『たたく』を漢字で書けない人っているのでしょうか?

『命』は誰でも書けるのですから不思議ですねw

 今日は復習を兼ねて『布団叩きがうるさいのは何故か?』を考えてみましょう。

『 布団叩き 』は騒音問題の公開実験を無料でやってくれているようなものです。

 うるさい理由は… 

 一つはもちろん200Hz以下の低い音『 U200騒音 』だからです。

 物干し台から見えるお向かいの家、こちら側には窓がありません。

『窓が無いから うるさくないだろう』と考える人はもう居ないでしょうねw

 もう一度#1から読み直して下さい。向かいの家の中ではU200騒音の布団を叩く音だけが響いているのです。この家の人から苦情を言われて『 うるさいはずがないのに ! 何か恨みでもあるのかしら?』とこの U200騒音 への無理解が 人間関係を破壊することになります。

 また、両隣りの家では直接来る音と向かいの家からの反射音も聞くことになります。家の中ではU200騒音の残響がプラスされ自分で布団を叩く音より うるさく感じるはずです。お互いに『もう少し静かに叩きなさいよ!』と思っていることも有り得ますw この騒音は道路族のケースと同じように騒音主が常に家の外にいるために

残響を聞くこがないのでうるさくしているという自覚が生まれないのです。 

 

 二つ目は物干し台やベランダが野外音楽堂と同じ構造をしていて音を前に送りやすくなっているからです。 山で『ヤッホー!』と叫ぶとき両手を口の前に持って来てメガホンの形にしますが、ベランダの屋根と床が同じ役割をします。後ろに向かった音の一部も壁に反射して前に向かいます。

 

 三つ目の理由は、日当たりを考えて南向の窓を増やしたいというのが人情ですが、この気持ちが家並みを整列させるからです。道路が家を一直線に整列させることもあります。家が並びぶことで家の外壁という大きな反射面も整列することになり、音が反響しやすい環境が生まれ それが長く続くのです。  

 ベランダに置かれたエアコンの室外機も同じ理由で うるささが増します。

   ( #6  布団叩き②へ続く)

 

              布団干しのイラスト