加藤貴が7回1失点で、プロ9年目でキャリアハイとなさる9勝目。4年連続となる規定投球回到達も果たし、「頑張りました。(昨オフにFA権を行使せず)残留してふがいない成績だったら、誰も認めてくれないので」と控えめに喜んだ。最大11.5ゲーム差をひっくり返してリーグ制覇した2016年を経験している左腕は「夏場は本当にすごかった。今のチーム状況と似ている」と、8年前と重ね合わせていた。


日本ハム・加藤貴が7回を1失点に抑え、自身最多となるシーズン9勝目。シーズン規定投球回に到達し、与四球率0.80(145回2/3、13四球)はリーグ1位。2021年から昨季まで3年連続(1.26→0.67→0.88)でリーグ1位。規定投球回以上の投手で4年続けて与四球率がリーグ1位だったのは、セでは1973−76年のヤクルト・安田猛がいるが、パでは54−56年の近鉄・武智文雄、61−63年の東映・土橋正幸、84−86年の南海・山内孝徳、97−99年のロッテ・小宮山悟、加藤の各3年連続が最多で4年連続なら初となる。


〜9/8付サンケイスポーツより抜粋〜