63歳・・・契約社員として、広告とりの仕事をしている・・・
『ほたるって、あれだけ幻想的だと知ったのは、大学生ころですよ・・・』
いきなりの発言に・・・
「何で・・・」
『いや～さっき、蛍バスの広告を見ましてね・・・』
「あ～最近、蛍がこの辺にも帰って来ているようですね・・・」
『そうそう、むかしね、天の川を見ようと頑張りましたが、結局見えなかった、昔は大きな製鉄所が有って、何時もどんよりとしてね・・・』
「あ～私の田舎は、海抜500～700ｍ位で、星も大きいし、天の川もバッチリでしたよ・・・」
92歳のお袋と、チョット知恵遅れの子供が二人居るという・・・
『いや～本当なんですよ・・・』
取りとめない話が・・・・
実は、給料なんて問題じゃ無いんですよ・・・
こうやって、色んな人と会って、チョットの無駄話しが出来ることが、幸せでね・・・・
勿論、仕事はキッチリと説明し、一段落してからの話し・・・
高度成長期に精一杯生きて、いまは大きなものを抱えて・・・・
まだ、まだ、走りたいという？
契約の更新が近いが、自分からはお願いはしたくないと言ってたが・・・！