【フランケンシュタイン現る!】 | 為次郎のブログ

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面白きこともなき世を面白く( ^ω^)・・・ですね!

上半身直立不動の姿勢で現れる。
 
プラスチックの固定装具で背骨を保護している。
脇の下と、腿の付け根が痛く、動き辛い。
何より寝にくいのと暑さに辟易するという。
 
動きはまるでフランケンシュタインだ。首だけが動いている?
が・・・・ここは笑うところではない!
 
先日、木から落ちて怪我をしたとの知らせは聞いていたが?
 
「何してましたんや?」
『いや~お供え用の高野槙を取ろうと木に登ってな・・・落ちたんや!』
 
彼の生まれは、高野山で子供のころから、高野槙を取っていたようだ!
お供えするのは真っ直ぐに伸びた天辺の枝でないと曲がったものはダメで、木に登った次第だとか?
 
『アカンな~・・・両手で枝をつかんで、足を枝に絡めようとしたら、なんと手が緩んで尻から落下や・・・掛けたつもりの足は掛からず、掴んだ手は離れる・・・尾骶骨から落下脊椎の圧迫骨折や・・・と!』
 
本人は至って陽気に笑顔で話すが・・・どうにも苦しそうだ。
 
それでも、2~3日寝てれば直るとおもって我慢していたようだが、どうにも痛いので病院に行ったというから、驚く!
 
ま~昔の田舎育ちの身としては、わからなくもない。
自然治癒力に自信がある???
病院なんて、めったと行くところではない?
 
入院1ヶ月やっと退院したとのことだとか。
 
「何時までも若いと思うたらアカンで・・・若いのは気だけやから!」
『そや・・・今回はつくづく思い知らされたわ・・・』
 
「若いのは気だけと気付かず木から落ち・・・か・・・ハハハ!」
『笑わしなや・・・そのとおりやがな・・・』
 
ヒクヒク肩で笑い、装具を持ち上げながらフランケンシュタインさながらに帰っていった。