海と山と空の狭間へ -6ページ目

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13Nov
- 紅葉の国道300号本栖みち　103km
  11月13日8:00～15:35　曇時々雨　13～10～17℃バイク：RALEIGH　Carlton-Eルート：県414 ⇒ 県71 ⇒ R139 ⇒本栖湖 ⇒ R300本栖みち⇒ 富士川東岸走行距離：103km獲得標高：1402m平均速度：19.9km/hこんにちわ、たまりんです。今週は、そろそろ紅葉が本栖みちまで下りてきたかなと行ってみました。本栖みちは本栖湖から下部（しもべ）へ下る、楽しいワインディング道路です。紅葉の最盛期はまだ1週間ぐらい先のようでしたが、それでも山は彩り豊かで目を楽しませてくれました。天候は、降水確率は最大で20%だったのに、時折ぱらついて焦りました。この時期は高所で降られると最悪です。濡れるほど降らなかったのが幸いです。とりあえず満足のライドとなりました。来週もどこか紅葉を眺めに行きたいと思います。＊　＊　＊前半は先週の釣りと同じルートを進みます。同じ坂道でも、バイクも装備も軽くて軽快に走れます♪いつも通り中間地点の富士ミルクランドで一休み。朝霧に入った辺りで暗くなってぱらつき始め、迷いましたが進むことにしました。天気が悪いのに牛の放牧が見られました。朝霧道の駅の先で一瞬だけ富士山が見られました。今日見えたのはこの時一度きりです。本栖湖（標高900ｍ)に到着。しかし今度は結構大粒なのが降り出して焦ります。本栖湖1周するつもりでしたが、慌てて下ることにします。R300本栖みちは、R139交差点から始まっていますが、一般的に認知されているのはこの中之倉トンネルをくぐった先になります。トンネルを抜けると、いきなりのワインディング！色鮮やかな山々にも迎えられます。こちら側は降っていなくて助かりました。展望台にて。小ネタですが、今期のドクターＸ第1話で、大門未知子がニコちゃんに遭遇したのは、この山々のどこかのはずです。4ヶ所ほどあるトンネルも紅葉に覆われています。その気にさせられるワインディングで路面も良く、若かりし頃は無茶をしたこともありますが、今はもう景色を楽しみながらのんびり下ります。しもべ道の駅（標高360ｍ）でワインディング区間は終了。いい雰囲気のベンチが有るので弁当にします。吊り橋もありますが、ピンク色は景観をブチ壊しですね（笑時折り交差する渓流も紅葉が始まり、風情があります。富士川にぶつかったところでR300は終了。今度は富士川と身延線に挟まれて進みます。起点となるハダカ島駅は、トイレ・水道・電話のライフラインがあり、特に冬場は貴重な立ち寄り場所になっています。ちなみに『ハダカ島』はムフフな感じではなく、波高島なので悪しからず･･･残るは、やっつけ仕事と言いたいところですが、数多くのアップダウンで楽（苦）しませてくれます。一息入れた井出駅で、もうすぐ列車が来そうなのでトンネル入口で待ち構えました。しかし10分程で来るはずが、動物支障による遅延（しょっちゅうある）なのか、30分近く待たされました（苦笑今回後ろ向きでしたが、特急ふじかわ号を正面からも狙ってみたいです。井出駅で大休憩となったおかげか、その後も最後まで集中力を切らさず走れました。先週から練習に出ても思うように走れず、不調大魔王の足音を感じていましたが、終わってみればロングライドを気持ちよく走り切れ、まだ大丈夫そうです(^_^)
07Nov
- チャリde本栖湖　ライド＆フィッシュ
  11月6日7:50～16:45　晴れ　14～11℃バイク：KONA　ROVE STルート：県414 ⇒ 県71 ⇒ R139 ⇒ 本栖湖釣り＆1周 ⇒ R139 ⇒県414走行距離：82km獲得標高：1073m平均速度：17.8km/hこんにちわ、たまりんです。今週は、疲れすぎる訳にいかない事情があってミドルライドにしました。行き先は本栖湖で、ついでにトラウトフィッシングもやることにします。目標としている毎週ロングライドもすでに9週連続になり、あまり続くと続けることに執着してしまい1本1本の中身が薄くなるので、中断するには良い時期です。釣りは以前かなり深いところまでのめり込んだ趣味です。本栖湖には毎週、多い時は週2ペースぐらいで通っていました。しかし12年前に自転車に乗りだしてからはフェードアウトしました。最近は1年に1回行く程度です。現在は自転車というエコな趣味なので、釣りに行く際も排ガス撒き散らしてというのは自然相手の遊びとしては考えられず、『チャリde本栖湖』と称して自転車で行くようにしています。ただし自転車と釣りは、動と静の関係で、両立はなかなか難しいです。絶頂期に装備万端で本気で立ち向かっても勝率5割程度だった難攻不落の本栖湖、自転車に乗って片手間程度にやる程度では相手にされず、今まで5～6回やったチャリde本栖湖は完敗でした。さて今回はどんな結果になるのでしょう･･･＊　＊　＊装備はかなり絞りましたが3バッグ体制です。●フロント：食料●リヤ：釣り道具●リュック：防寒着＆ロッド本当はランディングネットやウェーダー（バカ長靴）も欲しいですがもう無理です。重い私が乗車すると、車両総重量はまさかの100kg超え？（汗釣り優先のラフな格好で行きます。先日入手したばかりのワークマンのパンツは優秀でした。別途紹介しようと思います。釣りで汗冷えしないよう、できるだけ汗をかかないようにまったり登ります。しかし重装備で頑張らざるを得ません（苦笑標高600mの富士ミルクランドで休憩。猪之頭でR139に入ってからは歩道走行です。最近は、すっかり歩道の住人になってしまいました。（ここは歩道走行可）車道を走っていいと思える速度・安定性を出せなくなっています。3時間近く掛かり、ようやく本栖湖に到着！本栖湖観光案内所で日釣り券を購入していきます。今日の釣り場に着きました。自転車を浜まで下ろすことのできる場所はかなり限られ、ポイントを自由に選べないのが釣りを難しくしている要因の一つにもなっています。早速釣り支度を開始！もう15年前のタックルです。スミス・マルチユース86に’04型セルテートスプーンフェチは、ミノー（魚型のやつ）は形式的に持っているだけでほとんど使いません。9gから17gまで20枚ほど、これでも自転車用に厳選したつもり･･･11時に釣りを開始しますが、風が弱く期待薄･･･透明度の高い本栖湖は、風が強く荒れるほど釣り人の気配を消せて有利なのです。これも自転車と釣りの両立が難しい要因のひとつ。台風等の影響か、かなり増水していて、これまた釣りにくい。魚の回遊ルートは湖底の地形に沿ってほぼ決まっていて、波打ち際が移動したぶん通常より遠くなっています。そしてキャンプサイト区画ロープも水中まで伸びることになり、釣りを邪魔します。小一時間ほどやって反応が無く、昼食にします。釣りメシにカップラーメンは最高にうまいです。午後になり再開しますが、今度は水鳥（潜るやつ）がやってきて邪魔します。こいつがやってくると、途端に釣れなくなります。海の鳥山でパラダイスが味わえるのとは逆パターンです。繊細なトラウトは、食べられる心配が無い大きさまで育っても、本能的に警戒心が高くなるのではと推測しています。タイムリミットの14時が近づき、今日もダメか･･･と諦めムードとなります。あと5キャストだけと決めて集中力を高めていると、今日初めての反応が！すかさずフッキングに持ち込み、超久しぶりの魚の感触に焦りながらも絶対に外さないぞと慎重に寄せて、無事にキャッチできました♪本栖湖アベレージよりやや大きめ、30cm程の綺麗なレインボートラウトでした。水面に上がってきた瞬間は、本栖湖の青に染まり（擬態）、釣り人の間で本栖湖ブルーバックと呼んでいる蒼い背中をしているのですが、写真を撮っている間に見る見る色が薄くなっていきます。あまり弱らないうちにお別れして、終了することにしました。荷物をまとめて満足の帰り道。本栖湖をそのまま回っていくことにします。展望台より富士山。紅葉は、赤く染まり切らないうちに葉の先端が枯れ始めているものが多く、今年の天候不順が響いているのでしょうか･･･南岸沿いは落ち葉の道となっていました。アドベンチャーバイクでシャリシャリと踏みしめながら走り抜けるのは気持ち良かったです。R139県境での富士山。一日中富士山が見えている日にサイクリングするのは久しぶりでした。月が山頂の上にあり、30分ほど早ければなんちゃってパール富士が拝めたのにと悔やまれます。朝霧高原では、牛が放牧され日向ぼっこしていました。のどかな風景ですね。釣りで集中力を使ったためか、今日は疲れないようにするつもりが、結構疲れてしまいました。残り20kmのダウンヒルは、もう気合いを入れる気にならず、ブレーキ引きずりっぱなしでのんびり下って無事に帰宅しました。
01Nov
- bryton Rider 450 の導入
  こんにちわ、たまりんです。今回はGPSサイコン導入に関する話です。（すみません、一大決心だったので長くなります）＊　＊　＊まずは経緯から･･･■経緯①私は今までCATEYEマグネット式サイコンユーザーでした。バイクを7台所有していて、各々に付けていました。台数が増える途中で、サイコン代も馬鹿にならないと感じていました。しかしオドメーターでメンテ時期管理をしたいのと、乗る度に付け替えるのは設定変更等が面倒なのもあり、結局各バイクに専用のサイコンを付けていました。■経緯②GPSサイコンが主流になっていく中で、その存在が気になってはいました。しかし、のんびりサイクリング程度の走りしかしない（できない）私には、心拍計やケイデンスセンサーなど必要ないし、自宅とジムのエアロバイクで体感的に掴めていているとの自負もありました。まあ正直なところ、上記①でサイコンが7台もあるため意地になっていた面が強いのですが（苦笑■経緯③毎週100km以上のロングライドに出ることを目標にしていますが、そのモチベーション維持のために走行ログ取りが趣味となっています。今まではスマホGPSを利用していました。アプリ「RUNKEEPER」でGPXを取得し、そのままでは標高の精度が悪いのでPCフリーソフト「轍」を利用して国土地理院高度データ相当に補正して、その結果を「ルートラボ」に描かせるという手順を踏んでいました。しかし来年3月にYahooブログに続きルートラボまで終了するとの悲報がありました。代替えとして8月からStravaを使用開始しましたが、標高精度がとても悪いのです。スマホアプリ版のStravaで直接記録しても、従来同様に「RUNKEEPER ⇒ 轍 ⇒ PC版Strava」の手順を踏んで補正されたデータをアップロードしても、実際より20～50%程度獲得標高が大きく出るのです。これは走行ログマニアにとって許せることではありません。偽りのデータから自分の実力を過信してしまうという弊害もあります。そこで、この状態から抜け出すためには、高精度なGPSサイコンを導入するしかないと決心するに至ったのです。＊　＊　＊導入決心したら次は選定です。高精度の条件から考えると、先駆者で実績のあるガーミン一択と考えていました。しかし人気があるだけにお高いのがネックです。ところがBYCLECLUB10月号のサイコン特集記事で気になる表記がありました。対応する衛星測位システムの数が、●ガーミンEDGE530 ： 4●ブライトンRider450 ： 5何とブライトンはガーミンを上回り、全世界の衛星測位システム（GPS、BDS、GLONASS、みちびき、Galileo）に対応しているのです。使える衛星システム数が多い方が、理論的に精度は良くなります。ブライトンは、ナビゲーション能力がガーミンに比べ劣るようですが、基本的に日帰りサイクリングばかりで遠征は出来ないため、ナビは特に重視していません。価格的には、ブライトンRider450はトリプルセンサー付でもポイント還元等含めると実売2万円そこそこと、ガーミンEDGE530の半値程度で入手できます。文句なしのコストパフォーマンスで、ブライトンRider450に決定しました！＊　＊　＊購入は9月中旬頃でした。bryton Rider 450予想していたよりコンパクトなパッケージで来ました。中身はこんな感じです。本体とマウント、トリプル（心拍・ケイデンス・速度）センサー、及び簡単な取説取説は一応日本語表記もありましたが、それだけでは内容が貧弱なため、ブライトンのサイトからユーザーマニュアル（54ページ）をダウンロードして印刷しておきました。＊　＊　＊セッティング関係に移ります。①本体設定5画面切り替えで、1画面当たり最大10項目まで表示できます。メイン画面にはできるだけ多く表示したいですが、視力の都合上8項目に抑えました。登坂のモチベーションが上がるように、登坂関連の項目が多めです。その他あまり見ない項目は裏画面に回しました。左上から、速度・距離・ケイデンス・心拍数・気温・勾配・高度・登坂高度②ケイデンスセンサー取付けＯリングを引っ掛けて留めるだけなので簡単です。チェーンステーとの隙間も全バイクとも余裕でした。③速度センサー取付けこれもＯリングを引っ掛けるだけです。リムブレーキのホイールは余裕でした。（写真はカンパニョーロ・ゾンダ）しかし、ディスクブレーキかつ凝ったスポーク形式のホイールはセンサーが入るスペースが狭く取り付け困難です。クランクブラザーズCobalt3がお気に入りで、ROVEとBACKFIREの2台に使用していますが、センサーがハブ軸に密着せず浮き気味での装着となってしまいました。④本体の取り付けバイクが7台もあり、フロントバッグも常用しているのでこれが一番厄介でした。CATEYEサイコンは、見易さの面と、後述する問題の点から残すことにします。カールトントピークフロントバッグのアダプターにエクステンションブリッジが付属していたので、2階建て構造で付けました。真上から見るとCATEYEが下になってしまいますが乗車位置からは何とか見えます。ROVE ST46cmと広いハンドル幅を利用して、CATEYEはハンドル上に設置。Rubaix SL4 と RNC7Bryton純正マウントとCATEYE純正エクステンションを利用。ストラップタイプのフロントバッグならばこの方式で大丈夫。BACKFIRE中〇製マウントを試用。コラムスペーサー共締め型はROVEでも使用したけれど、ガッチリ固定できる。CATEYE用のエクステンションは精度が悪くクリックがうまく出来なくてダメ。＊　＊　＊使ってみた感想など･･･9月下旬から、ロングライド5回を含め20回ほど使用しました。気にしていた精度面に関しては概ね満足ですが、細かいことを記しておきます。①獲得標高獲得標高の元になるのは高度計ですが、これは購入前に私の勘違いがありました。高度はGPSで測定するものと思い込んでいたのですが、実際には気圧・温度センサーを利用した換算高度となります。（ガーミンも調べてみたら気圧式でした）そのため、高度計は毎回使用前に校正を行う必要があります。校正というと難しそうですが、brytonアプリから3タップで簡単にできます。その高度計を元にした獲得標高は、まずまずの精度で、国土地理院高度データの積み上げ値と比較しても、誤差は最大でマイナス5%程度です（今のところプラス側になることはない）。そしてStravaに走行データをアップロードすると、brytonでの値そのままが表示され、+20～50%といった無茶苦茶大きくなることは無くなりました。従って当初の購入目的は達成されました。最大マイナス5％程度の誤差が発生する理由としては2つ考えられて、1つは、フィルターの影響。高度表示のチャタリング対策なのか、±1の高度変化では獲得標高が増えないように演算フィルターが入っているようです。そのため2m程度のアップダウンを越えても、それは無かったことになります（笑もう1つは、高度計そのものの誤差。1000m程度の峠を越えても、高度表示が実際の値より20m程度低く表示されます。これは気圧・温度から換算する方式の限界と思われ、仕方なさそうです。GPS方式では樹木の茂ったところ等ではとんでもない誤差が出て、その誤差が積み上げられるのに比較すれば、トータルではかなり良好です。②走行軌跡これは走行ログマニアの自己満足の世界なのですが（笑Strava地図を拡大して調べてみました。市街地片側1車線の道路を往復した結果ですが、軌跡はほぼ平行で、しっかりと道路の左側を走っているのが再現できています。両側に樹木の茂った山道（トンネルになるほどは茂っていない）表富士登山道を走った結果ですが、登りと下りの軌跡が交差してしまっています。なんだ安いブライトンは、やはりこんなものかとガッカリしかけましたが･･･同じルートでガーミン使用の人の軌跡を見てみると、ガーミンEDGE820も重なってしまっています。ガーミンEDGE520では、重なっているどころか、メチャメチャでした。ついでにスマホで記録していた頃の軌跡も確認すると、やはりデコボコです。これを見て、ブライトンは滑らかな軌跡を再現できて優秀なんだと感心しました♪③走行距離毎週100kmロングライドの目標を立てているので、走行距離に関してもシビアに見ています。CATEYEサイコン時代から、たまりん式タイヤ周長測定により、結構正確な走行距離を得ているつもりでした。ブライトンにも周長測定で得たCATEYEと同じ数値を入力しているのですが、100km走ると、ブライトンの方が1km弱短い値を表示します。そのため、タイヤ周長は速度表示に使用しているのみで、走行距離はGPS軌跡から積算している模様です。GPSの方が短い値を表示するのは、私のタイヤ周長測定に1%も誤差があるつもりはなく（どのバイクでも同様の結果になるので）、恐らく登坂等で前輪がふらついて余分に転がっているためと考えています。④平均速度平均速度に関しては半ばあきらめの境地に入り、あまり気にしていないのですが（笑CATEYEより0.2km/hほど高い結果になります。距離は短く表示されるのに、それ以上に走行時間を短く検知しているためです。走行開始と停止の検知アルゴリズムが違うのでしょうね。私にとっては都合のいい数字になるのですが、もう10年以上CATEYEでの走行記録を付けているので、走行距離＆平均速度はデータの整合性上CATEYEの値を使っていくつもりです。＊　＊　＊精度に関しては以上ですが、ひとつ気になる問題が起きています。先日身延山へ行った際に、センサーを一つ追加したのですが、途中でフリーズして記録停止してしまいました。何をしても動かず、やむなく電源ボタンを長押しして強制終了となりました。幸いそれまでのデータは保存されていましたが、ログマニアとしてはがっかりです。Stravaには、スマホでバックアップとして記録していたデータをアップロードして事なきを得ました。ライド回数20回、距離にして1200kmのうちに1回だけですが、1回でも発生したということは今後起きない保証はありません。精度良好で、バッテリー持続時間も長くて、低価格でと良いことづくめのように感じていましたが、コスト切詰めがCPU処理能力やメモリの余裕に影響しているのかもしれませんね。やはり、バックアップとしてCATEYEサイコンは外せないし、スマホでのログ取得も続けて行く必要がありそうです。2020,1,27追記：現時点使用回数が70回を超えましたが再発は無く、特に気にする必要は無さそうです。＊　＊　＊非常に長くなりましたが、bryton Rider 450導入に関しては以上となります。最後までお読みくださりありがとうございました。次回4iiiiパワーメーターの導入に関してもアップする予定でいます。bryton450T ＋パワメが、ガーミン530定価程度で揃ってしまうコスパ最強セットとなります。
28Oct
- 日本平にほんと帆船『日本丸』　104km
  10月28日7:30～15:30　晴れ　14～22℃バイク：RALEIGH　Carlton-Eルート：県75 ⇒富士見峠⇒ R52 ⇒ R1⇒ 日本平旧道⇒ 日本平⇒ 清水日本平パークウェイ⇒ 日本平 ⇒R150 ⇒清水港日の出埠頭 ⇒R1 ⇒海岸堤防⇒ 富士川堤防走行距離：104km獲得標高：1117m平均速度：19.4km/hこんにちわ、たまりんです。今日は、清水港に帆船の日本丸が入港しているので見に行きました。7月に勘違いで行ってしまった豪華客船にっぽん丸ライドのリベンジとなります。清水港だけではロングライドにならないので、日本平もセットにして、せっかくだから日本尽くしにしようと、語呂合わせで日本平は2本（にほん）登りました。日本平に至るルートは、日本平さくら通り（旧道）と清水側パークウェイ、静岡側パークウェイの3ルートがありますが、自転車が通行して良いのは前者2ルートのみとなります。その2ルートとも登ってこそ日本平を征服したと言えるので、2本登るのはロードバイク乗りの流儀とも言えますね（笑日本丸は美しくて風格があり良かったです♪実は、地元田子の浦港に寄港した際にも見たことがあるのですが、雨降りでしかも遠くからだったので、いまひとつでした。今回、晴天で間近で見られて、白い船体が眩しいほどでした。リベンジは成功！大満足のライドとなりました。＊　＊　＊スロースタートで徐々に調子が上向き、清水の街に入る頃には本調子になります。巴川エスパルス通りの欄干が地味にお気に入りでテンションも上がります。1本目の日本平旧道は、序盤はストラバ登録以降では自己記録ペースだったらしいけれど、後半ハンガー気味で失速。登坂開始直前に補給したのが手遅れだった模様･･･登頂してまだ10時ですが、走れそうも無いので昼食にしてしまいます。そして旧道から下ります。遠く富士山も見えて景色が良好な日です。そして2本目は清水日本平パークウェイから。ところが初っ端の10%勾配区間で除草片側通行規制･･･小心者は車を気にして飛ばしすぎ、いきなり脚が終わってしまいます(>_<)結局2本目も失速となってしまいました（苦笑頂上駐車場は観光バス・人共に多く、日本平夢テラスには行かないことにしました。パークウェイを下って清水港日の出埠頭へ行き、いよいよ日本丸！青い空に白い船体が映えます！船首の女性像「藍青」船尾には日本国旗が誇らしげそし救命ボートマニアはオレンジ色に注目しますが、普通の形でした。土日は船内見学もできたそうですが、これだけで充分満足でした。もし次回があれば、帆を張った姿を拝んでみたいです。日の出埠頭の内側には興味深い船も泊まっていました。まずは静岡県警察船。密入国や密輸を取り締まるのでしょうか。隣には海上保安庁も泊まっています。そして名古屋税関？の船。（後ろの建物は清水税関）いろんな取締り関係の船が停泊していて、どう棲み分けしているのか気になります。前半にメインディッシュが集中したおかげで、帰路は「やっつけ仕事」的になり、気力維持が大変になりました。そこで興津のたいやき伏見さんに立ち寄り、気力をチャージします。調子に乗って2枚も食べてしまいました。向かい風でダメ押しされそうになりながらも頑張ります。由比の旧東海道区間（無人販売通り：たまりん命名）では、キウイと早生みかんを仕入れていきます。お土産用の携帯簡易リュックが役立ちました♪農家直販物はスーパーの物より美味しいと、いつも家族に好評です。富士川まで戻って戻ってくれば、あと一息。地元への登り返しでもペースは落ちずに戻ることが出来ました。最後に先日見つけた近所のナイスな柿の木で締めくくり！今回帰路で苦しんで、目的が無いと走れない奴だなと、改めて感じました。今年は走れる距離が短くなっている影響で、行きたいところが射程距離外な場合が多く、毎週ロングライドを続けるためのネタ探しが大変になりそうです。
23Oct
- 身延山久遠寺　110km
  10月23日6:40～14:40　晴れ後曇　12～21℃バイク：RALEIGH　Carlton-Eルート：富士川沿い(県10) ⇒県804 ⇒身延山久遠寺 ⇒R52 ⇒県10 ⇒県75 走行距離：110km獲得標高：1431m平均速度：20.1km/h今朝は早く出発でき、早川町を目指しました。しかし身延まで進むと、県道は台風の影響なのか通行止め。危ないR52を無理して進む気にはならず、身延山に行き先を変更しました。身延山は、初詣か桜の時期の混んでいる時しか行ったことが無かったけれど、今日は何でもない平日でガラガラ。落ち着いてお参り出来て、写真も撮りまくりで、行って正解でした♪100kmに距離が足りなくなった分は、戻ってから市内の山道を走り、毎週ロングライドも途切れずに済みました(^_^)＊　＊　＊昨日の雨で、富士山もようやく初冠雪。いよいよ本格的な秋の到来を感じます。今朝の冷え込みも一段階進み、先週の失敗を活かして着込んでいきます。芝川まで下りたら、身延線と富士川に挟まれた道を北上します。雨続きのためか、富士川は濁流で川景色はいまひとつでした。数多くのアップダウンも割と軽快に乗り越えて順調だったのですが、身延駅を過ぎたところで、台風の影響なのか通行止め。早川町へはR52を迂回するしかないですが、道幅狭いのに大型車が多く、走りたくありません。そこで近いこともあり、身延山久遠寺に向かいました。身延山へは、いつも裏道から入るのですが、今日はやむなく最大斜度21%の表道から入ります。調子が良かったので何とか登れました。（裏道でも12%なので厳しいことには変わりありませんが）久遠寺に到着！お参りする前にまずは香炉で身を清めます。ちなみにお線香は、全部私が立てたものです（笑お願いする人数分立てました。立派な賽銭箱に入れて、毎度の如く交通安全と家族の健康をお祈りしました。ここのところ毎週のようにお参りしてますね（笑少し下って、目の神様の覚林房にも、これ以上目が悪くならないようにお参りしておきます。いつもは境内でそのままお弁当なのですが、今日は早すぎたので戻って南部橋で。ここでちょうど半分の50kmでした。雲がとても綺麗で、食べ終わってしばらくベンチで寝そべって眺めてました。そのまま帰宅すると70kmしかないので、市内に戻ったところで、富士見峠と大石寺への登りを追加します。山方面は、ちょうど特産の四つ溝柿の時期で、どの枝もたわわに実って重そうでした。100kmの目途が立ち下り始めると、富士山が再び顔を出し、眺めながら満足の帰宅となりました♪
17Oct
- 富士山ゆかりの浅間神社めぐり　139km
  こんにちわ、たまりんです。今週はヘビーなフジイチを回ってきました。知力・体力総動員して、たまりん渾身のライドでした。画像39枚テキスト多めと長い記事になりますがお付き合いください。＊　＊　＊先週のグランフォンド富士宮では、富士宮市内の世界遺産を巡りましたが、今週は市内にこだわらずに富士山世界文化遺産に登録されている浅間神社全てを巡ることにしました。総本宮の富士山本宮浅間大社から始まり、山宮・村山・須山・東口本宮・北口本宮・御室・河口・人穴の全9社です。（山頂の奥宮は自転車では行けないため除く）富士山の周囲にまんべんなく散らばっているため、必然的に富士山を一周することになります。フジイチ基本コースからあまり離れたところには無いのが幸いです。このコースもグランフォンド富士宮同様に、たまりんオリジナルのコースで、今回が3回目の走行となります。10月16日7:25～18:30　雨のち曇り　15～9～15℃バイク：RALEIGH　Carlton-Eルート：富士山本宮浅間大社 ⇒ 県180 ⇒ 山宮浅間神社 ⇒ R469 ⇒ 村山浅間神社 ⇒ R469 ⇒ 須山浅間神社 ⇒ R469 ⇒ 県150 ⇒ 県151 ⇒ 東口本宮富士浅間神社 ⇒ R138 ⇒ 山中湖 ⇒ R138 ⇒ 北口本宮富士浅間神社 ⇒ R139 ⇒ 県707 ⇒ 県710 ⇒ 富士御室浅間神社 ⇒ 河口湖大橋 ⇒ 河口浅間神社 ⇒ 県21 ⇒ 西湖 ⇒ 県710 ⇒ R139 ⇒ 県71 ⇒ 人穴浅間神社 ⇒ 県71走行距離：139km獲得標高：1944m平均速度：18.0km/h＊　＊　＊まずは前日の準備から･･･9社もお参りするとなると、お賽銭もたくさん必要になります。御縁がいっぱいあるようにと、五円玉をいっぱい持っていこうと、家中にあるものをかき集めました（笑それから長丁場の日没ゲームは覚悟して、灯火類は万全にします。そして富士河口湖町は晴時々曇の15℃予報なので、今シーズン初の長袖起毛上下を準備して寝ました。＊　＊　＊そして当日。珍しく早起きで5時に起床。天気は大丈夫だなと朝食にしていると、物置の屋根から雨音が･･･慣れないことをするからですね（苦笑しかし、今日決行するぞ！とテンション高まっていたので諦められません。雨雲レーダー＆1時間予報とにらめっこして、9時には止んで昼前には晴れるはずだと様子を見ます。お参りに時間が掛かるので、もうタイムリミットだと7時半に霧雨の中を出発しました。スタートして間もなく、①富士山本宮浅間大社富士山信仰により広まった全国に1300ほどある浅間神社の総本宮です。雨なので肝心の富士山は拝めません。序盤の市内を走るうちは先週と同じルートを進み、②富士山元宮　山宮浅間神社お参り祈願するのは、全ての神社で同じ内容。今日一日の交通安全と家族の健康です。バイクはシックでお参り向きなカールトンにしました。今日はテンションが高まっていた割には、走り始めると調子はそれ程でも無く、村山へ向かう急坂で苦戦します。路肩一面に咲いているセイタカアワダチソウを止まる言い訳にしました（笑明るいうちに走り切れるか気になるけれど、のんびり行くことにします。③富士根本宮　村山浅間神社お参りする間、バイクを下に置きっぱなしにするのが嫌で、担ぎ上げが大変でした。耐えて登って、たまりんにとってフジイチの鬼門である富士山こどもの国に到着。ここをクリアーできさえすれば今日一日何とかなる！しかし、登っている最中から気付いていたけど、寒い！！！9℃しかない！3日前には30℃越えの暑さだったのに、身体が対応しきれないよ･･･とりあえず頭から爪先まで、持ってきた物を全て着込みます。その後もヒルクライム時以外は、ずっと着たままでした。R469を下り切った辺りに位置する、④須山浅間神社今まで来た際には誰も居なくて寂しい感じでしたが、今回は巫女さんがいて本殿も開けられていました。東富士演習場を通り抜け、再び登りに入ると結構濃いガスが出てきてしまいました。そろそろ晴れる時間のはずなのに･･･R138を避けた裏道なのに、何故か車が多い日でヒヤヒヤします。⑤東口本宮　富士浅間神社（冒頭の写真も此処）須走口登山道の入り口にあります。自転車乗りには、あざみラインの入り口と言った方が解りやすいですね。境内には小さな滝がありました。ガスっているおかげで雰囲気出てました。モミジも色づき始めていました♪向かいの道の駅すばしりで、いつも通りお弁当。ベンチが雨で濡れてしまっていますが、指定席なので我慢して座ります(^_^;)再びガスで怖かった籠坂を登り切り、第2関門の籠坂峠。ここを越えると精神的に余裕が出てきます。下りて山中湖。富士五湖では1,2を争う俗化された湖ですが、一応世界遺産構成資産です。国道138号沿いにある⑥北口本宮　富士浅間神社富士吉田口の人気に比例するのか、規模が大きいです。根が立派な御神木。御神木の前におみくじが結ばれているのを見て、つられてしまいました（笑初詣の小吉から上向いてきているようです。河口湖南岸沿いにある、⑦富士御室浅間神社門の奥に見えるのは里宮。富士山側にあるのが本宮。もちろん両方ともお参りします。神使の撫牛が身体の悪い所を治して下さるそうで、もちろん頭を撫でておきます。河口湖大橋を渡って北岸へ向かいます。⑧河口浅間神社巨木が多く、歴史を感じさせられます。河口浅間神社を参拝し終わった時点で、15時半。残るは人穴浅間神社だけですが、人穴へは40km & 400mUPの道のりです。明るいうちに着くのはほぼ無理となりました。頑張りますが焦らず行くことにします。大石公園の富士山の集いモニュメント。せめて夕方には富士山見えるかなと期待していましたが、この時点で諦めました。湖北ビューラインを登って西湖。富士五湖も3つめになると、精進湖・本栖湖も回ってコンプリートしたくなるけれど、時間的に浅間神社巡りと両立は難しいです。県71鳴沢線に入った頃には、薄暗くなってしまいました。青木ヶ原樹海の中を通り抜けるので、寂しくなってきます。第3関門の本栖展望台に到着する頃には、もうかなり暗い。本栖湖はもう見えないどころか、南斜面は再びガスが出ている(>_<)夕闇＆ガス発生で、目の弱い人にとって最悪の状況になってしまいました。だからと言ってタラタラ走っていると車に追突されかねず、気合いで下ります。幸い練習コースのテリトリーに入り、路面状況は大体把握できています。真っ暗となってしまった⑨人穴浅間神社（人穴富士講）よりによって一番怖い雰囲気の人穴浅間神社が、怖い時間帯になってしまいました。霊的な怖さだけではなく、ケモノも出没しそうです。ビビリにとって最高のシチュエーションです（汗富士講遺跡の方は落ち着いて撮っている余裕なく、ボケボケになってしまいました。それでも勇気を出して人穴浅間神社に向かったおかげで、9神社全てコンプリート！あとは慎重に下って、大満足の帰宅となりました(^_^)v
10Oct
- グランフォンド富士宮2019　　109km
  こんにちわ、たまりんです。たまにはイベントも走ろうと思い、グランフォンド富士宮に参加してきました。といっても、セルフのソロイベントですが（笑イベント関係は、3回連続で身体の事情によりDNSになってしまって以来、エントリーフィーを無駄にするのがもったいなくて参加することを諦めているのです。グランフォンド富士宮は、2015、2016に続き、第3回の開催となります。■大会概要■大会名称　：グランフォンド富士宮2019開催日　　：2019年10月09日(水)開催場所　：富士山の街、富士宮市内の世界遺産と観光名所を巡るコース企画・協賛：たまりん参加費　　：無料参加人数　：1名参加要項　：各チェックポイントはセルフサービス　　　　　　各エイドでのメニュー選択は自由だが各自実費払いコース概略図は以下のようになります。富士宮市ほぼ全域をカバーして、チェックポイント11ヶ所、エイド2ヶ所あります。ルートラボによると、全長104km、高度上昇1968mとなっています。さすが高低差日本一の街だけあって、距離の割には手強いコースです。＊　　　＊　　　＊7時45分に自宅を出発。スタート地点に向かう前に、2017年にオープンした静岡県富士山世界遺産センターに立ち寄ります。（コース図は前回使い回しで載っていません。浅間大社の南隣になります。）今回のバイクは、山登りメインなのでカールトンです。風が無いおかげで、逆さ富士の逆さ富士（ややこしいですね）を見られました♪そしてスタート地点　富士山本宮浅間大社　（世界遺産構成資産・重要文化財）国旗の後ろが富士山ですが、早朝は見えていたのに隠れてしまいました（涙気を取り直して、安全祈願のお参りをしてスタートします。湧玉池の脇からいきなり10%近い登坂で始まります。富士山登山道を進み、ひと汗かいたところで、チェックポイント（以下CP)①富士山元宮　山宮浅間神社　（世界遺産構成資産）本殿は無く、階段を上った奥に遥拝所があるのみです。富士宮口登山道を一旦離れ、東に平行移動して、CP②富士根本宮　村山浅間神社　（世界遺産構成資産）村山古道の拠点となっていたところです。西へ平行移動して再び富士宮口登山道の篠坂交差点（標高500m)。ここが最後の信号で、最後の自販機なのでボトル2本を満水にしていきます。ここから先が本格的な富士山区間になります。繰り返される5～10％程度の坂を進み、富士山を充分に堪能します。途中標高700m付近で、富士宮市街を見下ろせるポイントがあります。標高1000mを通過して、標高1240mのCP③富士山西臼塚駐車場でヒルクライム終了！実は今回のコースは貧脚なたまりん向けのファンライドコースです。健脚な方には、標高2400mの富士宮口五合目まで登る全長134km、獲得標高2930mのフルクライムコースもご用意していますのでご心配なく！エネルギーを使い切ったので、ここで持参の昼食にします。西臼塚は今夏のノルマでもあったので、お決まりのポーズも取っておきます（笑本当はこの背景が、至近距離からの雄大な富士山となるはずでした（涙登りきったらお楽しみのダウンヒルとなりますが、気温は14℃しかないので防寒装備をして、路面が悪いので慎重に下ります。篠坂交差点からは県道72号で西へ進み、CP④白糸の滝　（世界遺産構成資産・天然記念物）バイクを置いていくのは心配で、下りて行かずに望遠で、今度は県道71号鳴沢線を登って、お楽しみのエイド①富士ミルクランドではラムレーズンのジェラートを戴きます。そのまま進んで、CP⑤人穴富士講遺跡　（世界遺産構成資産）地味ですが何かパワーが満ちているようでお気に入りの場所です。その先は、朝霧高原の牧草地帯を進みます。天気が良いのに牛・馬の放牧が見られなかったのは残念でした。エイド①から1時間も経っていませんがエイド②あさぎりフードパークソフトクリーム販売が3か所あり、あさぎり牛乳さんのこけももミックスにしました。がっつり行きたい方は、上野製菓さんの草大福などもありますよ。ここまででコースの登りは9割方消化し、この先はハイペース（当社比）で進みます。西側の山沿いに下っていき、CP⑥陣馬の滝源頼朝が富士の巻き狩りで陣を張った場所だそうです。CP⑦田貫湖農業用水用の人造湖ですが･･･湖畔の遊歩／サイクリングロードを進んでいくと、逆さ富士、そして4月と8月にはダブルダイヤモンド富士で有名な撮影スポットがあります。相変わらず富士山は雲の中ですが･･･更に下っていくと、富士宮には一応ダムもあり、CP⑧大倉川ダム（防災用ロックフィルダム）ダムカード配布もありますが、現地配布は平日8:00～12:00のみで今回はナシ。時間かかり過ぎで日が傾き、逆光が厳しくなってきました（汗ダム上の道を真っ直ぐ進み登って下りて、CP⑨狩宿の下馬桜（特別天然記念物・日本の五大桜）先ほどの陣馬の滝同様に源頼朝関係の史跡です。さらに下って、CP⑩大石寺（日蓮正宗総本山）五重塔は改修されたばかりで、とても綺麗になりました。最終CPは少し離れて、芝川地区代表で、CP⑪西山本門寺　（重要文化財）写真右半分を覆っている大銀杏が有名なのですが、今年はまだセミが鳴いているほどで、まだ色付いていませんでした。大きなお寺で、石段の参道は500mぐらいあります。入り口の黒門まで自転車で回り込み、ようやくチェックポイントをコンプリート！最後にスタート地点に戻るために一山超えて、市街地が見えるところまで出ると、今さらながらですが富士山が姿を現しました。富士山を拝みながら無事にゴールです！＊　　＊　　＊このグランフォンド富士宮のコースは、日頃の練習コースである、朝霧方面・芝川方面・富士山方面の各コースを繋ぎ合わせて考え出しました。そのため走り慣れた道ばかりで、走り切れて当然なのですが、逆にそれがプレッシャーにもなっていました（笑走り切ることが出来て安堵しています。また、市内だけで100kmのロングライドを走れて（その気になればセンチュリーライドコースも可能）、見どころも多く、改めて自転車乗りには良い街だなと実感しました。■毎回お決まりの走行データ■10月9日7:45～16:15　晴一時曇　21～14～22℃バイク：RALEIGH　Carlton-Eルート：コース概略図による走行距離：109km獲得標高：1928m平均速度：17.5km/h
03Oct
- 大瀬崎　122km
  10月2日7:50～15:35　晴れ　22～30～27℃バイク：KONA　ROVE STルート：県414 ⇒海岸堤防⇒千本浜 ⇒R414 ⇒県17 ⇒大瀬崎　　　　⇒県17 ⇒R414 ⇒千本浜 ⇒海岸堤防 ⇒R139 ⇒ 県176走行距離：122km獲得標高：459m平均速度：21.6km/h朝起きると富士山が見えて、行き先は大瀬崎か新倉山浅間公園か迷い、ここのところ登坂練習ばかりで坂は登る気がしなくて大瀬崎へ。沼津から先は海が穏やかで青く澄み渡り、爽快でした。しかし油断していたら、帰路は季節外れの高気温にやられてしまい大苦戦。テンション上げ上げだった往路からは予想もつかないヘロヘロライドになりました。朝の通勤ラッシュの市街地を15kmほど走り、郊外に抜けたところで一休み。8時台は新幹線が2分おきぐらいに通過するので定番ショットも簡単に撮れます。ミニ富士山たくさんの秋しか見られない風景も。千本浜までは海岸堤防で。日帰りなのに大荷物ですが、さすがに前後バッグ付けていると堤防上で面倒臭い人に絡まれることもなく気分良く走れるのです(^_^)対岸に見えている先端がこれから30km走った先にある大瀬崎。海と空の狭間にある岬で、このブログタイトルそのものの場所です。内浦から先の海岸は一気に雰囲気が良くなります。これは淡島。入り江ごとにある港を縫うように道が続いていき･･･木負地区のヨットハーバー凡人たまりんには一生縁の無さそうな大型クルーザーまたまたヨットハーバー漁船のポールの先端には鋭い目つきのカモメもいます。こんな風景が見られるとペダルを回す脚にも力が入ります。富士山も一応見えていますが霞んできてしまいました。追い込み漁？の定置網。一度入ったら出られない構造になっているのが解ります。大瀬崎が見えてきました。あともう少し！しかしみかんの無人販売があったので立ち寄ります。帰りに無くなってしまっていたら残念ですからね。このあたりで名産の西浦みかん。摘果されたもののようですが粒が立っていて美味しかったです。ダミー装備のリヤバッグもちゃんと役に立ちました（笑大瀬崎展望台に到着！もう少し登って良く見える場所まで行きます。この道も一応サイクリングロードですが、この先は結構ハードです。大瀬崎＆富士山コラボを毎回狙っているのですが今回もダメでした。残念ながら完全に隠れてしまいました。浜まで下りて突堤上で昼食にします。今まで浮かれていて気付きませんでしたが、いつの間にか気温が上がっていて、食欲が無くて残してしまいました。これが後々響いてきます。大瀬崎バックに記念撮影･･･しかしパイプが邪魔でなんだかよくわからない写真になってしまいました（苦笑帰途に就きます。帰りも口野の狩野川放水路までは楽しい道が続きます。しかし、帰路は心拍ばかり上がってペースを上げられません。さらに残り35kmの沼津御用邸まで戻ったところで集中力も切れてしまいました。午前中盛り上がり過ぎた反動もありますね。その後は、日頃は立ち寄らないことにしているコンビニに寄りまくりとなってしまいました。
27Sep
- 富士山一周＆本栖湖　145km
  9月26日7:55～17:00　晴時々曇　22～18～23℃バイク：RALEIGH　Carlton-Eルート：(反時計回り) R469⇒R138⇒山中湖⇒R139⇒本栖湖⇒R139⇒県414走行距離：145km獲得標高：1761m平均速度：20.1km/h今年は無理かと諦めていたフジイチにチャレンジ！フジイチは回り始めたらショートカットできません。そのためもし小山町須走あたりで不調大魔王が降臨してしまうと、進むも地獄・戻るも地獄で帰宅困難になってしまうので、チャレンジするにはとてもハードルが高いのです。しかし先週の好調から気を良くして行ってしまいました。結果は、坂が多いので走り自体はそれなりでしたが、最後まで集中力が途切れずペースを維持できて成功！おまけの本栖湖周回オプションを付ける余裕もあり、生涯37周目のフジイチを走り切って、いよいよ完全復活を宣言して良さそうな気がします(^_^)フジイチに行くときは、まずは安全を祈って富士山本宮浅間大社にお参り。朝は富士山が見えていました。いきなり始まる登坂。ローギヤ(38×36T)を駆使して登っていきます（弱＆苦笑）路肩はススキが増え、秋らしくなってきました。ウェアも初秋仕様にして、中厚長袖インナーは最初の登りだけ暑かったけれど、高原地帯に入ってからはずっと快適でした。ひとつ目の山を登り切って富士山こどもの国。富士山ビューポイントですがもう雲に隠れてしまいました。東富士演習場のススキ野原も見頃になっていました。再び登りに入り、陸自富士学校手前でシカと遭遇。大人しくしていてくれて、撮影成功♪あざみラインは登れませんが、毎回ここにバイクを置くのがミッションになっています（笑いつも通り道の駅すばしりで昼食(11:30)本当は山中湖畔でのんびりと食べたいけれど、ここで補給していかないと籠坂峠を越えられなくなってしまいました。籠坂では長～い（500m位?）工事片側交互通行。上り坂での交互通行は勘弁してほしい。自転車が悪者になってしまう･･･しかしこんな自衛隊車両が何台も通過し、萌え～となり元気が湧いてきます。無事に籠坂峠を通過。ここさえ越えてしまえば、もう登りは少なく、フジイチは出来たも同然♪山中湖に下りると白鳥に出迎えられます。もちろん本物の白鳥もいますよ。山中湖近くの花の都公園にも立ち寄ってみました。道路沿いの畑には黄花コスモスが一面に咲いていました。その後は河口湖・西湖畔も通りたいのを我慢し、フジイチを回ることを優先して、面白くない国道139号をひたすら西へ進みます。本栖湖まで来たところで、時間にも脚にも余裕があり、湖畔周回オプションを追加。富士山も頂上をちらっとだけ覗かせています。出発時は、かなりギャンブルな気持ちで出てきていたので、とても嬉しかったです。本栖湖に着いた時にはヒャッホーと叫んでいました（笑あとは残る30km、慎重に下って無事に帰還しました。
20Sep
- 早川町　南アルプス街道　131km
  9月19日8:00～16:05　晴れ後曇り　20～25℃バイク：RALEIGH　Carlton-Eルート：富士川西岸(県398,R469,県10,県9) ⇔R300⇔ 県37南アルプス街道走行距離：131km獲得標高：1470m平均速度：21.5km/h今日は、富士川とその支流の早川沿いに遡るコースを走りました。富士川沿いは、大小アップダウンの連続で修行ルートです。そんな道でも、今日はペダルを踏みこんだ反力が心地よく感じられました。不調続きだったので半年ぶりぐらいの感覚で、嬉しかったです。アップダウンルートでは頻繁な変速が必要になりますが、フロントシングルのカールトンの本領発揮で、これまた楽しく走れました。早川沿いの南アルプス街道に入ってからは、良い道と景色が続き、奥へ奥へと吸い込まれます。この時期には初めて来たけれど、通年楽しめる良いコースだと再認識しました。今日は走り出しから身体が軽かったです。実重量ではなく感覚的なものですが（汗富士川沿いのアップダウンはキツイですが、頂上部からの爽快な景色が救いです。40km走って富士川沿いは終了。まだ全然疲れていなくて余裕たっぷり♪対岸へ渡って早川沿いに走ります。早川町には巨大な看板で歓迎されます。遡るほどに良い雰囲気になっていくので、奥へ奥へと進みたくなります。洞門やトンネルが多いです（ライト必須）。自然の一部となっていて通過するたびに気分が盛り上がります。南アルプス街道は、信号が無く、車もほぼ通らない････素晴らしい道でしたが、昨年からリニア新幹線工事が始まり大型車が増えました。それでもまだ走りやすい道には変わりありません。山越えする際には、我ながら凄いところ走ってるなと感心してします。これを撮っている際、視界の端で何か動いたなと見ると、大きな猿と目が合ってしまいました（汗一気にビビリモードに入りますが、幸い立ち去ってくれて事なきを得ました。銀杏がもう黄色くなってきていました。紅葉の時期が楽しみな支流。調子が良かったので、予定より奥の方まで進みました。何ヶ所かある吊り橋の中で、野鳥公園のものが一番長く立派です。あまり揺れないので乗車したまま往復してしまいました(^_^)12時時点で終点奈良田まで10kmとなりましたが、無理せず折り返すことにします。もっと早い時間に出てこないと終点までは行けません。戻って、お気に入りの都橋にて。道路からは見えにくいところにあって、秘密の入り口からしか渡れません。更に戻って、早川中学校前のアートな公園で昼食。公園展示物にこんな物もあります。ステンレス製で妖しく輝く発電所タービン。1953年製なのに古さを感じさせず、工学系としてはよだれが出そうな代物です。帰路の富士川沿いは再び修行ルートですが、目的を果たしてしまった後でいまひとつ気合が入りません（笑途中、先週も話題にした稲木干しを作っているところに遭遇し、見入ってしまいます。やはり大変な作業です。残り25kmとなった内船でさすがに疲れて一旦ストップ。駅前の花わらべさんで、アンパンとクッキーシューを仕入れました。その後は甘い物 × カフェインの禁断の組合せのおかげでペースは回復し、無事に走り切りました。このコース、紅葉の時期にまた行こうと思います(^_^)
16Sep
- S-WORKS HT 『普通の』フローティングローター化
  こんにちわ、たまりんです。今回は、ディスクブレーキ用ローターの話です。S-WORKS HTとBACKFIREのMTB2台は共にディスクブレーキ仕様です。そしてローター（＝ディスク）は、『冷却フィン付き』でかつ『フローティング方式』の特殊な物を使用しています。ピンクで囲った部分×５ヶ所が冷却フィンです。どのような物か詳しく知りたい方は導入時の記事をご覧ください。フローティング方式はある程度メジャーですが、冷却フィン付きはまだ出回り始めてそれ程経っておらずマイナーです。それでもなぜ冷却フィン付きにしたのかというと、以前あざみライン（富士山の一番急なルート）の下りで、油圧キャリパーを過熱でダメにしてしまった経験からです。しかしこの冷却フィン付きは、２台で半年ほど使ってみて、MTB用としては使えない物と判断し、諦めることにしました。判断した経緯としましては、ディスクブレーキは一般的に雨に強いとされていますが、実際にはそうでも無くて、大雨の時などはパッドが水分を押しのけられず滑ってしまいます。リムに比べてローターは半径が小さい分、遠心力も小さくて水分を弾き飛ばしにくいためではないかと私は考えています。そのため少しでも水切れをよくするために、一般的にパッド摺動面には多数の穴があけられています。ドライ時の制動力を考えれば穴など無い方が良いにもかかわらず･･･です。そんな水濡れに弱いローターに、雨水を集める面積を増やす冷却フィンを付けたのは、ますます雨天時制動力の低下を招いています。通常のローターは土砂降りで滑りやすくなる程度なのが、冷却フィン付きでは強雨程度で滑ってしまいます。全天候性能が求められるMTBとしては失格、特に私は降水確率が高い日の練習マシンとしているので、問題外の結果でした。当初の目的の冷却性能に関しては、冷静に考えて、あざみラインのような長い激坂はもう登れないだろう･･･という悲しい現実を考慮し、諦めることにしました。そこでまず今回は、S-WORKS HTのローターを交換します。BACKFIREは、他にも一緒にやりたいことがあるため、次回にします。交換するのは冷却フィン無しの『普通の』フローティングローターです。フロント180mm、リヤ160mmですフローティングローターは、レース用オートバイの世界では常識的な物です。ホイール取り付け部分とパッド摺動部分が別体で、ピンにより加締められています。加締めは完全固定では無くて、径方向には動くことが出来て、パッド摺動部分が熱膨張してもワカメのように波打った状態になりにくい構造になっています。元オートバイ乗りとしては当然の選択です交換は、ボルト6本で固定するだけです。ただし偏芯や使用中の緩みが出にくいようにするコツがあって･･･ローターをブレーキング時に力の掛かる方向（上のROTATION矢印の逆向き）に力を加えた状態で、ボルトを締めていくことです。その際に、☆型に順番に締めていく、仮締め→本締めの手順を踏むのは当然です。そんな感じで、交換は完了。今日は、パッドの馴染ませとローター鏡面化のために、起伏のあるコースを25kmほどポタってきました。これで完全に慣らしは終わり、本来の制動力を発揮するようになりました(^_^)雨が降りそうな日も、もうこれで大丈夫なはずです。（できれば雨の中は走りたくありませんが･･･）S-WORKS HT　Ver.12.1普通のフローティングローター仕様追記：シマノのアイステクノロジーローターも冷却フィンが付いていて、同じような問題があるはずなんですよね。シマノは高性能ローターとして推しているけれど、実際のところはどうなんだろうと気になります。
13Sep
- 近場でロングライド　125km
  9月13日8:10～15:10　曇時々雨　22～16～25℃バイク：RALEIGH　Carlton-Eルート：地元のマイナーな道走行距離：125km獲得標高：1100m平均速度：22.2km/h先週のリベンジで、西湖・河口湖方面を目指して出発。しかし予報では午前10%午後30%のはずが、1時間ほどで降りだします。3日前までは熱中症と闘っていたのに、急な冷たい雨で戦意を喪失してしまい、近場をウロウロするだけに予定変更しました。それでも距離だけは稼ごうと粘り、河口湖相当の125kmまで伸ばします。今日は好調時の平均的な距離を走ることができて、パワーも出ていた感じで、思い出には残りにくいけれど中身は濃いライドになりました♪朝イチはいつものごとく身体が重いので、裏道の田園ルートをじっくりと進みます。妙善寺前の掲示板で気になるお言葉があり止まります。自転車乗りの場合、下るために登るのは普通の人で、登るために下るのは変態だよなと、不謹慎なことを考えてしまいました（笑曇って暗いおかげか狩宿の井出館は良い雰囲気を出していました。白糸の滝で一休み。いつも白糸まではタイムトライアルをやっているのですが、じっくりで裏道（遠回り）の割には良いタイムが出ていました♪その先の内野大橋まで進んだところで、雨がポツポツと･･･やけに涼しいよなと思っていたら16℃しかなく、夏装備で雨の中さらに登るのは無謀なので進むことを諦めます。柚野を経由して一気に内房まで下ります。しかし、面倒だからとウインドブレーカーを羽織らずに下りてきたのは失敗でした。身体が冷えて頭が痛くなってしまいます(>_<)途中のコンビニで調達したホットコーヒーが幸せでした。（自販機はまだコールドばかり！）雨は途中で止んだので、あまり遠くに行かずに近場ばかりを走り回ることにします。内房では、最近ではもう珍しくなった稲木干しが行われていました。コンバインで稲刈りと脱穀を同時にやってしまえば楽なのに、美味しくするために敢えてこのような手間をかけるのは農家のこだわりが感じられますね！道端の土手には黄色い花が一面に咲いていましたが、何の花か詳しくないので解りません（苦笑とりあえず富士見峠を登ります。下りてきて吊り橋。ゆらゆらを楽しみたいけれど、管理が困難なのか通行禁止です。遠出の気分だけ味わうために、お隣の山梨県にも一瞬だけ入っておきました(笑富士川河口まで下りて、指定席の堤防に座って昼食。田子の浦までの堤防では、それほど気合いを入れた訳でもないのに自己新の速さだったようです(^_^)田子の浦港に着くと、今日は期待していなかった富士山が一瞬だけ見えました。みなと公園のはじまりの鐘に着くと、ちょうど100kmでロングライド確定となり、記念にカンカン鳴らします。その後も集中力が途切れることなく、いいペースで帰ってくることが出来ました♪
09Sep
- トピーク製フロントバッグの強化
  こんにちわ、たまりんです。今回は、ハンドルに装着するフロントバッグの話です。私は、ロングライドには基本的にお弁当を持っていくので、荷物が多くなります。そしてとても汗かきで、ドイターRACE EXP AIRのような通気性の良いリュックでも夏場は厳しくなるため、フロントバッグを愛用しています。カールトンには、トピークのツアーガイドハンドルバーバッグDXを装着しています。ハンドルには、専用のアタッチメントで固定します。トピークは、ロードバイクに乗り始めた頃から使っていて、もう10年になります。とても便利でつい色々詰め込んでしまうのですが、難点もあります。スペック上は「最大荷重5kg」なのですが、私の使用状態のバッグ総重量3.5～4kgで走行すると、ちょっとしたギャップ越え程度でバッグが変形してお辞儀してしまうのです。バッグの変形状態アタッチメントが内側に食い込んだ感じになってしまってます。そこで、変形しないよう強化を実施します。バッグ内側は、ファスナー式の内張りとなっています。開けてみると･･･スチール製の補強板（t=1.5mm）が樹脂プレートで押さえられています。ネジを緩めて樹脂プレートを外すと･･･スチールの補強板が「く」の字型に折れてしまっています。（すでに何度も真っ直ぐに修正していて、これ以上繰り返すと破断しかねねない）折れは、アタッチメント下端に相当する位置で発生しています。そこで、アタッチメントの面積を広げてやることを考えます。具体的には、より厚みのある金属板を重ねてやります。大きさの目安は、元の補強板のプレスリブ形状まで重なる程度とします。ホームセンターに行き、適当な材料を見繕っていると良いプレートがありました。切断や穴あけ加工を覚悟していたのですが、そのまま使えます♪t=3mmあります。強度は板厚の2乗に比例しますから重ねると1+4=5倍程度の強化になります。アタッチメントに重ねるとこんな感じでピッタリ合います。一緒に買ってきた長いネジに交換して締め込みます。バッチリと重なりました！外側も凹みが無くなり、平らになっています！以上にて完成です！先日の本栖湖ライドは、この強化した状態で走り、帰宅後も垂れ下がることなく水平を保てており、効果はバッチリです！（これは中身が入った状態。中身が無いと若干上向きになる）プレート2枚で重量が110gほど増えてしまったのが副作用ですが、ギャップを恐る恐る越えなくて済むようになったので、トータルでは全然問題ない程度です。＊　　＊　　＊フロントバッグに関して、ちょっと思っていることを追記すると･･･このアタッチメント取付け式は、脱着が便利なのと、上ハンを握れることがメリットです。しかし大きなデメリットがあって、重量物がフォークコラムから離れるため、ハンドル回転軸周りの慣性モーメントが大きくなり、ハンドリングが大幅に悪化する点です。（ハンドル重い＝ステアリングダンパーになる　という小さいメリットもまたある）冒頭で、「カールトンには･･･」という書き方をしましたが、ルーベSL4とRNC7には、このハンドリング悪化を嫌ってアタッチメント式でないハンドルバッグを試用（使用ではなく試用）しています。正確に言うと、ハンドルバッグではなく、amazonnで見つけた釣り用の大型ウエストバッグを無理矢理装着しているのですが･･･それでも結構な重量にもかかわらず、ハンドリングの悪化は軽微で済んでいます。自転車専用でないので、ゴテゴテして不細工なのが難点です。モンベルのフロントバッグも所有しているのですが、（このタイプ、画像はメーカーサイトから拝借）容量が小さく、補給食プラスアルファ程度なら良いのですが、ロングライド一日分のお弁当＆補給食はとても入り切りません。このモンベルのそっくりさんも何社か出していますが、どこかこの形のままで、もう少し大きい物（直径・幅共に+4cm程度）を発売してくれないかなと、フロントバッグオタクは感じています。
06Sep
- 挫折後復活で本栖湖3周　107km
  9月6日7:50～15:25　晴れ　27～22～31℃バイク：RALEIGH　Carlton-Eルート：県414 ⇒ 県71 ⇒ R139 ⇒ 本栖湖3周 ⇒ R139 ⇒ 県71 ⇒ 県414 ⇒ 県184走行距離：107km獲得標高：1420m平均速度：19.9km/h給水量：4.8Lロングライド予定の今朝、富士山を見ると雲ひとつない姿！これはもう富士山絡みのコースしかないと、西湖・河口湖を目指しました。富士山の西側を半周する感じになります。しかし走り始めると、絶不調という訳でもないけれど良くも無い(+_+)何とか登っていきますが、途中で脚が止まってしまい一旦諦めます。しかし補給しているうちに多少回復したので、行き先を本栖湖に変更し、湖畔を周回して距離を稼いで何とかロングライドにすることが出来ました。最近のロングライドは本栖湖ばかりですが、もう無理と思ったら下ってくるだけで済むので、一番安全なコースなのです(^_^)朝の富士山は雲一つないスッキリとした姿。否が応にもテンションが上がります。しかし気持ちに身体がついていかず苦戦。登り半分消化の富士ミルクランドでもうかなり参っています。特大おにぎり補給＆コーヒードーピングで回復に努めます。牧草地帯に入ると涼しくなり、多少走りやすくなります。牛と馬の放牧を見て、撮影を口実に休むチャンス（笑登るにつれて速度が落ちていき、えいちの村手前で5km/hになって諦めました。今日は練習よりも低いショートライドかと落胆･･･えいちの村のメープルソフトクリーム。へとへとで余裕が無くてピンボケなことにも気づけません（苦笑甘い物で少し元気が出たけど、食べ足りなくて朝霧フードパークまで平行移動。今度は、芋工房かくたにさんで紅芋ソフト♪来たついでにお土産もと思い、隣の上野製菓さんで草大福を家族人数分購入。隣接する道の駅朝霧高原で給水もしておきます。今日は今まで立ち寄った場所全てにバイクラックがありましたが、フロントバッグを装着していても掛けられるラックはこのタイプだけでした。そうこうしているうちに回復してきたので、一番近い本栖湖を目指すことにします。道の駅から100mほど登って下って本栖湖到着！風景を楽しみながら周回します。富士山は五合目辺りに帯状の雲が出てしまいました。9月に入ってまた静かな湖に戻りました。林間コースはもうかなり涼しいのですが相変わらずミンミン蝉が大合唱でした。陸自の方々の訓練も行われていました。凄いマンパワーでした。お疲れ様です。モミジの葉は、先端が少し赤くなりかけている程度でした。今年は綺麗に染まるかな？本栖湖ブルーは健在です。2周目に入ったところで、秘密の通路からプライベートビーチ（嘘）へ抜けます。いつもの場所で昼食。大好きな本栖湖と一体感を感じる幸せなひと時です。今日は風が無く、ウインドサーフィンとパドルサーフィンが一緒にいる不思議な光景も見られました。100kmの目途が立ったら本栖湖を後にして、富士山ビュースポットへ向かいます。しかし残念、富士ヶ嶺JA跡に着いたら富士山は隠れてしまいました。ススキが良い感じに穂を垂れてきているのに惜しいです。雲が切れるのを待つのはもどかしく、下ることにします。地元まで戻って、ロングライドになって良かったとホッとします。地元では先週からあちこちの田んぼで稲刈りラッシュ！こんなミニ富士山が並んでいる姿を見られるのもしばらくの間です。
05Sep
- カールトン　両面SPDペダル化
  こんにちわ、たまりんです。今回は、カールトンEの復活に関する話です。ラレー・カールトンEをネタにするのは、アメブロに来てからは初めてですね。超マイナーなのでたぶんご存じないと思います。こんなバイクです。端正な外観のカーボンバイクです。一応ロードバイクの形を取りつつ、コンフォート化を突き詰めた仕様です。カールトンは、超汗かきがクロモリに乗れないシーズン用、つまり春～秋用としていました。従って、夏場の今は活躍しているはずです。ところが昨秋からたまりんの体重が増え続けて70kgを超えてしまい、装着しているDURAホイールを労りたいとの思いから、今年に入ってからは乗らずにいました。しかし一番のお気に入りバイク、不調の今こそ乗るべきではないかと考え直し、復活させることにしました。そこで問題となるのがペダルとホイールです。まずは、ペダル。市街地走行や、歩いて観光する際の快適性から、SPD派です。元々は片面SPDのシマノPD-A600を付けていましたが、冬眠中にルーベSL4に奪われてしまいました。というより、更にコンフォート化を進めて両面SPDを付けてみたいので、PD-A600は譲ったのが正解です。SPDは最近シマノが力を入れ始めて、ロード用の両面SPD：PD-ED500も発売されましたが、エントリーグレードで今一つ食指が動きません。そこでMTB用ですが、旧型であまりゴテゴテしていないPD-M785にしました。両面対称形状ですクランクに取り付けて･･･XTのロゴが浮きまくるんじゃないかって？？？大丈夫です、すでに付いていますから（笑何故XTリヤディレイラーなのか気になる方はこちらをご覧ください。カールトンE シンプル・イズ・ベスト仕様使ってみて、レビュー的なことを言いますと、●リリース力調整は、ロード用のライトアクションタイプと同等で、軽い方の調整幅が広くて使いやすい。PD-A600では最弱にセットしていたので、同等にすると11段階中下から4段階目になった。●走り出しのステップイン成功率は10割で期待通り！もう信号待ちで先頭になってしまっても焦ることなく余裕で発進できます♪ただし、ペダルが両面対称の完全バランス形状なので、足を乗せた時にどこを向いているか一定しません。そのため、少し回して面を合わせてからステップイン、といった1.5アクションのステップイン動作となります。この点は、蹴っ飛ばすだけでステップイン可能なXCレーシング系小型タイプには敵いません。（写真はPD-M970)しかし、これを付けてしまったら、さすがにロードバイクらしくなくなるので止めておきます（苦笑続いては、ホイール。現在ロードバイク3台のホイールは以下となっています。リム幅や付いているカセットの関係で各々専用ホイール化していますが、これらを入れ替えて何とかならないか考えます。×　カールトン：デュラ9000-C24CL 15C〇　ルーベSL4：ゾンダ17C×　RNC7：シロッコ17Cこれらの中で都合の悪い組み合わせを考えて、●RNC7に17Cリムはブレーキが干渉している●カールトンに攻撃的なシロッコは似合わない●現体重ではカールトンからデュラを外したい問題を回避して全てを満足する組合せは以下となります。RNC7は、再び乗り出す冬までに体重を落とせばいいのです（汗〇　カールトン：ゾンダ17C〇　ルーベSL4：シロッコ17C〇　RNC7：デュラ9000-C24CL　15Cよって、カールトンにゾンダを装着することにしました。エントリークラスのフレームにゴージャスなホイールで見栄を張っていたのが、格落ちした感は否めませんが仕方ありません。現体重は過去にゾンダのスポークを折った時と同じなので、危険レベルです。新ゾンダも壊していいわけでは無いから、真面目にダイエットしなくては･･･以上にて復活仕様決定！RALEIGH Carlton-E Ver.5.0両面SPD＆ゾンダ仕様やはりお気に入りのバイクの効果は大きいです！練習に3回出ましたが、調子が上向いているのを感じています。
01Sep
- 不調でも出来ること
  こんにちわ、たまりんです。今回は、とりとめのないつぶやき的な内容です。最近ライド記事を上げられない言い訳とでも思っていただければ幸いです。現状は、かなりの不調です。流行りの『〇〇年に一度』という表現で言うと、5年に一度の絶不調期ど真ん中です。体調が良い日よりも良くない日の方が多く、あまり物事が思い通りに進められていません。これは体調では無いですが、絶不調の象徴的な出来事を紹介すると･･･私は毎月20日程度はライドに出ますが、夏前に最後に富士山を見たのが5月24日。まだ田植え直後の時期です。ところが、その後ず～～～っとライド時に富士山を拝めなくて、ようやく出会えたのが3ヶ月以上経った先週8月29日。もう稲刈りが終わってしまっています(>_<）富士山をネタにブログを進める私にとって、これは有り得ない事態です。しかしこんな不運な状況にも陥ってしまっているのが、今回の不調の特徴です。そんな中でも一応前を向いて活動していて、それなりの成果？は出ているので、紹介したいと思います。①練習すでに自転車乗りとしてのピークを過ぎたことは自覚していて、練習と言っても能力向上というより劣化防止の意味合いが濃いのですが、私にとっては練習です。1週間のうち半分以上が体調が良くない状況では、練習に出ても当然同じ割合で不調に当たります。いつもの走り切れて当然のはずの練習コースで半分も走れずに挫折してしまうことも多々ありました。それでもめげずに次回も走りに出て、走ることをやめないように頑張っています。それは5年前の2012～2014まで長～く続いた前不調期からの反省です。前回は自分自身で言い訳して走るのをやめてしまっていました。8月も暑い中で負けずに頑張り、●出走日数：22日●走行距離：667km●獲得標高：9570m走りました。おかげでお盆以降は、練習コースを私としては最上級の富士山ステージに移すことが出来ました。例年より2ヶ月遅い移行で、今年は五合目制覇なんてとても無理ですが、寒くなるまでにせめて半分の西臼塚までは行けるようにしたいと思っています。以上、不調でも走り込みは大事という教訓でした。②機材の調整私に限ったことなのか判らないですが、不調になると機材の状態ににとてもシビアになります。例えば絶好調時は、サドル高が1cm違っていても全く気づかずに走ってしまう程なのですが、不調に陥ると、シューズのインソール厚が1mm違っただけでも、レーパンの上に短パンを穿いただけでも違和感で耐えられなくなります。タイヤの空気圧差による転がり感にもとても敏感になります。その敏感な状態を利用して、いろいろと機材の微調整を進めました。その中で、自分でも驚きの結果になったのが、シューズのクリート位置です。以前は、左右同じ位置に付けていました。しかし今年に入って違和感を感じ始め、5月のSidiシューズデビュー時から、左のクリートを3mm後ろにずらしました。これは私の足が右より左の方が5mmほど小さいため、母指球位置も違うだろうと納得しての移動でした。ところが違和感はまだ続き、徐々にずらしていって、結局左が6mm後方の位置で落ち着きました。見苦しい写真で申し訳ありません。こんな感じです。皆さんはすでに気付いていて当然の処置なのかもしれませんが、私にとっては目からウロコの結果となりました。左右同じ位置に付けていた時も、前後位置をミリ単位で調整していたのに、そもそもベスト状態は左右で6ミリも違っていたなんて･･･好調時には鈍感になるとはいえ、より効率的に走れるようになることを期待しています。③機材の改造これも上記の敏感なことによる影響ですが、機材で不満な箇所が出てきます。そのため改造の妄想が次々と湧いてきて困ってしまいます。まあ改造も、やりたくなった時しか実際に手を動かすエネルギーが湧いてきませんので、無理に抑えないようにしています。当面の間、ライド記事数を面白くもないマイナー機材改造記事が上回る状況が続くかもしれませんが、その点はご容赦頂ければと思います。
31Aug
- BACKFIRE　バーエンドバー廃止
  こんにちわ、たまりんです。今回はマウンテンバイクのグリップ回りの話です。フルサスMTBのBACKFIREにはエンドバーが付いています。ハンドル両端で前側に飛び出た銀色の部分です。エンドバーは、①ヒルクライム時にドロップハンドルと同じ筋肉を使える点②ロングライドで握る位置が変えられて、上半身の疲労が少ない点がメリットで重宝していました。しかし見た目の点では、ゴテゴテしてイマイチです。そして前方への突起物なので、アクシデント時に他者への攻撃が懸念されます。そのためレースやイベントでは使用が禁止されている場合もあります。以上のような状況から、エンドバーは外した方が良いけれど、ただ外すだけでは機能低下になるし何とかしたいと思いつつここ2～3年使ってきました。しかし、変え時がやってきました。初代MTBダカールから12年使用してきたラバーグリップがとうとう摩耗して表面の模様が無くなってしまいました。グリップ交換の今回が変更するチャンスです！変更案は、すでに先行トライしていて固まっていました。2月からS-WORKS HTで使用しているGIZA PRODUCTSのグリップです。通常の握り方だけでなく、横から握ってエンドバー的な使い方が出来ます。当初は固定力が弱くて回ってしまった問題も、締め付けトルクを調整して解決できています。BACKFIRE用と、グリップ回りが同じかみさんMTBのDAKOTA用と、2台分準備します。黒いのが、VELO　VLG-1189D3-G2白いのは、GIZA PRODUCTS　GP VLG-1189ブランドは違いますが型番は似ていて恐らく同じ物ですね。たぶんギザプロダクツの方がOEM品でしょう。エンドバー廃止となると、自転車乗りとしては気になるのが軽量化！測ってみます。旧グリップ152gと結構な重量級旧エンドバーとエンドキャップ154gもっと重いと思っていたがホワイトカーボン（グラスファイバー）で案外軽かった新エルゴグリップまさかの重量級の230g！よって軽量化効果は230g－ 152g － 154g ＝－76g意外と軽くなりませんが、もともと重いフルサスMTBですし、目的が軽量化ではありませんので喜んでおきます（笑取付はネジを締めるだけなので簡単！ブレーキレバーやシフターの位置再調整を含めても10分も掛かりません。かなりシンプルになりました♪使用感はすでに分かっていた通り良好。3Dエルゴ形状により通常の握り方では掌のフィット感がとても良く、ロングライドでも大丈夫です。エンドバー的に横から握る際も、1cm程の突起のおかげで力が入りやすいです。フルパワーダンシングをするような場面ではエンドバーには敵わないけれど、そもそもフルサスでダンシングは非効率で滅多にしないので問題ありません。私にとっては、エンドバーなしでも必要十分な機能のグリップとなりました♪かみさんMTBも交換しておきます。出動頻度が低く、次に乗るのはいつになるかわかりませんが（笑BEFORE↓AFTER以上にて完成！BACKFIRE　Ver.6.1エンドバー廃止仕様BACKFIREは、また最近改造欲が高まってきて、近日中にさらに2回変更予定です。
15Aug
- Panaracer GRAVELKING 28C
  こんにちわ、たまりんです。今週は雨でロングライドに出られませんでした。そこで前回予告通りの機材ネタです。（1年前に同様の記事を上げていますが、ブログ引越しにより死に記事になってしまったため、内容アップデートして改めて記載したものです）私は現在、パンク無し記録の更新中です！2015年7月29日に最後のパンクをして以降、丸4年、距離にして32500km程、路上でパンク修理する事態にならずに済んでいます。しばらくやっていないおかげで、以前は頻繁にやって得意だったパンク修理が下手になってるかもしれません（笑そんなに長期間パンクに縁が無いのは、一番パンクしやすいロードバイクで、グラベルキングを使い始めたためではないかと感じています。グラベルキングは他にも良い点があってすっかり気に入り、ロードバイクは3台とも装着し、今までに延べ5セット使用しています。そこでどのようなタイヤなのか、この機会に紹介したいと思います。Panaracer GRAVELKING 700x28CRNC7とカールトンとルーベSL4に入れているのは、グラベルキング28Cです。若くてイキのいい方はロードバイクに28Cなんて邪道と思うでしょう。しかしアタックすることなんて滅多に無く、イーブンペースのサイクリング主体のおじさんにとっては、いろんな面でバランスの取れた良質なタイヤです。特徴を挙げていくと、まずはその28Cの太さによるエアボリュームで、とても快適です。ロングライドで、ひび割れや工事補修跡だらけの路面が続く場合においても、体力的にも精神的にもかなりストレスが低減されます。そしてグラベルキング本領発揮のダートでは、太さがある分だけ走破性が高いです。これぐらいの河原の堤防等は、速度を落とさずとも余裕で走れてしまいます。耐摩耗性も良好です。最初の1セット目は、2016年2月デビューから2年半で、カールトン6300km、RNC7は4700km程走り、摩耗よりも先に劣化で交換となりました。特にカールトンに関しては、ヒルクライム練習ばかりやって獲得標高は10万m程度で、条件的にかなり厳しいはずですが、それでも摩耗はこの程度です。写真は後輪(3000kmで前後入替し前輪も同様)ヤスリ目部分が摩耗した程度切断するとこんな感じで、ゴム厚はまだ充分残っています。転がりに関しては、ロードバイクで23C、25C、26C、28Cと使ってきて、それほど差を感じていません。鏡のように滑らかな路面を走る場合ならば、細タイヤに軍配が上がるでしょう。しかし実際の路面を走る限り28Cでもほとんど差は無く、むしろ劣化した粗い路面では失速することなく良好と感じています。また、転がりに関しては裏技があります。チューブを同じくパナレーサーのR'AIRを使用することです。パナ同士で一見普通の選択のようですが、この組み合わせではチューブとタイヤがとても貼り付きやすく、一体化して摩擦損失が小さくなるために、チューブレスライクな転がり感が得られます。そのため、タイヤパウダーは使用しないのがミソとなります。貼り付くと、パンクした際に剥がすのが厄介ですが、パンクしにくいタイヤなので大した問題ではないはずです。ちなみに空気圧(MAX7.4bar)は、当初は体重71kgで6.8bar入れていたのを、更なる乗り心地を求めて徐々に下げてきて、最近は6～6.2barにしています。この程度までならば、抵抗増加もほとんど感じません。もっさり感への影響が大きい重量に関しては、スペック上270gです。これでも28Cとしては充分に軽いですが、新品実測(n=2)で256g,258gとさらに軽く、主流の25Cと20g程度しか違いません。ホイール銘柄による重量差に比較すれば軽微な差となっています。グリップ力に関しては、コンパウンド的には耐摩耗性が高い分、それ程は高くないと思います。しかし構造的に太さがある分、実際の路面の凸凹に対して追従性が良く、接地面積の広さも相まって、峠の下りでもナーバスにならずに安心して下れます。少なくともサイクリングスピードでは不満を感じることはありません。最後に耐パンク性に関しては、冒頭に述べた通りグラベルキングではパンクの経験がありません。カールトンで7900km、RNC7で5800km、ルーベSL4で2100km、そして初代ルーベ時代のブルベエディション(グラベルキングの前身)での約3000kmを合わせると約19000kmパンク無しということになります。視力があまり良くない関係で、事故後のガラスの海を通過してしまったことも数えきれないほどある中でこの結果は、耐パンク性は非常に良好と言えます。以上の通り、グラベルと銘打っていますが舗装路のサイクリングでもバランスの取れたタイヤです。特にエンデュランスロードに乗られている方にはお勧めな感じです。＊　　＊　　＊　　＊■■おまけ■■グラベルキングは2015年後半に登場して以降、おそらく2回のマイナーチェンジを受けています。それだけパナレーサーも力を入れているタイヤということでしょう。現物から製造時期の大まかな見分け方を補足しておきます。・　　　　　　ブラウンサイドの色・鋳型文字・裏面の色1型(2016/01購入)：チョコレート色・凸文字・黒2型(2018/04購入)：キャメル色　　・凹文字・黒3型(2019/06購入)：キャメル色　　・凹文字・キャメル2型からワイドリム対応となって、若干細身に変更。同時にリムに装着するのも困難になってしまい、これが私の感じている唯一の難点。2型以降を15Cノーマルリムに装着すると幅が27mm程度になってしまうので注意。17Cワイドリムなら28mmになります。1型の色2型以降の色
13Aug
- RNC7　駆動系のフルメタル化
  こんにちわ、たまりんです。今回は、RNC7のホイール交換に関する話です。RNC7に最近付けていたホイールは、スピナジー・ステルスカーボンPBOです。カーボン＆アルミのハイブリッドリムに化学繊維のザイロン製スポークを組み合わせた独創的なホイールです。しなやかな乗り心地と、伸びのある加速が特徴的で、お気に入りの品です。しかし以下2つの経緯から、ホイール交換することにしました。経緯①：化学繊維ゆえの短所ザイロンは、機械的性質は素晴らしいですが、化学的安定性に難点がある繊維です。そのため取り扱いはとてもナーバスです。それでも慎重に扱ってきて10年経ちました。さすがに経年劣化が気になりだし、ロングライドに安心して使えなくなり、引退させることにしました。経緯②：フルメタルを味わいたい私は小径車を除いて6台所有しています。しかしその中で、駆動系とフレームが全て金属製なのはROVEの1台のみです。（ここで言う駆動系とは、ペダル⇒クランクアーム⇒チェーンリング⇒チェーン⇒カセット⇒ハブ⇒スポーク⇒リムの動力伝達経路のこと）他は、フレームやリムやクランクがカーボンだったり、エアサスペンションが入っていたりします。ROVEのしっとりとしていながらも芯のある踏み味が気に入っていますが、タイヤの太いグラベルロードなので、レーシーなロードバイクでも味わいたくなりました。そこでRNC7のスピナジーを金属製に置き換えることにしたのです。さて、代替のホイール候補ですが、ルーベの際同様に条件を挙げていくと、●上記①②よりフルメタル構造●28cユーザーなのでワイドリム●ステルスカーボン同様にセミディープ●予算面からミドルクラス以下これらの条件で、入手も容易となると、ほぼ一択です。カンパのシロッコ以外ありません。PBKのタイムセールのおかげで信じられない価格で入手できました♪Campagnolo SCIROCCO C17装着前に軽く身体測定を行っておくと、重量は、リムテープ込みで、フロント810g+リヤ1020g＝1830g。リムテープが各20gとするとホイール単体では1790gとなり、カタログ値1755gに対しまあ妥当な値。決して軽いホイールではありませんが、セミディープですし、スピナジーも1855gあったので、私としては気にしないレベル。ちなみにリムテープは20.5mmという中途半端な太さの物が付属。交換時は20mmにするか21mmにするか迷いどころかな。リム高さは、旧名がシロッコ35であったように35mm。もう少し高く見えると予想していたけれど、現物を見るとそれ程威圧感は無かった。まあカメ遅が使うには、あまり目立たなくて、程良い感じ♪ちなみに、セミディープを選んだのは、空力的な面からではなく、リムの真円剛性向上による転がりの良さを重視したからです。（スピナジーはノーマルリムとセミディープとリム高さ違いで所有していて、セミディープの方がかなり転がりが良く感じられたため）スポークも写ったので実測値を記しておくと、フロント、リヤフリー側、リヤ反フリー側全て同じ太さで、両端部は直径2mm、エアロ形状部分が幅2.2mm&厚み0.9mm(直径1.6mm相当)のバテッドスポーク。つまり、スポークのスペックは、ゾンダと同一です。衝撃吸収性が良いことが期待できます。クイックリリースシャフトは、ゾンダと同じ物が付属。シ〇ノの同クラス付属品より遥かに高級感のある造りで、使う気になれます。フリーハブボディは、肉抜きされたスチール製です。回転中心付近なので軽量化よりも耐久性を重視しているのは好感を持てます。フリーのラチェット音は、残念なことにほぼ無音でした。後々ばらすのは面倒なので、今のうちに爆音化を実施してしまいます。（私個人の自己責任で行うものです。真似されても一切保証できません）①5mmアーレンキーと、17mmスパナでフリーボディを外します。この際、17mmナットは逆ネジなので回す方向に注意します。②ハブ側カップには、ねとねとのグリスがたっぷりなので、一旦全て拭き取ります。③フリーボディの3本の爪部分にもグリスたっぷりで、爪の動きを妨げているので、楊枝を使い一旦除去します。④シマノのフリーハブグリスを改めて適量塗布します。私はロングダウンヒルが多いので、安全マージンをとった量にします。（再塗布状態写真は敢えて掲載いたしません）⑤元通りに組み立てます。ナットはギザギザ面が上向きなのがポイントですね。フリーボディを回すと、カチカチ音が出るようになって成功です♪身体測定がいつのまにか作業に入ってしまったので、そのまま組立を行います。カセット取り付けは前回ネタにしたので今回はタイヤで･･･タイヤはパナのグラベルキング28c。前のはもう3年も装着していたので今回新品にします。お気に入りの品で、同じものが累計5セット目になります。何故お気に入りなのかは、近いうちに別記事で上げるつもり･･･このタイヤの唯一の難点が、装着しにくいこと。アマゾンレビューでは装着を諦めた方もいる程で、とても堅いというか小さいです。今回も端から順に入れて行き、ここでどうにもならなくなり一旦ストップ！タイヤレバーを使いたくなりますが我慢してじわりじわりとリムに乗せていき、5分ぐらい掛かって手のひらがそろそろ限界というところで何とか入りました（汗あとは、リム幅拡大の対応で、ブレーキ引き代調整とシュー角度調整も行い完成！■インプレショートライドを3回（計65km＆940m↑）走った時点での簡単なインプレは･･･●今回の目的の『しっとりとしていながら芯のある踏み味』は得られた。しかもROVEより上質な感じで、細スポーク＆ラージハブの影響が大きそう。●乗り心地は、ゾンダより若干劣る（リム剛性の影響？）けれど、以前使っていた金カムシンよりは遥かに良好で、快適性重視の私でも充分満足♪●転がりは期待したほどではなく、ゾンダとの違いは感じられなかった。リム真円剛性が上がった向上代と、ハブのグレード差による低下代で相殺したのかもしれない。まだ初期馴染みの段階なので、今後の向上に期待したいところ。●重いリムで漕ぎだしの重さは否定しないけれど、サイクリングでは気にする程でもないし、そもそも今の体重でそんなことを言う資格も無い（汗全体的には充分満足し、買ってよかったホイールです！とてもトータル23Kで入手できたものとは思えません。ANCHOR RNC7　Ver.4.0駆動系フルメタル仕様Campagnolo SCIROCCO化・・・・・と綺麗に締めくくりたかったのですが、実は問題がありました（涙走り出すと、ヒュン　ヒュン　ヒュンとタイヤ回転連動で音が出ます。調べると、ブレーキキャリパーとタイヤのクリアランスが極小で、乗車すると体重でタイヤ内圧が上がる分膨らんで接触してしまっているようです。タイヤサイズは変えていないのですが、リム幅が広くなった影響で、キャリパーのアーチが下がってしまいました。元々25cタイヤ用のフレームに28cを無理に入れていたので、フォークのキャリパー取付穴位置が低く、このままではどうにもなりません。今後の対応策案としては、A案：タイヤを26cにする。⇒×　視力が低く路面状況をつかみにくい私にはこの選択肢は無い。B案：フォークを28c対応品に交換　⇒△　レアな1インチコラムなので存在しない？C案：キャリパーを最新型にする　⇒△　BR-R7000はタイヤクリアランスが拡大されていて干渉回避するかもしれないが、やってみなければわからない。STIもセット交換になり、7800系デュラとお別れしなければならない（涙D案：シロッコを諦める　⇒△　ルーベSL4に付けていたスピナジー・ゼロライトPBOならば3年しか使っていないのでまだしばらくは使える。しかし管理に気を遣うし、フルメタル化も諦めなければならない。どの案も採用しがたい感じで八方塞がりです。僅かな音だから我慢して乗るという案もありますが、タイヤは使っているうちに伸びて太くなるので、いずれもっと大きな音になり、抵抗にもなり始めます。まさかの災難に、しばらく悩むことになりそうです･･･
07Aug
- 本栖湖5周　131km
  8月7日8:25～17:10　晴れ　32～26～30℃バイク：KONA　ROVE STルート：県414 ⇒ 県71 ⇒ R139 ⇒ 本栖湖5周 ⇒ R139 ⇒ 県414 ⇒ 県184走行距離：131km獲得標高：1320m平均速度：19.9km/h給水量：5.4Lこんにちわ、たまりんです。今日は本栖湖まで走ってきました。出発する時点では、五重塔＆富士山で有名な新倉山浅間公園を目指していましたが、富士山が隠れてしまい意味無いので途中で予定変更しました。暑さに関しては、序盤の登りは厳しかったけれど、高所に上がってしまえば涼しく、登った甲斐がありました。涼しいおかげで本栖湖を5周もすることができて、今季としては最長距離となり、満足のライドとなりました。体調60%程度でこの結果は、今後に希望が持てます♪出発時にすでに32℃もあり、抑え気味で登り始める。標高600mで半分の富士ミルクランドで休憩。ここまで来ればもうそれ程暑くない。馬が久しぶりに外に出ていた。富士山には入道雲が掛かってしまった。新倉山は今日の体調では遠いのもあり、行き先を本栖湖に変更。本栖湖手前の温度計では26℃。かなり涼しく感じる！本栖湖に到着。前回のMTBの時よりも時間が掛かってしまった･･･今日はROVEの重量が特に身にしみたけど、ここまで来てしまえばもう大丈夫！目標5周にして湖畔の周回を始める。空が青くて、崖沿いの道は爽快。富士山ビューポイントに来てもやはり雲の中。仕方ないので見える時の姿を看板で紹介。本栖湖ブルーは一応健在だったけど、水温が上がったためかやや濁り気味。南岸の林間コースはひんやりとして心地良い♪1周半回ったところで昼になり、浜貸切りで昼食。ちなみに他の浜はこんなで、とても秘境とは言えない状態。静かで大好きな本栖湖だけど、8月だけは少々残念･･･それでもエンジン付きボートが居ないおかげで騒々しくは無い。午前中の湖面が静かなうちは、こんなことしたり、カヌーやったりしてるしている人が多かった。午後になり風が出てくると、ウインドサーフィンが湖面を滑り出す。そんなのを眺めながら走っているうちに5周達成！今季最長距離が確定になりガッツポーズ！（昼食時にあらかじめ撮っておいた（笑）帰りは、ロングダウンヒルで集中力を切らさないよう糖分補給。朝霧フードパーク内あさぎり牛乳の牛乳ソフトで。すっきりまろやかで美味。地元まで戻ると、いつの間にか稲穂が垂れ始めていた。7月は雨続きで気になっていたけど、これなら大丈夫だね。最後はちょっと遠回りして130km台に乗せる余裕もあった。今日の夏ライドは大成功！