松本清張の短編!
或る「小倉日記」伝を読んだ・・・・
内容は、身体的欠陥の有る青年が・・・
森鷗外の研究で当時不明であった、小倉時代の足跡を調べて歩くもの・・・
息子を助けて、母の限りない愛・・・?(母ならみなそうするだろ?いや?)
結局、足跡の概要は掴んだが、未完成のうちに、主人公は病で死亡する。
死後、鷗外本人の小倉時代の日記が出てきて・・・
主人公の努力は、無と化すのであるが・・・
読後の・・・このやりきれなさは、なんなのだろう・・・
人間毎日、生きる意味仕事の意味を考えては居ないだろうが・・・???
というより、何のドラマチィックな展開も無い、短編にこれだけ、惹き付け松本清張は・・・凄い!