

ちゅう~訳で?高野山に・・・
根本大塔の当たりに、西国何ヶ所か廻りの老人団体と遭遇・・・
この団体に付いて回ると、ガイドの説明が聞ける????
ハハハ・・・只聞き・・・ガイド嬢も好意的な?視線を呉れたので???
ま~いいかと・・・旅は道連れ・・・結構勉強になるお話色々・・・で・・・
「どちらから、お参りですか?」と、老婦人に聞いて見ると・・・・
『愛媛からですよ・・・・』との事!
此処で、巡礼の最後の地だそうだ・・・相当な高齢で・・・団体に遅れ気味!
一生懸命・・・三鈷の松葉を拾っている。
「そんなに沢山拾ってどうすんですか?」
『縁起のええ松やから、帰って皆に分けてあげようと思って・・・』
なんか?この松は・・・空海が、中国から、密教の修行地を求めて、三鈷杵なるものを遠投?この松に引掛かったとの、縁起の良い松で、松葉が三葉で珍しいものとか???
「遅れますよ・・・」
『ええんよ・・・聞いても分からんし・・・』
「????」
此処まで来れば、この老人は、人生修行も空海に近づいているように思える・・・
空海も人間、老婆も人間・・・空海は60何歳かで生き仏に・・・
老婆は、80歳はゆうに越え・・・正に生きた仏・・・
良しとして良いのじゃないの・・・と思い「ニッコリうなずいた!」
それから・・・金剛峰寺に・・・
秀次の切腹、柳の間の狭さ???殉死した者の哀れさ・・・
そんなことを、ふと考えながら石庭を見ると・・・・
砂の海の置石に・・・いにしえびとの座禅姿を感じたが・・・
それにしても、標高800mの、長い廊下を吹き抜ける風は、涼しい・・・