1ヶ月ほど前、8月25日の昼下がりでした。
テレビでなんでも鑑定団が流れていて、おそらくは再放送だったと思うのですが、番組の最後に出てくるその日のメインとなるお宝の鑑定コーナーでした。
スタジオ鑑定で出されたのは絵画。
川辺にたたずむ馬の絵が依頼品でした。この絵には特に何も感じませんでしたが、依頼人のご婦人が『東山魁夷の絵です』と言ったあとに流れた東山魁夷の代表作品の紹介映像を見たとき
なんだこれ!すごい!
となったのです。
なんて綺麗な色使いなんだろうか。
山林や降雪の絵は、その静けさと幻想的な空間が
目を通して枠外まで頭の中にイメージが広がるような感じでした。
また、何枚ものふすまを使って描かれた海の絵は今にも白波が動き出しそうな迫力で、なおかつその海の色はリゾート地に見る透き通った海のようなものではなく
濃厚でありながら鮮明で、青とも緑とも言えないその色に本当に目が釘付けになりました。
気がついたらスマホを片手に取っていました。
『この人の画集が欲しい』と思ったのです。画家の名前をちゃんと聞いてなかったのでテレビ画面に出ている文字を見て
『えっと…ひがしやま…なんて読むのこれ?とりあえず【さきがけ】と、最後の字は【えぞ】で使われてたな…』
などと考えながらネットショッピングで検索をかけます。しかし絵画の画集はあまりたくさん発行されないのか、数がありません。
それにここ最近で出された画集もないようなので、数年前に販売されたものの在庫をいろんなお店で探しました。
その途中で『魁夷(かいい)って読むのか』とずいぶん遅れて名前の読みを知ったりしながらようやく見つけたのが3部作に分かれた作品集。
3冊まとめて販売しているお店はなかったのですが、なんとか揃えて購入が出来ました。

日本画家として、日本画だけではなく水墨画や洋画も数多く作品があります。同じ人が描いたとは思えないような違いも見ることができます。
画集を買ったのはこれが初めてです。
たくさんの作品を手軽に見れて説明も付いているのがいいです。でもやっぱり額に入れられて壁にかかっている物をじっくり見るのもいいですよね。
実はネットショッピングで購入した時に気づいたのですが
『あ、勢いで購入ボタン押したけどそう言えばこの人のこと全然知らんままやったわ』
ということでちょっと順序が逆のような気がしますがそこから『東山魁夷』でグーグル検索しました。
だいたいこういう時は検索結果のトップにウィキペディアが出てくるのですが、今回は違いました。
結果のトップに来たのは
『生誕110年 東山魁夷展』
なに!?いつ!!?
『京都展 8.29(水)-10.8(月)』
8.29… 4日後じゃねえか!!
こんなことがあるのか…
勢いで画集3冊買うような画家を知った直後に展示会が始まる。
しかも京都では30年ぶりらしい。
また、今回最も見どころになるのは
奈良・唐招提寺御影堂障壁画の再現展示。
これは襖絵と床の壁面全68面に描かれた東山魁夷の代表的な超大作です。
御影堂の修理に伴い、今後数年間は現地でも見ることができないこの作品が展示されます。
なによりこの作品はまさになんでも鑑定団の中で僕が魅了された
あの躍動感のある海の襖絵です。
京都か…。
画集を即買いした時の勢いが届いて中を見たあとでも衰えなければ、これは行くべきなんじゃないか…?
というか衰えるとかの問題じゃなくて、このタイミングで開催(完全にこっちの主観と都合ですが)ってのは『行け』ってことなんじゃないの?
いろいろと考えた結果
↓
こうなった
テレビでなんでも鑑定団が流れていて、おそらくは再放送だったと思うのですが、番組の最後に出てくるその日のメインとなるお宝の鑑定コーナーでした。
スタジオ鑑定で出されたのは絵画。
川辺にたたずむ馬の絵が依頼品でした。この絵には特に何も感じませんでしたが、依頼人のご婦人が『東山魁夷の絵です』と言ったあとに流れた東山魁夷の代表作品の紹介映像を見たとき
なんだこれ!すごい!
となったのです。
なんて綺麗な色使いなんだろうか。
山林や降雪の絵は、その静けさと幻想的な空間が
目を通して枠外まで頭の中にイメージが広がるような感じでした。
また、何枚ものふすまを使って描かれた海の絵は今にも白波が動き出しそうな迫力で、なおかつその海の色はリゾート地に見る透き通った海のようなものではなく
濃厚でありながら鮮明で、青とも緑とも言えないその色に本当に目が釘付けになりました。
気がついたらスマホを片手に取っていました。
『この人の画集が欲しい』と思ったのです。画家の名前をちゃんと聞いてなかったのでテレビ画面に出ている文字を見て
『えっと…ひがしやま…なんて読むのこれ?とりあえず【さきがけ】と、最後の字は【えぞ】で使われてたな…』
などと考えながらネットショッピングで検索をかけます。しかし絵画の画集はあまりたくさん発行されないのか、数がありません。
それにここ最近で出された画集もないようなので、数年前に販売されたものの在庫をいろんなお店で探しました。
その途中で『魁夷(かいい)って読むのか』とずいぶん遅れて名前の読みを知ったりしながらようやく見つけたのが3部作に分かれた作品集。
3冊まとめて販売しているお店はなかったのですが、なんとか揃えて購入が出来ました。

日本画家として、日本画だけではなく水墨画や洋画も数多く作品があります。同じ人が描いたとは思えないような違いも見ることができます。
画集を買ったのはこれが初めてです。
たくさんの作品を手軽に見れて説明も付いているのがいいです。でもやっぱり額に入れられて壁にかかっている物をじっくり見るのもいいですよね。
実はネットショッピングで購入した時に気づいたのですが
『あ、勢いで購入ボタン押したけどそう言えばこの人のこと全然知らんままやったわ』
ということでちょっと順序が逆のような気がしますがそこから『東山魁夷』でグーグル検索しました。
だいたいこういう時は検索結果のトップにウィキペディアが出てくるのですが、今回は違いました。
結果のトップに来たのは
『生誕110年 東山魁夷展』
なに!?いつ!!?
『京都展 8.29(水)-10.8(月)』
8.29… 4日後じゃねえか!!
こんなことがあるのか…
勢いで画集3冊買うような画家を知った直後に展示会が始まる。
しかも京都では30年ぶりらしい。
また、今回最も見どころになるのは
奈良・唐招提寺御影堂障壁画の再現展示。
これは襖絵と床の壁面全68面に描かれた東山魁夷の代表的な超大作です。
御影堂の修理に伴い、今後数年間は現地でも見ることができないこの作品が展示されます。
なによりこの作品はまさになんでも鑑定団の中で僕が魅了された
あの躍動感のある海の襖絵です。
京都か…。
画集を即買いした時の勢いが届いて中を見たあとでも衰えなければ、これは行くべきなんじゃないか…?
というか衰えるとかの問題じゃなくて、このタイミングで開催(完全にこっちの主観と都合ですが)ってのは『行け』ってことなんじゃないの?
いろいろと考えた結果
↓
こうなった