10月5日(木) 曇りのち晴れ 気温:14~21℃
今日は、今年3月に開通して以来ずっと行きたかった大崩海岸に向かいました。
10月に入って衣替えの時期が来た途端に気温が下がってきたので、
長袖アンダーは冷感から秋物へ、レッグカバーもUVカットからウォーマーにします。
ひたすら冷却を考えていた夏場と違い、ウェアに悩む季節になってきました。
また、2ndボトルのステン水筒も冷麦茶から温緑茶へと秋冬仕様に切り替えます。
そして恥ずかしながらまた腰を痛めてしまったため、カールトンでは厳しく、
前傾姿勢の弱いROVEで行くことにします。
お決まりの時刻8時15分に出発。
内房では、今時珍しい稲木干しが大々的に行われ壮観でした。

富士見峠の登りもR52と新東名が交差するあたりで終了。あとは一気にダウンヒル。

清水市街を抜けて久能海岸に出ると、強い追い風。ぐいぐい押されて進みます。

本ブログTOP記事の風車に寄ろうと、途中から太平洋岸自転車道に入りますが・・・

大浜公園から先は工事通行止め・・・行けません。

もうスピナジーディープは使わないだろうから、TOP写真を差し替えたいのに・・・
用宗の海上道路を通り、いよいよ大崩海岸に入ります。

あいかわらず風は強く、断崖絶壁を走ると飛ばされないかヒヤヒヤものです。


下りに入ると、いよいよ崩落個所に新規開通した浜当目トンネル!

全長は905m。自転車も通れるトンネルとしては長い部類です。

内部は2%ぐらいの勾配があり、焼津から用宗へ戻る時は少々気合が要ります
とはいえ、内部は明るく、上り下りとも中間に退避所があり、走りやすいです。

明るいとはいえ、前後ライトは必携です!
無事に通過し、焼津港の先の小川港へ。落ち着いた感じの好きな港です。

2年前にルーベで来た際と同じ駿河丸の岸壁を折り返し点とし、ここで昼食。

宇津ノ谷峠の迂回ルートと比較して往復で25kmの短縮となります
御前崎方面が再び射程内に入ってきました♪
対岸にある造船所ドックは1隻も入っていない・・・造船風景も好きだったのに残念。

帰りの大崩海岸は山側になりますが、時折荒々しい風景が見えます。

これは反対車線に寄って撮りました
往路は天国だった大浜~久能海岸は、帰りは地獄でした(苦笑

予報で北東6mの風でしたが、海岸沿いは10m程度吹いていたと思います
おかげで綺麗なヒツジ雲(鱗雲?)が見られました
かなり消耗したので、100km超えた興津宿公園でやむなく補給。

元々必要になるだろうと予想し、玄米おにぎりを準備してましたが(笑
ちなみにこの公園、水道・綺麗なトイレ・ベンチ完備で
しかも隣が交番でセキュリティも万全!
秋冬ライドはトイレ確保が大事で、良く立ち寄っています
残りも勢いを保ち続け、まだ20kmは走れそうな余裕を残して16時10分に無事帰還。

ROVE STは不思議なバイクで、
重いしタイヤ太いし、普通に考えれば走らないバイクなのに、
巡航速度はカールトンと大差なくて、疲れも出にくいように感じています。
正直言いますと、朝出発前に自宅の階段を担ぎ下ろす際には、
『うへぇ~今日一日こんな重いので走るのか』と思ったほどなのに・・・です。
(ボトル2本、サドルバッグ、弁当カメラ満載のフロントバッグ込みで17~8kg)
走り出してしまえば動きの鈍さはは感じなくて、
逆に荒れた路面では安心して突っ込んでいけて失速せずに進みます。
重さも無駄な重さではなく、各部を適切に強化してバランスが良いのでしょうね。
復活途上の私の力をもっともっと引き出してくれそうな気がしています。
走行距離/獲得標高:133km/750m Ave.:20.9km/h
