嵐山光三郎氏の本がある・・・・
出家して、和歌を読んで一生を旅して・・・どないして生活するねん?
チョット不思議に思っていたが、読み進んでいると西行の場合は、面白い・・・
和歌が大の苦手の清盛が和歌の顧問として、契約していたと云う。
年間顧問料114万円で、1首6万円を月締めで支払うように、清盛が勝手に決めたようだ・・・
西行が佐藤義清(のりきよ)の頃からの友人であり、義清は清盛を棟梁の器と認め、清盛は義清を武勇と和歌の名人と認め合ってのことである・・・
光三郎氏がどれだけ、古文書を読んで調べたかは、分からないが・・・
男の友情は、少年のように無言で認め合い、通じ合える素晴らしものであることを思い出したところなのだ・・・・
まだ、本も半ばで・・・今後二人が、果して今のままの関係か、対極の関係か定かではないが、いずれにしてもこれからの展開に期待が膨らむ・・・???