まだ2月だというのに春めいた気候になってきてしまい季節外れの感はありますが、
今冬デビューさせたモンベルのジャケットについてレビューしておきます。
 
実は冬ジャケットは何枚も持っているのですが、
アドベンチャーロード用に、ゆったり目で目立つ色のが欲しいと思っているところに
モンベルショップで目立ちまくっているこのジャケットを見つけてしまい、
昨年のサイクルシェルジャケットを里子に出して入れ替えることにしました。
 
 
カラー:ホットレッド(赤みの強い蛍光オレンジといったところ)
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背面ストロボ無し
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背面ストロボ有り・・・反射材が広範囲にプリントされている
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モンベルのジャケットは2枚目ですが、このブランドの傾向が見えてきたので
レビューする前に、前提条件を述べておきます。
 
冬用ジャケットのコンセプトについて推察してみると、
MAVICやSPORTFULといった欧米ブランドは、あくまでもジャージライクで、
裏起毛素材の代わりに防風素材を使用しただけのピッタリした着心地なのに対し、
パールイズミやシマノの国内ブランドは、厚手インナーや更に重ね着しても
若干の余裕があり、いかにもジャケット的な作りになっている印象です。
 
それに対しモンベルは、あくまでもアウトドアブランドで、
アウトドアジャケットにバックポケットを付けて、
更に若干の改良を施してサイクル用としているのではないかと感じます。
全体的に大きく、乗車時ばかりでなく降りた時も考慮したような造りです。
サイクルシェルジャケットが正にそうでした。
サイクルトレーナージャケットもその傾向があり、
例えばカーボンロード乗りが他ブランドと同等の使用感を求めると、
駄目ジャケットの烙印を押されてしまいそうです。
 
そこで快適に着用するための使いこなしも含めたレビューとしていきます。
 
 
①素材
モンベル独自のクリマバリア素材で、防風性能・透湿性能は普通レベルで、
パールイズミ5℃対応ウインドブレークジャケットと同等の温度レンジな感じです。
背面の裏起毛素材範囲が広いのもあり、登坂時の蒸れもそれ程でも無かったです。
ストレッチ性は「優れた・・・」とされていますが、今時の並レベル。
動きやすさは、ゆったり目のカットに助けられている部分も大きいです。
 
②シルエット
Lサイズで、脇下身幅52cmと広めで、さらにウエストまでほぼ寸胴なので、
かなりゆったり目のフィッティングとなります。
標準体型の方がコンプレッションインナーを着ただけでは隙間に風が入り込んで
寒いので、重ね着がお勧めです。
 
そこで私が準備したのは、同じくオレンジの
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メッシュと裏起毛の中間のような素材です。
コンプレッションインナーを中厚の吸水性良好なタイプにすることで、
汗冷え防止しつつも保温性良好なレイヤリングとなりました。
 
それでもウエストが緩くて風の侵入が気になる場合は、
ウエストベルト付きのリュックを背負う等の対策が必要になります。
 
 
③袖口
袖口は黒いストレッチ素材に切り替わっていますが、
絞りが少なく、拳を握ったまま余裕で通るほどで、手首に対してはガバガバです。
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袖口から盛大に風が入って寒い思いをしないために、合うグローブが限られます。
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左側の手首にフィットするタイプは袖口が押さえられなくてダメ、
中央のベルクロタイプも細くて短くて風が入ってしまう、
右側のラッパ状に外から被せるタイプだけが収まりの悪い袖口を完全にカバー可能。
 

④襟口
襟口も大きく、上記のジップシャツを着てもまだゆるゆるで、
そのままでは風が侵入して胸と肩がものすごく冷えます。
一応ゴムのドローコードも付いていますが、
細いため厚みのあるソフトシェル素材を安定して絞ることは期待できません。
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そこで隙間を埋めるためにネックウォーマーの出番となり、
私はワークマンで蛍光オレンジのを見つけて使っています。
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まあ何とも手のかかるウインターサイクルトレーナージャケットですが、
ここのところオレンジがマイブームなのでこの冬は気に入って使っていました。
追加購入したジップシャツも春秋はアウターとして使えるので無駄にはなりません。
MTBやツーリング系のバイクで工夫して使う分には悪くないジャケットと思います。