特に面白い落ちがあるわけでもないんで、暇な人限定で眺めてくださいね。
日本を代表するグラフィックデザイナーの原研哉さん。
個人的にも玉屋的にもなんら関わりはありません、ラジオで聞いた話です。
パリとロンドンでスペック重視のモーターショーではなく、デザインやライフスタイルからみた自動車の展覧会「JAPAN CAR」なるものを開催したそうです。
欧米では車は移動する道具、しかも早く移動できることがすばらしいという感覚が根強いらしい。
なもんでフロントガラスは流線型の倒れたデザインのものが好まれ、そうでない形の車は負け犬の車と言われるとか。
日本人ですがその気持ちはなんとなくわかります。
車がステイタスシンボルだった世代なもんで。
自動車はヨーロッパの発明だから、後追いの日本で作る車はただ小さいだけの品祖なイメージがまだまだ多いんだそうです。
近年の日本の車はコンパクトで箱型の車が多く、しかも上質で賢く高性能で小さい。
スマートの二人乗りよりもトヨタのIQは4人乗りで最小旋回も小さいらしい。
この展示会では快適さやエコの面なんかから、これまでの日本車のイメージを大きく変えるきっかけになったみたいで展示会は大成功だったみたいです。
自分が若かりし数十年前 「ちいせー車なんか乗れっかよ!!」とか思ってましたが、年を取ったせいなのか時代がそうなのか、最近はそこそこ動いてお得であればなんでもいいと言う様な雰囲気になってますね。
快適なのは重々承知してるだけになんかね。。。
この話を聞いたとき、私もダラダラとガソリン垂流しのアメ車から負け犬の車に乗り換えた口なんで、ガラスの心にグサッと何かが刺さりました。