KHS F-20G 新車シェイクダウン インプレ編
先日のKHS F-20G新車シェイクダウン走行で洗い出しを行ったバイクの気になる点について挙げておきます。 KHSの名誉のために最初にお断りしておきますが、 F-20Gは、小径車ながらほぼストック状態(サドル交換のみ)で 116kmライドをこなしており、ポテンシャルは充分に高いです。 今回挙げるのは、重量級(179cm,75kg)で改造マニアの私が より快適に走りるための我儘かつ辛口な内容ばかりです。 これらは全ての人に当てはまる訳ではありません。 そういう傾向もあるんだな程度で、適当に読み流してください。まずはシェイクダウン走行をしたバイクの状態から・・・サドルとペダルのみ交換し、あとは純正状態のまま。サドル&バーテープ、白と茶色どちらに統一しようか思案中オリジナルの雰囲気を保つためには、やはり茶色かな?走ってみて、一番気になった点(問題点)は、「ダンシング不可!」理由は2つありまして、ひとつめが、ハンドルポスト剛性不足 ハンドルポストは、コラムへの差し込み式となっていますが、 分解組立て性を優先したのか、嵌め合いがルーズな印象です。 クイックによる締め付けのみでは密着性がいまひとつ? 径&肉厚もそれほどなく、重量級の私がダンシングすると盛大にたわみます。 即座に壊れることは無いでしょうが、精神衛生上よろしくありません。 この部分の構造は、ワンタッチ&高剛性のダホン方式がいいですね。 ただし悪影響ばかりでもなく、ロングライド、特に平地巡航時には、 小径車にありがちな路面からのキックバックを緩和して、 リラックスして走ることができました。理由の2つ目が、ボトルケージ 私は、ボトルはスポドリ&お茶水筒で常時2本体制です。 車体の台座に素直にボトルケージを取り付けましたが、 トップチューブ側は750mlボトルは差込み不可で、写真のようになりました。 この状態で、シッティングでも膝とボトルのクリアランスは20mm程度。 ダンシングすると確実に当たります(>_<) トップチューブ上のは、ボトルケージマウントアダプターで位置を下げる、 ハンドルポスト上は諦め、シートチューブに付ける等の対応が必要です。そこで、ダンシングが駄目ならシッティングで頑張るしかありませんが、そのためにはポジションをきっちりと出したいですね。「発進!!!」の記事ではポジション大丈夫と言いましたが、平地だけならOKでも登りも含めると、やはり変えたくなりました。 ハンドルは380mm幅で、上反りに湾曲したタイプが付いています。 上反りは苦手で、ストレートに、 幅も、せめて400mm、できれば420mmに交換したいところ。 ステムは標準で100mmですが、これも10~20mm伸ばしたい感じ。そしてシッティングでスムーズに回すためにはギヤ比。 8速で、11-30Tのワイドギヤとなると刻みが粗いです。 (11-13-15-17-20-23-26-30) 登りで上下どちらのギヤでも重すぎor軽すぎといったシーンが出てきます。 ただし貧脚なので、クロスレシオのカセットに交換するという選択肢はなし。 禁断の10速化に手を出してしまいまししょうか? 幸いなことにNOVAから外したティアグラが余っています。最後の大問題が、当初から気づいていたブレーキ! 力一杯握っても効きが悪いので、リムを脱脂していきましたが効果なし。 やはりタイヤ外周の隙間ガバガバの超ロングアーチが悪いのでしょう。 シマノはロングアーチも推奨していないのに、それを上回る「超」ですからね。 テコの原理が有効に効くショートアーチキャリパーにしたいですが、 そのためにはリムを外周側に寄せる必要が・・・ 大物交換になり走行性にも影響を与えるので、ここは悩みます。いろいろ気になる点を挙げて、残ったのはフレームだけでしょうか(苦笑でもいいんです、フレームが気に入って買ったバイクですから!フレームが駄目なバイクは、何してもダメ。そうではないバイクは、手を入れれば見違えるほど良く走るようになります(^_^)b