MTBやグラベルロードで使用するヘルメットは、
バイザー付きで後頭部保護ができる物が機能的に好ましいです。
私は一昨年から7iDPのヘルメットを使用していましたが、
欧米向けの帽体形状のためフィットしなくて前後にずれやすく、
発泡ウレタンでパッドを自作したりと悪あがきしたものの結局駄目でした。
そこへオレンジ色のマイブームが到来し、
モンベルサイクルトレーナージャケットに合わせて、
ヘルメットもオレンジ色のOGK FM-8に買い替えました。
購入は昨秋頃でしたが、冬場だけでは評価できないと思い、
春の暖かい時にも使用してみて、今回レビューします。
OGK FM-8 マットオレンジ
■側面
バイザーまでオレンジ色の一体感のあるデザインで、
バイザーは黒と白しかなかったOGKとしては画期的な商品と思います。
メーカー公式ページにもネットショップにも、この向きからの写真しか無く、
もっと情報が欲しい方、多いのではないでしょうか。
■正面
フロント側のエアインテークは、大きくは無いが一応ある。
バイザーの角度は、冬場の眩しい太陽光はしっかりと遮り、
かつ前方視界は確保している絶妙な角度設定!
■後面
色としては、この写真が一番実物に近い。
後ろが長く、後頭部保護を考慮した形状になっている。
FM-8のステッカーは再帰反射素材で夜も安心。
右側の緑色はJCFステッカーでレース使用OK。
■上面
これがやや難点。
強度重視と思われるが、前頭中央~頭頂~後頭部の広い範囲に通気孔が無い。
冬場の寒い時は良かったが、暖かくなってくると熱がこもりがち・・・
■内面
上記の通気孔が無い対策と思われるが、発泡素材に溝を掘ってある。
これにより平地巡航等スピードの出ている時は空気の流れができるが、
ヒルクライム時はあまり効果が感じられない。夏場が少々心配。
■サイズ
これも少々問題。
サイズ設定は、M/Lサイズの1サイズしかない。
『M/L』サイズということで、Mの人もLの人も被れる(帽体はLサイズで
アジャスターの調整範囲が広い)と期待していたのだが、
実際は帽体はMとLの中間のサイズと思われる。
それなら『M/L』ではなく『ML』と記載して欲しい。
おかげでLサイズの頭の私は、余裕が少なく、
冬場は起毛インナーキャップの種類を選ばざるを得なくなった。
パールイズミ489ウォームキャップを酷評したのもそのため・・・
■アジャスター
XF-4アジャスター装備で、最近は何処のブランドもダイヤル式アジャスターが
付いているが、OGKはさすが先駆者だけあって節度感が良好。
ダイヤルがガードされていて、
リュックの壁掛け用ストラップが引っ掛って不快な思いをしないのも良い。
一点注意する点としては、後頭部が長い上にアジャスターが低い位置にあるため、
バンダナを使用する人は、結びコブと重なる位置で少々具合が悪い。
私も春~秋はバンダナ派なので、仕方なく結ぶ位置をずらしている。
■フロント側パッド
ノーマルパッドが付属している。
個人的には、一体型で洗濯が楽で、虫の侵入も無いAIパッドが好みだが、
通気性を考えると仕方なさそう。
■リヤ側パッド
ロードで使用しているゼナードのリヤパッドは取れやすくて困っているが、
これは黒い樹脂パーツでしっかりと挟まれていて取れる心配無さそう。
■ストラップ
普及型でコスト重視&強度重視のためか、メッシュではない通常型のストラップ。
汗かきの私は、これから夏場はこまめに洗う必要がありそう。
また長さが、Lサイズの頭の私でもこんなに余る。
ダウンヒル時に頬を叩かれて煩わしいので、もう少し長さを煮詰めて欲しかった。
■まとめ
厳しい意見も挙げましたが、オレンジ一色のデザインが気に入ったからこそで、
もっと良くなって欲しいと思うからです。
この記事を書くために公式ページを見ていて知ったのですが、
FM-8はマイナーチェンジが行われるようです。
オレンジが無くなり、値上げするのにバイザーは黒と白しか設定が無いという
少々残念な感じでした。
この価格帯の製品にいろいろ求めすぎるのは、まあ無理なのでしょうけれど、
OGKは最近ロード偏重になり、MTB系で使用できる製品があまり無いので、
FM-8の高価格版のような物を出してもらえると嬉しいですね。
Lサイズ専用帽体で、強度確保しつつ通気性が良好で、AIネットが付いて、
臭くならないストラップ付きで、しかもオレンジ一色だったら、
多少高くても喜んで買いますよ。
ロードではずっと使用している信頼のブランドですから期待しています。









