都会で下宿中の長女。
だらしないところは誰に似たのか(爆)、自転車の鍵を無くしてしまい、
動かせない状態になっているとSOS連絡が来た。
そこで定期訪問に行ったついでに直してやることにしました。


娘のクロスバイクに付けているのは、GORINVブレーキ用リング錠GR920
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購入先より写真を拝借



鍵はロックしないと抜けないので、当然このようにロックされた状態となっています。
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錠を外すには、破壊するしかありません
戦う相手は強敵φ8mm鉄丸棒となります



出張修理なので、電動工具など持っていくわけにはいきません。
スポークとタイヤ、ブレーキに囲まれた狭い部位でもあり、
頼りない片持ち支持式の金ノコ1本での作業となります。
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切り始めは刃が滑ってしまい、焼きが入っているのでは!?・・・と焦りました
表層のクロームメッキが硬かったようです
幸い中身は軟鋼で、歯を小刻みに動かしてチマチマと切り進めます



油を差しながら格闘すること30分程、何とか切断完了
錆びて固着しかかっていたネジも慎重に緩め、無事に外すことができました。
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新しいリング錠を取り付け、ブレーキを再調整し、
切断時に邪魔で外していたキャリヤも再び取り付けて、作業終了となりました。
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実はこんな路上での作業でした
どう見ても不審者で、いつ職質されるかとヒヤヒヤものでした(笑



最初に連絡を受けた時には、鍵を2本も無くすとはと腹も立ちましたが、
まあこのママチャリ化クロスバイクにそれなりに乗っているということでもあり、
製作者としては、怒り半分・嬉しさ半分で許してやることにしました。
ただしもう次はないからなと念押しして帰ってきたのは言うまでもありません。