前々記事のスポーツフル・アナコンダジャケットは、練習等運動強度が高い時向けで、
パールイズミ風に温度表示すると5~10℃対応といった感じです。
ウインドブレーカーを羽織れば更に低温も充分対応できますが、
私はウインドブレーカー嫌い(ばたつく・蒸れる・バックポケット使えない)なので、
0℃対応のジャケットも更新しました。
冬場ロングライドを終日これだけで過ごせる、私にとって必須のアイテムです。
パールイズミ プレミアムウインドブレークジャケット 1500-BL
今年のモデルはショッカーの皆さんみたいな真っ黒で、恥ずかしくて着れないので、
昨年モデルの在庫を探し出しました。

袖の白い部分と、胸&腹(脇腹除く)の黒い部分がチタンフィルム入りの
プレミアムな素材です
腹の部分を拡大

黒い部分の左側がウインドブレークチタニウムで金属的な輝きがあります
右側はスタンダードなウインドブレーク生地

背中の徳利形状部分と袖の黒い部分のみが通風性のある裏起毛素材
元々使用していたのが2009型PWB2で、全面ウインドブレークのタイプだったので、
それに比べると、休憩時や観光地巡りしている時には背中が寒いです。
しかし蒸れにくくなって発汗量が抑えられているため、汗冷えはしにくく、
起伏のあるコースを一日走った際のトータルでは、こちらの方が快適です。
進化していて当然ですね。
寒さを感じやすい脇腹が、しっかりとウインドブレーク生地で覆われている点の
効果が大きいと思います。
ただし欠点もあります。
本品に限らずパールイズミの防風ウェア全般に言えることですが、
厚く・重く・ゴワゴワしている点です。
参考までに手持ちウェアの重量を測ってみると、
PEARL iZUMi プレミアムウインドブレークジャケット 550g
MAVIC スプリントサーモジャケット 420g
sportful アナコンダジャケット 395g
パールイズミが断トツで重いですね。
ドライ状態でこの差ですから、汗を吸うと厚みがある分さらに際立つと思います。
ロングライドから帰宅して、上から下までウェア一式を洗濯ネットに入れて測ったら
約3㎏もありました(驚
私は、快適で最高の肉体パフォーマンスを発揮できることを重視していますから、
この程度の重量差は全然気にしませんが、
軽量化命の方にとっては致命的な差ではないでしょうか!?
バイクの軽量化は100g1万円の世界ですから、ウェアも相応の物を選ぶべきですね。
超軽量なバイクに乗られている方には不向きなブランドかもしれません。
また、サイズ選びで若干注意が必要です。
チタンフィルム入りの生地はストレッチ性が有りますが、
スタンダードなウインドブレーク生地ほどは伸びないです。
プレミアムシルエットのおかげで、乗車姿勢を取った際にはバッチリ決まりますが、
それ以外の動作をした際に若干の窮屈さを感じます。
私はスタンダードウインドブレーク3500-BLでは、Lサイズを着られますが、
これは極寒時の重ね着を想定してXLを選んでおいて正解でした。
Lでは着るのが嫌になっていたかもしれません。(参考179cm,64kg)
店頭に3500-BLは置いてあっても1500-BLはなかなか置いてないと思いますので、
サイズ選びの参考までに・・・
* * * *
この冬、ウェア関係は他にもいろいろ購入してしまいましたが・・・(爆
紹介するのはここまでにしておきましょう。