三年祭
皆様こんにちは。珠榊加賀一屋です。三年祭、という言葉をご存じですか?私事ですが、父が数年前に他界したのですが仏式の家ではないため神道式での三年祭をすることとなりました。神社にゆかりのある方は、神葬祭というものがありますが、私は、一般の人は生前の儀式は神社、死後の儀式はお寺、と思っていました。三年祭は、神道の年忌法要の式年祭の1つで、伊勢神宮の式年遷宮も式年祭の1つだそうです。三年祭は、亡くなって満3年に行われる儀式。仏式の三周忌は、年忌と呼ばれ、故人が亡くなって2年目に行います。神道の死生観の違いも。仏式では、無個人は三途の川を渡り彼岸へ行く、という考え方です。対して神道は、故人は守護神として家族を守ってくれる、という考え方です。仏式では「ご冥福をお祈り申し上げます。」といいますが、神道では「御霊の平安をお祈り申し上げます。」といいます。平将門、徳川家康等々、古来から守護神として祀られてきたことに、なるほど!だから神様なんだ!と納得しました。現代でもご先祖が守護神として見守ってくださることは素敵で大切なことだな、と思いました。