地球が46億年ほど前に誕生し、やがてそれぞれの時代にそれぞれの生命体が存在し、天変地異の発生で盛衰を繰り返し、今の時代を人間が謳歌している。
今回のいや今後も発生しうる、地球を覆うプレートの移動は、地球が生きた星である限り、繰り返し繰り返し発生する現象であろう。
根拠のない絶対安心防災対策、自然のみがコントロール出来る物質の取扱い安全神話、小賢しい人間の知恵をあざ笑うように、大自然は予想をはるかに超えた、圧倒的な力でうごめいて居る事をまざまざと見せつけられた思いがする。
今回の東北関東大震災で被災された方の悲しみと不安は計り知れないものであり、安易な慰めの言葉は出てこないほどのショック状態であるが、人間のありようは何時の時代も変わることは無く、ただおろおろとするばかりで、悲しみ苦しみ泣き続けるが、しかしやがて立ち上がる時が来ると信じる。
大自然は、何時の時代も復元力を持っており、以前の静寂に戻る事は信じて疑わないが、そのとき今の災害を教訓にして生きる礎としたい。
少なくともこの災害が人間の驕りでの災害加重があり、これからの子孫に確りと伝えておくことが、今の時代を生きている我々の使命のように思われる。
現在被災され避難生活されている方々に心よりお見舞申し上げます。