何周年・・・という表現をするには不適切な時期ではありますが、
自分なりの節目を迎えて、現在の気持ちを締めくくっておきます。

2007年3月8日に、我が家にJAMISダカールXCがやってきて、
本格的に自転車生活を始めてから10周年になりました。
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それまで移動手段にしていた"なんちゃって"MTBとは全く別物で、
軽く・思い通りに走ることに感動したのが、つい先日のように思い起こされます。

自転車の楽しさにどっぷりと嵌まり込み、その後は、このブログの書庫の多さに
示されるように、毎年のように新しい自転車に跨ることになりました。

  2007 JAMIS DAKAR XC COMP (XC-フルサスMTB)
  2008 SPECIALIZED ROUBAIX PRO (エンデュランスROAD)
  2008 SPECIALIZED S-WORKS HT (フラットバー ⇒ MTB ⇒ CX)
  2009 JAMIS DAKOTA AL (かみさんMTB)
  2010 DAHON CADENZA SOLO (折り畳みシングルギヤ)
  2011 DAHON π(pai)P8 (折り畳み小径車)
  2012 CENTURION BACKFIRE FLOAT800 (XC-フルサスMTB)
  2013 JAMIS NOVA RACE (シクロクロス)
  2016 ANCHOR RNC7 (クロモリROAD)
  2016 RALEIGH CARLTON-E (コンフォートROAD)
  2016 KHS F-20G (折り畳み小径車)
  2017 KONA ROVE ST (アドベンチャーROAD)

まさに煩悩の多さと飽きっぽさの表われですが(爆
それでも最初にMTBに乗ったのは幸せでした。
ロードバイクから入ったら、軽くて速いロード一辺倒になり、
他の自転車の面白さを知ることなく過ごしていた気がします。

体力的には、乗り始めて3年目の2009年が年齢的にもピークで、
行こうと思えば何処でも行けそうな気がしていた黄金期でした。
その後、世間一般ではロングライドなど無理と思われる病気や事故で沈みますが、
ここ2年程は身体ともうまく折り合いをつけて、
自分なりの枠組みの中で楽しく走れています。
今まさに第2次黄金期の真っ最中で、この状態を長く維持していきたいところです。




話は変わりますが昨日、所用で東京へ行き、帰り際に寄り道をしました。
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今年フルモデルチェンジし、気になっていたサス付きのルーベ。
試乗させて貰いましたが、懸念していたダンシング時のパワーの喰われも無く、
路面の凹凸をいなして伸びやかに進みます。素晴らしいバイクでした。
レース機材としては、現保有のRNC7とカールトンなど相手にもならない感じです。

しかしサイクリングの道具として考えると、ひいき目のところはありますが、
いい勝負、いやシチュエーションを選ばない万能さでは勝っていると感じました。
自分に合わせたバイクを仕立てるコンストラクターとしての能力に自信を持ちました。

また、プロが整備した最新のコンポに対し、自分で整備した型落ちコンポ、
操作感で見劣りを感じることはなく、これまた自信を持てました。

10年間、田舎で最近は走り仲間も居なくなり、ほぼ独学状態でやっていますが、
我ながらいい自転車ライフを送っているなと自己満足して帰ってきました。

そして久しぶりに思い入れのあるスペシャライズド、そしてレース機材に
触れたことにより、眠っていた製作意欲に火が付いたようです。
次の10年も落ち着いてしまわずに、いろいろと可能性を探っていきたいと思います。