夏は風に吹かれて・・・
梅雨の晴れ間であると解ってはいても、明るい空が嬉しい一日でした。
開け放した窓からカーテンを揺らす南風
ミシンかけながら、口をついて出てきた歌。「真夏の果実」

いつの歌だったのか少し気になって調べてみたところ
なんと1990年のリリースだった。もう30年も前。
懐かしいあんなことこんなことを思い出しながら、
ふと私は幾つだったのだろうと思った。
 
心はあの頃の侭、少しも変わってはいない、
何も過ぎた歳月を指折ることはない。
そう言ったらあなたは負け惜しみだと笑うのかしら?
 
四六時中も好きといって
夢の中へ連れて行って
忘れられない haert and soul 声にならない
 
夢見たものは一つの愛
変わらないものが欲しくて変わらないものを探したけれど
変わらないものなど何一つない
 
砂に書いた名前消して
波はどこへ帰るのか
通り過ぎ行く love and roll 愛をそのままに
 
街も自然も人もみな少しずつ姿を変え、やがて消える。
せめて人の思いだけは留め置きたいと願いはするけれど
自分の心一つが侭ならない。ましてや人の心は尚更・・
でも、それでも
 
遠く離れても黄昏時は
熱い面影が胸に迫る
 
なんてちょっぴり切ないのだ。
お花はハイビスカス、真夏色