寺があるが長い間地震は無く、相当のストレスが溜まっているとう事だ?
のんびりと話している場合ではないが・・・・・数千年単位で活動するという。
確かに・・・この地層の立ち上がり方は・・・ただ事ではない?
平面であるはずの地層が45度に近い状態に立ち上がっている。
専門的知識はからっきし無いが・・・
凄いエネルギーは感じられる。
そんな千年単位が刻々近付いている事は確かだ。
短絡的な妄想であってほしい・・・
この「風吹き峠」という響きの良い呼び名を何時までも聞きたいものだ。