いらっしゃいませ
今、保育現場では悲しい事件が起きています。
絶対あってはならないこと。
それを踏まえて書いてます。
保育士として、今の現状を少しでも多くの皆様に知っておいてほしくて。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6446645
抜粋しました。
4歳児クラスでは、1人で30人近い子どもを見ていた2年目の同僚が忙しさと重圧で心を病み、出勤できなくなった。
心身をすり減らした同僚たちは、「とてもこの生活を続けられない」「心も体も壊れる」などと毎年3~5人辞めていく。そのたびに若い保育士を採るため、経験が浅い保育士ばかりになってしまう。
夕方までトイレに行く暇がなく、膀胱(ぼうこう)炎になったこともある。
園長に窮状を訴え、改善を申し入れても、「国の配置基準には足りています」と繰り返されるばかりだ。
大変なんだな~で流さないで聞いてほしい。
私の職場でも同じことが起きています。
「もうひとり保育士がいれば…」という状況ですが、実は、国の基準がそうなっています。
自治体の中には、独自の予算を組んで保育士を増やしているところもあります。
一方で、国の基準は、戦後ほとんど変わらず、1,2歳児は半世紀以上、4,5歳児は基準が制定されてから、一度も見直されていないのです。
乳児保育や延長保育が増え、保育ニーズは多様化しています。それなのに、保育所の職員配置の改善が進んでいないのは問題だと思います。国の配置基準では保育ができず、職員ひとりあたりの給与を下げて、人数だけを確保する園もあります。ギリギリの人員配置では事故が起きやすく、重大事故も増えているのが現状です。
コロナ禍の自粛期間に子どもの数がふだんの半分ほどに減った時、子どもたちが生き生きと活動する姿を見て、“余裕のある保育”の良さを実感しました。
大きい声を出したり、待っててね、あとでねと言ったりする保育をしていないと気づいたんです。昼寝、ごはん、水遊び、移動の時の人数確認、いつもものすごく緊張しながらやっていて、『今日も無事に過ごせて本当に良かった』という思いです。ヒューマンエラーが起きにくい配置やゆとりが求められます。
私も保育中に何度「待っててね」「あとでね」を繰り返していることか。。
子ども達のために、保育士をもっと増やしてほしい。
人手が足りなくて、苦しくて、それでも必死で
頑張っている保育士が、もっと自然な笑顔を子ども達に向けられるように。。
その優しい笑顔の中で、子ども達が伸び伸びと成長できるように。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20221028b.html