私は、頭部に関しては天然の断熱材が減少してきているため、
ヘルメットのインナーキャップにはこだわりがあります。
寒冷期には、メッシュ・裏起毛・前面防風・全面防風の4種を、
気温と登降坂の条件で使い分けています。
そのうち今回は裏起毛キャップに関してです。
8~9年程使用したパールイズミのキャップがさすがに劣化して
薄くよれよれになってきたので、同タイプに新調しました。
パールイズミ 489 ウォームキャップ

えっっ 表面が滑らかではない?
これでは裏起毛とは呼べない・・・
安心高品質のパールイズミ製、しかも今回は単なる買い替えで、
当然以前より良い物にマイナーチェンジしているだろうと全く疑わず、
良く調べずにポチってしまったのですが、まさかの失敗でした。
他の方が同じような失敗をされないためにも、書き残しておきます。
①サイズ・フィット感:〇
旧型は被りが浅く耳たぶが出てしまいましたが、若干深くなり、
頭囲58cm(ヘルメットLサイズ)の頭でも耳まで覆われるようになりました。
フリーサイズで対応頭周り57-60cmとされていますが、
締め付け感もそんな感じです。60cmを超えると厳しそうです。
②走行時の音の聞こえ方:〇

柔らかい素材で耳に密着するので、嫌なガサガサ音が出ることなく自然に聞こえ、
ダウンヒル中に背後から車が接近してきても感知可能です。
③素材:×

タイツ等でサーモドレス、サーマフリース、更にはその進化系と
多数の独自保温新素材を持っているパールイズミが、何故今さらポーラーテック???
ポーラーテック・クラシックといえばフリースの元祖ですが、
今となっては30年前の時代を感じさせる素材です。
両面起毛で厚みがあり、確かにペラペラになっていた旧型より保温性があります。
しかしすぐに毛玉が出来てゴワゴワする経験の多かったポーラーテック、
寿命は短そうです。とても8年なんて使えないでしょう。
そして外側も起毛しているのも問題点。
厚みがあるおかげで、ヘルメットがきつくなってしまったし、
表面が滑らかでないので引っ掛り非常に被りにくい。
太陽の方向に走る時はツバ付きキャップも重ねて被ることが有りましたが、
これでは不可能になってしまいました。
そして洗濯を2回行っただけで、表面は黒からグレー気味になり、
除去困難な繊維くず等が多数付着しています。
すでにみすぼらしい感じで、この先、人前にキャップ姿で立つのは気が引けます・・・
* * *
以上のような感じで、
ヘルメットサイズに余裕の少ない方、見た目を気にする方は避けた方が良さそうです。
そうでない方も、この製品自体にそれほどアドバンテージは感じられなく、
被りが深く保温性良好・カラーバリエーションが豊富・低価格と、
他にも良い選択肢は多くありそうです。
決して安いものではないので、よく検討して選んだ方が良いですね。
ウェア類を購入する際は、現物をよく見て試着して判断するのが一番ですが、
今回は、そのような環境にない地方在住者がよく犯す失敗の一例でした。